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卒業式の音楽 [季節ネタ]

 今日は卒業式。そして、父の祥月命日。新型コロナウィルス感染症発症からちょうど1ヶ月。私にとってはいろいろな思いがつまった日となった。
 というわけで、去年に続き今年も体育館の上のギャラリーで生徒指導。卒業式が始まるまでにかかっていたのはバッハのヴァイオリン協奏曲。卒業証書授与のBGMはパッヘルベルのカノンとバッハのいわゆる「G線上のアリア」。
 定番にしていて楽なんやろうけれど、バロック音楽というのはそんなに厳かに聞こえるものなんかなあ。私、毎年これやと飽きてきた。私やったら式が始まるまではベートーヴェンのピアノ協奏曲「皇帝」の第2楽章を繰り返しで流しておいて、生徒が入場いる時に第3楽章に切り替えるとか、そういう統一したイメージを作りたいなあ。卒業証書授与のバックにはマーラーの交響曲第9番の終楽章を使いたい。
 前任校では卒業証書授与のバックにはベートーヴェンの交響曲第9番の第3楽章を繰り返して流していた。最初に決めた人が誰かは知らんけれど、心穏やかになるええ感じの曲やもんな。あれは私はええなあと思うていた。
 30数年前に講師として勤務した定時制高校では、BGM選曲をクラシック好きの方といっしょにまかされて、生徒の答辞のバックにブラームスの交響曲第3番の第3楽章をしよう。静かで物悲しい曲で、別れの心境を盛り上げたと思うけれど、今やとあれはよう使わんな。弔辞のバックみたいやもんな。
 てなことをつらつらと考えておりました。
 体育館はさすがに寒く、昨日からしんどかったので、式の片付けが終わり、昼食をとると、午後から半休をとって帰宅。帰るとすぐに式の記念にいただいた紅白饅頭を食べ、それから午睡。さすがに疲れてたんやね、速攻で就眠し、爆睡。来年はフロアの職員席で座って参列したいものです。

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