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宇宙アニメのスタンダードは [SF]

 今日も授業「時事問題」ネタです。
 先日「はやぶさ」についてビデオを見せたり新聞記事を読ませたりしたので、今日はその発展形でインターネットを使うて調べ学習をさせることにした。
 ところがですね、昨日の今日で疲れ果てていて頭が働かんのですわ。「日本の宇宙開発の歴史を調べよう」というのをまず思いつく。続いて、「調べた中で、日本製の宇宙ロケットや人工衛星で印象に残ったものを3つあげ、それについて説明しよう」などというのを思いついた。これでは時間がもたない。
 考えた。
 過去とくれば未来や。「今後予定されている計画について調べ、将来あなたが期待する(夢見る)宇宙開発について書きましょう」なんてのはどうや。
 これでもまだ足りないなあ。というわけで苦しまぎれに「あなたの好きな『宇宙を舞台にした映画、ドラマ、アニメ、小説、漫画などのタイトル』を2~4あげ、その内容や魅力について書きなさい」てのを付け加えた。むろん生徒たちはSF者とは限らん。
 国産のロケットや人工衛星では「かぐや」やとか「ひまわり」、中には「まいど1号」をあげる生徒もいた。驚いたのは「ペンシルロケット」をあげた生徒ですなあ。マニアックなんだかなんなんだか。
 宇宙を舞台にした作品は、私の予測ではほとんどが「スターウォーズ」をあげるやろうと思うていたが、意外に少なく、なんとベスト3は「機動戦士ガンダム」「銀河鉄道999」「宇宙戦艦ヤマト」やった。
 私は思わず言いましたよ。「君らいったいいくつやねん」。おっさんの私の青春時代の作品やないか。しかしまあ、よう考えて見たら、誰もが知ってるスタンダードな作品となるとこういうところに落ち着くんかねえ。「ブラネテス」とか「宇宙のステルヴィア」なんてアニメのタイトルが出てきたらその生徒に声をかけてSF小説をたんと読ませたったのになあ。そんな生徒はいてませんでした。「カウボーイ・ビバップ」もなかったわい。
 というわけで、SFアニメブーム全盛時代の作品は、スタンダードナンバーとして今の10代にも親しまれているのでありました。
 あ、中には「インディペンデンス・デイ」や「宇宙戦争(トム・クルーズ主演の方ですね。ジョージ・パル監督とかいうたらその生徒に声をかけてSF小説をたんと読ませたったのに……そんな生徒やったら小説もちゃんと読んどるか)」と書いている生徒もいてた。宇宙から侵略者は来るけど、舞台は地球でしょうが。
 あと、「ドラゴンボールZ」もちょいちょいと。確かに「ナメック星」とか出てくるけど、宇宙が舞台という感じやないんですけどね。

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関西芸術座「ティーンズ・シャドー」 [演劇]

 今日は勤務校の芸術鑑賞日。今年度は演劇を見る番で、関西芸術座 「ティーンズ・シャドー 女子拳闘物語」 を吹田メイシアターで見る。
 昨年芸術鑑賞の担当になってから、上演作品の選定から交渉、打ち合わせなどを何度も行ってきただけに、やっと当日がきたかと思うと感無量であります。
 内容は、定時制のボクシング部が舞台で、廃部寸前のクラブに女子が4名入部してきて、それぞれ家庭の事情やらいろんな問題を抱えながらボクシング部に打ちこんでいくという筋書き。学校向けの芝居やから、たとえばつかみの部分にダンスや歌を入れてみたりとなかなか工夫(苦労?)してはる。
 よくあるパターンの筋書きとはいえ、ボクシングリングを模したセットや、迫力のあるボクシングシーンなど、はじめて観劇をする生徒たちにも生の迫力が伝わるような作りになっていて、最初はざわついていた生徒たちも次第に集中して見るようになり、終演時には大きな拍手が起こった。
 校長を楽屋に案内してあいさつしてもろうたり、演劇部の生徒を残してキャストの方と交流する場を設けたり、芝居がはねてもけっこう長い時間残っていた。もう一人の担当者の先生もよく動いてくれはって、私の及ばないところをきっちりフォローしてくれはって、なんとか成功裡に終わってよかったよかった。
 1年以上かけてきた仕事が終わり、帰宅したらどっと疲れが出たけれど、タイガースがブラゼルの3打席連続ホームランなどで快勝し、気分は爽快。
 さて、明日から気持ちを切り替えて日常業務に集中せねば。

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琴光喜ら追放へ [大相撲]

 愛すれどTigers「金本通算450号ホームラン!」 を更新しました。

 琴光喜と元関脇貴闘力の大嶽親方は角界追放ということになりそうですな。大口の賭け金で派手に博打を打っていて、それが暴力団の資金源になっていた可能性が高いとなると、これは止むを得まい。その他の力士も大量謹慎という形で名古屋場所は開催されそうや。
 こうなったら閑散とした会場で博打を打たん力士たちが必死に相撲を取るしかないやろう。
 武蔵川理事長も謹慎となるもようで、この際やから元横綱武蔵丸の振分親方に年寄名跡を譲って武蔵川部屋も代替わりしたらどうやろう。理事長がそうしたら、他の親方連中も少しは気を引き締めることやろう。
 新理事長にはクリーンなイメージのある元大関魁傑の放駒親方が当面就いて、角界を改革する意識の強い貴乃花親方を№2の事業部長に抜擢し、ゆくゆくは貴乃花理事長という道筋をつけるくらいのことをしてくれれば、相撲ファンにもそうでない人にも納得がいくんやないか。また外部顧問として角界を離れた元横綱の輪島さんや元大関のKONISHIKIさんを招聘し、角界の外で経験した苦労を協会に生かしてもらうことも考えてはどうか。
 元幕内片山の証言によると「野球が楽しくて相撲どころでなくなった」そうやから、野球賭博一掃後は各力士が相撲に純粋に打ち込み、白鵬や把瑠都に対してもこれまでよりもずっと内容のある相撲を見せてくれたらいうことなし。
 もっとも、土俵上でどんなに熱戦を展開しても、現状ではそこは評価されにくいやろうなあ。幕下で必死になって相撲を取る若手たちの姿なんかもっと目に入らんやろうからなあ。

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「扇町寄席」終了 [演芸]

 日曜日は例によってテレビの日。まあしかし深夜アニメから早朝アニメにかけて毎週毎週よう見るもんじゃ。
 アニメ以外も見ています。落語です。関西テレビで月に2回放送されていた早朝の落語番組「扇町寄席」が今週で終わり。今日は笑福亭三喬さんの「転宅」。最終回にふさわしく今後の上方落語を背負う一人を選んだところが嬉しい。次は8月に桂塩鯛襲名記念のスペシャル版を放送するということで、今後は単発の番組になるみたい。
 若手から中堅どころをバランスよく出演させ、司会の桂南光師匠と月亭八光さんが掛け合いで進行する「落語入門講座」みたいなオープニングも楽しかったんで、もっと続けてほしかったなあ。一定の役割は終えたということなんやろうか。
 これでまた民放で定期的に落語を見せる番組がなくなった。
 よみうりテレビの「平成紅梅亭」、そして関テレの「扇町寄席」。ときたら次は毎日か朝日にやっていただくしかないでしょう。朝日はラジオで「なみはや亭」をしてるから、これをテレビでも放送するとかでけんもんかなあ。

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番付発表延期 [大相撲]

 大相撲名古屋場所の番付発表延期ということで、これは琴光喜除名を想定してのことか、名古屋場所開催中止を想定してのことか、どちらにでも対応できるようにということか。
 どっちにしてもまともな形で本場所を開くことはおそらく不可能やろう。
 ところでNHKに相撲放送の中止を訴える人たちのうち、ふだんから相撲中継を見ているのはどれくらいの割合なのか、知りたいな。私は中継してほしい。どんな不祥事が起こったとしても、本場所を開催し、野球賭博に全く関わってない力士が汚名返上をとがんばっている姿は見たい。白鵬が見たい把瑠都が見たい琴欧洲が見たい日馬富士が見たい。
 相撲に関心のない人は見なんだらええことですやん。もしやってるのに見られへんということになるなら、受信料をちゃんと払うている者の一人としては納得でけん。
 協会と博打好きの力士はいかん。そやけどちゃんと精進してる力士はどうなる。そういう力士を応援したい者の気持ちはどうなる。こういう時にふだん相撲に関心のない者がしたり顔で批判するのに対しては言うてほしくないなと思う。
 ともかく、これで開催中止の可能性が濃厚になったようには思うね。ファンとしてはつらいのがありますよ。

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角★コミの読み方 [日常生活]

 森薫「乙嫁語り」第2巻のコシマキに「角★コミ」と書いてるのを見た妻がついつい「すみ こみ」と読んでしもうたそうです。これは「角川グループコミック祭り」の総称らしいから本来は「かど こみ」と読むべきなんでしょうなあ。
 そやけど、関西人、というかテレビ「ちちんぷいぷい」を見ている人または昔から毎日放送の深夜テレビなんかを見てる人やったら「すみ」と読んでしまうよなあ。あるいは関西のSFファンダム古手の人も「すみ」と読んでしまうかも。
 ここらあたり他の地域の人にはわからん感覚やろうけど、「角」というたら「すみ」なのです、関西では。
 わからん人は角 毎日放送で検索 してみてください。それでも「角」=「すみ」とダイレクトに反応してしまう感覚まではわからんか。

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日本人単純化作戦 [日常生活]

 参院選が公示されて、近くの中学校に設置された掲示板にさっそく立候補者のポスターが貼られていた。
 さすがに岡部まり候補のポスターは目をひくなあ。タレントとして長年やってきたのは伊達やないということですな。
 泡沫候補がもっともっと出てきてほしいのは今回も変わらんのやけれど、まあ多くは望むまい。
 それはそうとマスメディアは菅丞相の「消費税増税」案をクローズアップして、まるで「消費税10%是か非か」の国民投票みたいに思わせるような見出しをつけている。
 懲りてへんなあと思う。
 これでは小泉内閣の「郵政民営化」の国民投票みたいになった総選挙と変わらんやないの。ひとつの政策だけに焦点を絞るような報道の仕方やと、「政権交代への評価」という意味合いを持つ今回の選挙が矮小化されるような気がするのですね。
 こういうことに慣らされると、有権者は二者択一しかでけへんようになってしまうんと違うかと心配になるなあ。
 かくしてマスメディアの「日本人単純化作戦」は着々と進行しているのでありました。
 そんな作戦はないか。

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さすがは「アサヒ芸能」 [大相撲]

 大相撲の力士たちによる野球賭博事件やけれど、今週発売の週刊誌がそれぞれの角度からいろいろと書きたて始めた。コンビニでその記事だけ「巡回」してみたんやけれど、一番生々しかったのが「アサヒ芸能」ですな。現役の暴力団員に取材して、微に入り細を穿つようにその実態をあばきだしている。
 さすがというかみごとというか。暴力団関係の記事ならば「アサ芸」というだけのことはあるね。これはさすがに琴光喜の賭博常習を最初に記事にした「週刊新潮」でも食いこみにくいところやろうなあ。
 それにしても、今回名前があがってきた力士のほとんどが大学相撲か高校相撲の出身者ですわ。中卒から角界に入っている力士の方がかえって相撲にだけ打ちこんでたりしているのかもしれんね。大学の相撲部では何を学んできたんかいな。
 まあ、相撲が強いというだけで大学に入れたような人がほとんどで、しかも相撲部という狭い世界でお山の大将になってふんぞり返ってたりしてた人もいてるし、三顧の礼で大相撲入りし、幕下付け出しという特権を与えられた力士は下積みの苦労も知らなんだりするわけで、そういう力士の方が考え方も甘くなるやろうから、かんたんにひっかかるのかもしれんね。
 NHKも名古屋場所の相撲中継をやめる可能性があり、そうなると私にとっては相撲を見るという楽しみが奪われることになるから、そんなんやったらいっそのこと場所そのものを中止にしてくれた方がええなあ。
 それにしても横綱として重責に耐えている白鵬が気の毒でならん。今が気力体力とも充実している時期だけに、こんなことでは相撲に集中しきれないで連勝記録がストップしたりするかもしれんな。
 長年の相撲ファンとしては白鵬や把瑠都にベストコンディションで土俵に上がってほしいので、決着がつくまで本場所の開催を見合した方がええのかもしれん。

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教育実習生きたる [教育]

 今年も教育実習のシーズンがやってきたのでございます。私の担任クラスには、勤務校の卒業生がきているのでございます。ただし、私は教えたことのない生徒なのであります。それでも実習生の同学年の生徒たちを教えていたのであるからして、共通の話題がいろいろあったりして、まあ教え子みたいなものです。
 私もかつてはこのようにして実習を受けて現在があるわけやから、次代を背負う若者たちにこうやって引き継ぐのは恩返しみたいなものやと思うのでありますね。
 とはいえ、私の実習はかなり悲惨なもので、指導教官が実習開始の前日に病気になって長期休業に入り、急遽学生時代に教えてくれたベテランの先生にバトンタッチとなったのですが、その先生が生徒指導部長でむちゃむちゃ忙しく、まとまった時間を取って指導してもらうことが難しい。なんかわけのわからんまま、他の先生の授業の見学もままならぬ状況で、ひたすら講師のように授業をしていたのであります。もっとも担任クラスだけはもともと恩師にお願いしていたので、そちらの指導は大丈夫やったけど。というか、それで「教員というのも進路として考えてもええかな」と思うようになったんやから、人生何が転機となるかわからんものです。
 というわけで、この2週間が実習生たちの転機となるような、そんな充実したものになったらええのになあと、これはもう心から願うのであった。

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最終回の再掲載 [漫画]

 愛すれどTigers「ブラゼル2試合で3発!」 を更新しました。

 すごいなあ。「鋼の錬金術師」の最終話が、8月発売のコミックガンガン9月号で再掲載 やなんて。同じ話が2ヶ月続けて掲載なんて前代未聞やないか。以下、読売新聞のサイトより引用。

“11日発売の漫画誌「月刊少年ガンガン」7月号(スクウェア・エニックス)で発表された、荒川弘さんの漫画「鋼の錬金術師」の最終話が、8月発売の同誌9月号で再掲載されることが21日、分かった。
 7月号は、通常より2割多い部数が発行されたが、同作の人気で完売状態となり、読めないという苦情が多く寄せられたためという”

 たいていは増刷するでしょう。印刷と製本のスケジュールの関係から増刷でけへんのかもしれんなあ。
 私は漫画連載は読んでへんけれど、アニメの最終話に向けての盛り上がりを見ていたら、確かに最終回だけでも早く読みたいと思うよね。
 アニメと漫画のラストが同じとしたら、来月号の再掲載やとどんなラストかはアニメで先にわかってしまうから今月号ほどの反響があるかどうか。そやけど漫画は漫画として読みたいという読者の要望は当然あるわけで、こういう措置になったんかもしれんな。
 ひとつの漫画の最終回にこれだけの反響があるというのは、なかなかないことですな。もっとも力石徹の葬式をほんまにやってしもうた「あしたのジョー」みたいな社会現象にまではなってへんわけやけれど。
 それにしてもここまでファンに求められる漫画を描いた荒川さんは漫画家冥利に尽きるやろうねえ。

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