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土俵上の曲者 [大相撲]

 今日はインターンシップの実習日。ただ、店が休みで行き場のない生徒、コロナ禍のため急遽休業したため行き場のない生徒など、諸般の事情で学校に居残りになった生徒たちのために、学校技師(校務員、用務員というところもある)の方にお願いして、校内の清掃など、技師さんのお手伝いをさせることにした。そのため、本日は実習先には担当の相方にだけ行っていただき、私は校内で連絡係を担当。
 冊子のプリントアウトなど、インターンシップ関係の事務作業も行う。
 午後は年明け初めの職員会議。会議終了後、事務作業を少しばかりして、定時に退散。
 朝から昼にかけて雨が降ったりやんだりしていたけれど、帰宅するころにはあがっていた。
 帰宅後は録画した相撲を見ながら夕食。照ノ富士、御嶽海、阿炎、阿武咲、妙義龍、王鵬が3連勝。正代は大栄翔になすすべなく押し出されて初黒星。正面解説の北の富士さんは完全に突き放してます。「これまで(の場所)もこんな感じだった」と取りつく島もない。
 見事やったのは宇良。貴景勝に食らいつき、上手投げにも体を寄せていき、同体で取り直し。取り直しの一番は貴景勝が思い切り突っ込んでくるところを読み切っていなし、バランスを崩しておいて押し倒す。殊勲インタビューでは息を荒げて何を聞かれても「わかりません」と答えるばかり。土俵上では曲者でも、インタビューではまだまだ真面目ですね。そやからというて今後、安美錦(現・安治川親方)みたいににやりとしながらインタビュアーの期待とは裏腹なことを言うような、インタビュー室の曲者になるかというと、そうはならんやろうけれど。
 そろそろ安美錦みたいな土俵上もインタビュー室も曲者なんていう玄人好みの力士の登場を期待したいものです。
 相撲を見たあとは少しだけ読書。
 オミクロン株はどんどん市中感染している模様。こういう状況で1時間半も電車やバスに乗って通勤するのは非常に不安なんやけれど、こればかりは自分で対策をきっちりしていかんとあかんね。

 今月の「たちよみの会」は新型コロナ感染者の急増のため、残念ながらお休みすることにします。やっとなんとか再開できたのに。この状況で人の集まるところに来てもらうのは危険やと判断しました。

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首チョンパ [テレビ全般]

 今日は成人の日。ハッピーマンデーのため3連休。成人の日が1月15日に決まったのは日本の伝統文化に由来するはずなんやけれど、なんでかしらん「日本の伝統」を声高に叫ぶ産経新聞が成人の日がハッピーマンデーになっても反対の声をあげんのですね。私の中で産経の評価が下がるのはこういうところなんやなあ。
 午前中はテレビ、午後は午睡。昨日もそうやって休みをたっぷりとったはずやのに、今日も午後になると睡魔に襲われて寝床に行くことになる。なんでや。
 夕刻起きてきて、相撲中継の録画を見る。貴景勝に土。照ノ富士は2日連続で「受けて立つ」相撲を取って勝っているけれど、毎日こうやといつか足元をすくわれるんやないか。
 相撲のあと、昨日録画して見られなんだ大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第1話を見る。このタイトルからして人形劇「ネコジャラ市の11人」のもじりやないかと思うんやけれど、ドラマの内容は大河ドラマ「草燃える」のもじりやないかと踏んでいる。北条政子が源頼朝にしなを作ってみせたりするのは、「草燃える」の政子の頼朝へのアプローチを誇張しているんやないか。
 笑うたのは、北条時政が、源頼朝をかくまっていることを息子たちから知らされて、それが平家につながる伊東氏にばれたら「わしゃ首チョンパだ」というセリフ。これは昔トンボ鉛筆を買うと景品として当たったドリフターズのメンバーの顔をデザインした鉛筆キャップで、それぞれの首が飛ぶという、今思うとかなりえぐいおもちゃ。鎌倉時代の武家が「首チョンパ」なんて言わんやろう。わざとセリフに入れていること間違いなし。脚本の三谷幸喜さんは私とほとんど同世代。「ネコジャラ市」も「草燃える」も「首チョンパ」もリアルタイムで知っている。
 大河ドラマに何を求めるかは人次第やろうけれど、少なくとも三谷脚本による大河ドラマやったら、こういう遊びは大歓迎なんやないかな。

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解説者泣かせの御嶽海 [大相撲]

 今日は完全休養日。例によって、テレビを見、午睡をし。夕刻起きてきて大相撲初場所の初日の録画を見る。
 中入り後の解説はもちろん正面は北の富士さん、向正面は舞の海さん。御嶽海の大関昇進について、出羽海部屋の先輩である舞の海さんは「今場所10勝したら大関に上げてもいい。大関になってから強くなるタイプの力士だから」と主張し、北の富士さんに同意してもらおうとする。そやけど北の富士さんは「ノーコメント」などと言うて言質をとられんようにしてはる。御嶽海への期待を何度も裏切られている北の富士さんにとってはそう簡単に舞の海さんの主張に賛同でけなんだんやろうな。それでも大関に昇進したら、そこから強くなるということには賛成。
 今日の御嶽海は快勝。そやからというて、これが長続きせんあたりが、解説者泣かせなんやろうね。

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寄宿学校の天才探偵 [読書全般]

 大相撲小言場所「令和四年初場所展望~御嶽海は全勝なら大関~」 を更新しました。

 今日は月例の京都の医者行き。阪急の特急で上洛。がらがらとまではいかずとも、往復とも座れるくらいにはすいていた。診療後、調剤薬局で薬を受け取ってから、すぐに帰阪。駅前の理髪店で整髪。さすがに髪がぼさぼさになって漫画みたいな髪型になったりして妻に笑われたりしていたので、時間のある時に行っておかんと。
 帰宅後、午睡。夕刻起きてきて、スマホをいじったり読書をしたり。夕食後も読書。やっとこさ読了した。明日からの連休は外出せずおとなしくしておこう。新型コロナウィルス感染症の新規感染者は昨年の9月なみになったそうな。うーむ。
 モーリーン・ジョンソン/谷泰子・訳「寄宿学校の天才探偵」(創元推理文庫)読了。全3冊にわたる長編の第1巻。ただし、文庫刊行時には単独で刊行されたので、1冊ずつ感想を。アメリカの人里離れた場所に作られた学校、エリンガム・アカデミーが舞台。この学校は一芸のある生徒のみが入学できる。推理マニアで、特に学校の創設者であるエリンガム氏の妻と子の誘拐殺人事件の真相を調べたいという少女スティヴィは入学を許されるが、同級生たちに作家、ジャーナリスト、ユーチューバーなどなどそれぞれ一癖もふた癖もあるものが集まっていた。スティヴィは事件の調査を始めるが、その事件をもとにした映像を作りたいというユーチューバーのハイエスに協力して事件関係の資料を提供する。その作品の製作途中、生徒の一人が死亡する事件が起こる。当初は事故ですまされるところだったが、疑念を持ったスティヴィはこれが殺人事件であるという確証を得るが……というお話。むろんエリンガム事件の謎も解明されていなければ、主人公の目の前で起こった殺人事件も解明されていない。米国では3冊は1年ごとの発行やったそうやけれど、スピードの時代である現代で、そんな悠長なことが普通な行われているという訳者の解説に驚いた。本書の邦訳は2020年の5月。完結編の3巻は2021年の10月。1年半かけての刊行ペースでも長いと感じたのに、3年かけてますか、本国では。
 思春期の少年少女たちのちょっとした感情の動きなどを活写している。そして級友の死が起こす波紋の大きさも。本書ではとうじょうじんぶつのせいかくなどをじっくりと描いたところで、最後に本題である殺人事件が起こる。おもしろいのは、主人公の推理少女が決して魅力的に描かれていないところ。いや、登場する少年少女みながほとんど躍動的やないんですね。日本やとそれぞれ一芸に秀でている者たちの抱えるコンプレックスをこうまであからさまに描くことはあまりない。これを米国の抱える病理と重ね合わせるのは簡単やけれど、そんなに単純なもんやないようにも感じられる。というわけで、2巻ではどのような展開になるのか楽しみですね。

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ちょっと今から仕事やめてくる [映画]

 今朝はすんなり起きられて、無事出勤。時間割変更で午前中4時間、インターンシップの時間。とはいえ実習に行く曜日やないんで、担当の相方が生徒に映画を見せることにした。
 むろんキャリア教育がらみの映画ということになる。見せたのは「ちょっと今から仕事やめてくる」。福士蒼汰、工藤阿須加が主演。辛うじて内定をもらった会社はとんでもないブラック企業。隆(工藤阿須加)はサービス残業の終わった夜、駅のホームで疲れて電車のくるところへ落ちかけるが、小学校のころ同級生だったというヤマモト(福士蒼汰)に助けられる。山本のおかげで生きる元気を取り戻した隆だったが、ヤマモトが実は同級生ではなく、しかもかつてブラック企業に勤めていて自殺していたことをネットで探し当てる。はたしてヤマモトという男はいったい何者なのか。せっかく取ってきた契約にミスがあり部長(吉田鋼太郎)にボロカスに怒鳴りつけられる。ミスの尻拭いをしてくれた先輩の五十嵐(黒木華)も勝手に隆のパソコンをのぞくなど挙動不審。絶望した隆は会社の屋上から飛び降り自殺をしようとするが……というお話。
 ブラック企業の実態がどういうものなのかは私はよく知らんけれど、この映画では非常にわかりやすくその姿を描く。後輩の成果を横取りする先輩などは、どう見てもやり方が稚拙で営業成績トップの凄腕を感じさせないのはいかがなものか。ヤマモトの正体はなかなかよく考えられているけれど、できすぎという感じもする。原作はメディアワークス文庫の小説。ライトノベルと一般小説の中間に位置するポジションの文庫なんで、ライトノベルにありがちなわかりやすくするためにかえって単純になったり設定に無理があったりという欠点が、実写化することでくっきりと見えてしまうという印象が残った。
 ただ、高校生の目にはブラック企業とはどういうものかがわかりやすく見えたやろうし、仕事はその企業だけやなく、広く社会を見て考えるべきというメッセージはダイレクトに届いたと思う。もっともヤマモトの正体に関しては「わかりにくかった」という生徒もいてて、ここらあたりがラノベ寄りの原作の限界かもしれんなあ。
 午後からは社会のプリントの作成など。定時に退出し、帰宅後は読書をしたりスマホをいじったり。夕食後、読書の続き。さすがに疲れたのかうとうと。で、やっとこさ起きて日記を書いてます。
 明日から三連休。新型コロナ第6波は勢いが止まらず。必要最低限の外出だけして、あとはひたすら自宅に籠ることにしよう。

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体の動きはスローモーション [日常生活]

 朝、起きられず。アラームで目覚め、スイッチを切ったらいつもはそのまま起きて支度をするのに、今朝はそのまま二度寝してしもうた。自分ではアラームを切った記憶はかすかにあるだけで、つまり目覚めてはなかったんやろう。目覚めたら、いつもならもう朝食をとっている時間。急がねばという気持ちとは裏腹に、体の動きはスローモーション。しかも鼻水とくしゃみで、これはまずい。少し遅れて出勤しても、そこでダウンして集中力を欠きつまらんミスをする可能性が高いと判断。とにかく通勤に時間がかかると、こういう場合は無理はしないことにしている。幸い今日は私は持ち授業がなく、情報の授業の補助のみ。
 朝食をとり、録画していた深夜アニメを見て時間をつぶしてから、いつもなら出勤している時間まで待って欠勤の連絡を入れる。
 内科医に処方してもろうた鼻炎薬ではなく、常備用の風邪薬を服用する。ただの鼻炎か風の鼻づまりかは経験上だいたい判断できるのです。今日のくしゃみと鼻づまりは風邪ですね。午後は風邪薬を服用してから午睡。これで体力も回復したか、夕刻以降は鼻の調子も良くなり、体もスムーズに動く。これなら明日はなんとかなりそう。
 夕食後は読書。
 新型コロナウィルス新規感染者は沖縄では900人を突破。山口と広島でもそれぞれ100人以が新規に罹患している。米軍基地がらみでクラスター発生というところ。東京、大阪も昨日の倍くらいになっている。ついに第6波がきたな。蔓防、緊急事態が出るのは時間の問題か。風邪ひきのまま外出してたら感染の危険性が高いところやった。明日の出勤は厳重に感染対策をせんならんな。

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データが見つからない [教育]

 今日から私は仕事始め。本来なら来週の火曜日から授業開始の予定やったんやけれど、新型コロナ禍で何日か休校が続いたんで、その穴埋めで明日から授業ということになった。
 授業準備や教材研究で1日ほとんどパソコンに向かう。昨年の総選挙の年代別投票率の一覧がないかと検索したけれど、2017年の総選挙のデータはあっても2021年のものがなかなか見当たらん。
 総務省のサイトでやっとこさ「抽出調査」を見つけ、これまで使うていたパワーポイントの2017年の表と数字を入れ替える。こういうものは最新のデータやないと1年生には身近に感じられんのやないかと思う。選挙に感心のない生徒にはどっちでもええのかもしれんけれど。
 投票率を電卓で計算したり、けっこう手間がかかった。早いところ終わったら時間休をとって早退しようと思うていたけれど、結局定時に退出。
 帰宅後は読書。なかなか一気に読んでしまえんなあ。
 一時は落ち着いていた新型コロナウィルス感染症やけれど、この正月から一気に感染者が増えた。沖縄では600人を越し、大阪では200人を越した。京都は92人とそれでもかなり増えた。また、府立高校では北野高校がクラスター。教員も含めて19人が感染とか。他所のことでは済まされん。お山の学校でもいつどうなることか。2月末に予定している父の三回忌は親族を呼んで行うつもりなんやけれど、明日以降の様子を見てまたも家族のみで行うよう予定を変更という可能性も出てきたな。

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バーナード嬢曰く。 6 [漫画]

 本来なら今日が仕事始めなんやけれど、1日だけ休暇をとって正月休みをのばす。ただし、起床時間はなぜか平日通り。リズムを作るため、朝食までは平日と同じ時間で動く。
 午前中は昨夜録画した「ルパン三世」や、ためていたアニメ「白い砂のアクアトープ」の残り全部などを見て過ごす。
 今日も朝昼とも餅を焼いて食す。食後、午睡。私が寝ている間に妻は日帰り帰省。夕刻起きてきて、読み残していた雑誌を読む。夕食は冷食のチャーハン。なんか一人ものみたいな食事やな。そのうち妻が帰宅。かなり疲れた様子。私の風邪はかなりましになり、全身凝りも軽くなってきた。これなら明日の仕事始めもなんとかなるかな。
 昨日読んだ漫画、施川ユウキ「バーナード嬢曰く。 6」(一迅社)の感想を少し。もともと高校生たちが名言についてたわいないおしゃべりをする漫画が、読んでいない本をさも読んだかのように見せる方法を開陳する町田と、それに突っこむ神林というスタイルになり、そこに男子の読書家遠藤と、シャーロックホームズなどミステリファンの長谷川が加わって、読書蘊蓄マンガみたいになり、町田が本当に読むようになり、と展開してきた本作も、6巻目に至っては本に対する蘊蓄は減り、4人が閉じた世界で青春している。この変化を是と見るか非と見るかで評価も変わるだろう。私は、町田さわ子がいかに読んだふりをするかというあたりが一番好きやったんで、本巻の青春群像劇みたいなのはあまり面白くない。それやったらもっと違う漫画家のものを読めばええんで、こういう展開にするんやったら、そろそろ高校を卒業させてそれぞれの道を歩ませてやったれやと思うのですね。もっとも読書蘊蓄の部分は変わらず楽しいし、ばっさり断ち切ってしまうのも惜しい。たぶん7巻も買うんやろうなあ。

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人面瘡 [読書全般]

 朝からアニメ「鬼滅の刃 遊郭編」を見る。正月でまだ深夜アニメはお休みやというのに、これだけは当たり前のように放送していた。どんだけ優良コンテンツやねん、と思う。
 餅を焼いて食しながら、大河ドラマ「青天を衝け」の残りを全部一気に見てしまう。渋沢栄一役の吉沢亮さんは、さすがに老けメイクにしても老人役は苦しかったなあ。声が若いまま。歳をとると、声の張りがなくなってしまう。カサカサな感じになる。そこまで声を作るのは難しかろう。常田富士男さんなどが若い頃から老け役が多かったのは、容貌もさることながら、あの独特の枯れた声があったからやと思う。声優でも若々しい艶のある声質の人はどんなに実年齢が高くても老人役はやらへんもんな。とはいえ、まだキャリアが浅いのに、ようがんばったと思います。
 昼食も餅。食後、スマホをいじったり、年賀状を取りに行ったり、amazonで注文した漫画「バーナード嬢、曰く 6」が届いたんで、一気に読んだり。午睡の後は、読書。
 元日に亡くなった従兄は家族葬で弔うたとのこと。時節柄やむを得まい。というよりも、最初からそうしはるんやろうと思うてました。寂しいけれど、仕方ない。
 横溝正史「人面瘡」(角川文庫)読了。今年はある程度まとめて横溝正史を読もうと思うてます。映画化された代表的なものを数冊読んだだけなんやけれど、昨年角川文庫で絶版になっていたものがいくつか復刊されたのを機に、読んでみたいと思うたのです。手始めに短編集から。文章は猟奇的な殺人であるかのようにしていても、短編を読むと横溝正史という作家が本格ミステリの書き手やったということがはっきりとわかる。表題作は、脇に人面瘡があるために控えめな人生を送っている女性の、奔放な性格な妹が殺害された事件を描く。面白いのは金田一耕助のアパートの隣人の一人称で語られる「蝙蝠と蛞蝓」。むさくるしい風体の金田一が殺人犯と思われてしまうのが愉快。本書におさめられた短編はいずれも女性が殺害されるものばかり。不幸な女性もいれば、強欲の末に殺されてしまう女性もいる。作者はそれら被害者に対し、当時の女性の置かれた環境を鑑みてか、どんな悪女でも突き放したような描き方はしていない。いずれも陰惨な殺人事件でありながら、どこかに救いがあるのが特徴。予想以上に楽しく読めた。これから横溝作品をどんどん読むのが楽しみになってきた。

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バレンボイム3度目のニューイヤーコンサート [音楽]

 例年は妻は2日に日帰り帰省するけれど、昨日帰省したので今日は在宅。1日で両方の帰省をすませてしもうたんで、なんかもう正月が終わったみたいであります。
 とはいえ、昨日録画した「ウィーン・フィルのニューイヤーコンサート」を視聴してると、ああ、正月やねんなあと思う。昨年は無観客やったけれど、今年は人数制限をしながらも観客がいてる中での開催。興行というものはやっぱり観客がいてこそやなあと、ここでも実感。
 演奏はというと、80歳になったダニエル・バレンボイムが3度目の指揮。以前はもう少し重厚な感じやったように記憶しているけれど、今年はほとんど楽団員にお任せみたいな感じで、選曲もこうもり序曲、千一夜ワルツや天体の音楽、シャンパンポルカなど定番中の定番が並ぶ。2年ぶりの観客に、おなじみの曲で楽しんでもらおうというような感じがしたな。よって、バレンボイム氏もオケを統率するというより、好きな風に音を鳴らして下さいというような実にリラックスした感じ。ウィーン・フィルの事務方も、そういう意図で御老体にお出まし願うたんやろう。
 放送で一番よかったのは、日本のNHKのスタジオでゲストのピアニスト、反田恭平さんが弾いた、ピアノ版の「ピツィカートポルカ」やったもんなあ。それってどうよ。
 来年はフランツ・ヴェルザー・メストと発表。夏のシェーンブルンコンサートで、ウィーン・フィルに初めて「スターウォーズ」を演奏させたりした人ですからね。今度で3度目になるけれど、かなり期待できそう。
 雑煮を食べて、午睡。夕刻から読書。明日もだらだら寝正月になるかな。

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