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京都はテーマパーク? [日常生活]

 今日は彼岸の入り。朝は録画した深夜アニメを見たりしてから少し早めに出発。朝はひんやりしていたけれど、昼ごろからは暖かくなり、汗を拭き拭き京都東山の霊園へ。墓参をする。阪急河原町駅から祇園に向かうて歩くんやけれど、とにかく観光客が多い。特に中国語をしゃべる観光客は道いっぱいに広がった上に立ち止まったままで通行の流れをせき止めている。早いとこお墓に行きたいのにもうほんまに立ち止まりなやいらいらいらいら。ということを帰宅してから妻に言うと、「あなたも大阪に染まってきたんやねえ」と変な感心のされ方をする。京都人はそこらへんは辛抱する、のかな。私はもともとイラチやから関係ないと思うけれどなあ。
 妻によると「観光客は京都をテーマパークみたいに思うている」んやないか、とのこと。そやから普通に用事で歩いている者がいてるというようには考えんと行動するんやろうという説であります。そう言われたらそうかもしれんなあ。
 墓参のあと、少し遅れて「たちよみの会」例会に。古参Y氏が早々と来てくれていたけれど、所用でしばらくしたら帰ってしまう。ここからが針のむしろ。とにかくお客が多く、列をなして席が空くのを待ってはる。午後4時まで粘り切れず、少し早目に店を出る。「丸善」で文庫をたっぷりと買う。今月は書評などで気になった翻訳ミステリなどが中心。帰路、森達也「ニュースの深き欲望」(朝日新書)を読了。自分がちゃんと人の意見に流されずにいてるかどうか、森さんの本を読んでは襟を正すようにしている。現在の日本の危機は何かが、本書を読むとよくわかる。刊行のタイミングと森友文書改竄などがぴったりと合ったのは偶然かもしれんけれど、森さんの警鐘を時代が要請しているという証左やなかろうかと感じた次第。

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