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夏バテにはゴジラのテーマ [音楽]

 日記を書く前に、妻と「今年の芸術鑑賞はセンチュリー交響楽団にお願いして、曲目はフィンランディアとかで……」てな話をしていた。一応楽団の組んでくれたクラシックなんかほとんどきかへん高校生向けの入門プログラムでお願いすることになるんやけれど、こちらからも「こういう曲を入れてほしい」と多少はリクエストもできるかも。
「それやったらはげ山の一夜を」と別に自分が聴くわけでもないのに妻がリクエストする。
 ほかにもいろいろと曲目が出たのですが、「ゴジラは?」なんて言われると、頭の中にゴジラのタイトルテーマが響きむしょうに聴きたくなってきて困ってしまう。
 話を終えて「さあ、日記を書こう」とパソコンに向かう。
 ふと思い立ち、伊福部昭「SF交響ファンタジー」のCDを引っ張り出してきて聴きながら書くことにした。
 広上淳一指揮日本フィルハーモニー交響楽団の堂々たる演奏であります。東宝の怪獣映画の楽曲をオムニバス的につなぎつつひとつにまとめたもので、1番から3番まである。
 おおおおおお、「怪獣総進撃」マーチのパートなんかもう血がたぎってくるぜい。
 これは今は廉価盤でも販売しているはずなんで、お持ちでない方はぜひ一枚常備しておかれることをお勧めしています。私の持っているのはその廉価盤のCDで、「ゴジラ・ゴジラ・ゴジラ!-ゴジラ ベスト」というタイトルで発売されている。
 ただ勇壮なだけやなく、なんともいえん陰のあるメロディラインに思わずキーボードをたたく手を止めて聴き入ってしまうのでありますね。
 うん、元気が出てきた。音楽の力ってすごいなあ。

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6月にアッチッチ [日常生活]

 大阪では観測史上初めて6月にして「猛暑日」を記録いたしました。
 なんというか、聞くだけでアッチッチな響きの言葉ですね。去年は5月からずっと真夏日を記録し続けていたアッチッチな年やったけど、今年は梅雨もちゃんと梅雨としてきたし、なんて思うていたらいきなり「真夏日」「熱帯夜」そして「猛暑日」ですもんねー。
 もっともそんなアッチッチな日でも我が家はエアコンなんてスイッチも入れません。節電に協力してるわけやないです。うちにはエアコンなるものがないからね。そのかわりHDDレコーダーが常時動いているから、そちらで電力を食うてますわははは。
 あ、職場にはちゃんと各部屋に冷房は入ってます。これが教室の場合難物で、摂氏28度になったら自動的に切れるように集中管理してある。熱気むんむんの男子は「暑い暑い暑い」というし、冷えやすい女子は「冷える冷える冷える」と肩掛けやカーディガンを羽織っている。あちらを立てればこちらが立たず。冷房のコントローラーを託されている教員としては迷うところなんやろうけど、私迷いませんっ。
 つけます。
 元来汗かきで暑がりの私は、コンクリートで固めた部屋で若者たちの熱気に当てられながらぼたぼたと額からこめかみ、そしてあごをつたう汗をしたたらせながら仕事なんてしたいわけないでしょうが。
 私、つけます。切ったりするもんか。熱中症で生徒たちが倒れる前に自分が倒れたらたまりまへんがな。

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チャンスの芽を摘む相撲協会 [大相撲]

 力士が名古屋入りし、番付も発表され、いよいよ本格的に相撲が再開されるんですなあ。長年相撲を愛好してきた私としてはこんなに嬉しいことはない。
 ところで先月の「技量審査場所」でテレビ中継のないのを癒してくれてた「ニコニコ生放送」での配信が、今場所はないということがわかった。相撲協会の公式サイトでは引き続き配信するらしいけれど。
 これは残念なことでありますね。相撲初心者の書き込みに対し、くわしい人たちがレスポンスしてたり、いい相撲には拍手を意味する「8888888888888」という文字が画面を埋め尽くしたりと、視聴者がダイレクトに参加することによって新たなファン層を開拓できたと思うたのに。「技量審査場所」で興味を持った人たちを相撲ファンとして定着させれば、今後のファン層拡大の大きな手掛かりになると思うていたんになあ。
 毎日新聞のサイトによると、こうある。
“「ニコニコ動画」などでの配信をやめた理由について、協会は「もともと技量審査場所に限っての話だった。先場所はNHKの中継がなく、より多くの媒体で配信したが、名古屋場所は中継が復活したため」と説明した”
 うーむ、協会は何を考えておるのか。一番困っていた時に協力してくれた「ニコニコ動画」に対して感謝せねばならんやろうと思うのに。そして、その感謝を形としてあらわすには、権利料などは度外視して配信の継続をしてもらうのが一番ええ方法やと思うのになあ。
 「ニコニコ動画」での配信はぜひ継続していただきたい。相撲の新しい楽しみ方へのヒントが先場所のネット配信にはあったと思うしね。今場所からの配信中止は自らその芽を摘むような行為やないかと思うのでありますね。

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ピーター・フォークの死 [追悼]

 愛すれどTigers「再開リーグ戦はジャイアンツに連勝」を更新しました。

 俳優のピーター・フォークさんが亡くなった。近年は認知症やったというような話も伝わっていたけれど、ついに神に召されたか。
 むろん、ピーター・フォークさんというたら「刑事コロンボ」。小学6年生の私の心をつかんではなさなんだ。よれよれのレインコートにぼさぼさ頭。いたるところで葉巻の吸い殻を落とし、よたよたのプジョーには「ドッグ」という身も蓋もない名前の愛犬が。ビバリーヒルズの住人たちが起こす完全犯罪を、隙を作って油断させて追い込むその筋立てには、ミステリやSFをそろそろ本格的に読み始めた子どもにとっては日本の人情刑事ものにはない切れ味があってすっかり魅了された。
 脚本家の三谷幸喜さんもそういう一人やったんやろう。「古畑任三郎」という自分の「コロンボ」を作ってしもうたくらいなんやから。「古畑」を初めて見た時に「ここにも同好の士はいる」と喝采したものです。
 コロンボを語り出したらきりがない。私以上のコロンボ・フリークはようけいてはるからね。山岸真さん、冬樹蛉さんあたりとは一度夜っぴいてコロンボ談義をしたい。「溶けた糸」「二枚のドガの絵」「パイルD-3の壁」「断たれた音」あたりが私のベスト。一度シリーズが打ち止めになってから再開された「新・刑事コロンボ」は(まだすべては見てへんけれど)旧シリーズほどの切れ味には欠けるものの、それなりに健闘している。そやけどね、犯人が小物になり過ぎたきらいはあるなあ。
 コロンボ以外やと、大泥棒の首魁を演じた「ブリンクス」や、女子プロレスのセコンドを好演した「カリフォルニア・ドールス」なんか、世間での評判は今ひとつやったけれど、私はけっこう好きやったなあ。あ、「ベルリン天使の詩」はちゃんと見てへんから語れへん。ちゃんと見ておきたい映画のひとつではあるんやけどね。
 コメディ・リリーフの個性派脇役俳優が秀逸なテレビ・シリーズで脚光を浴び、映画でも主演をかちとった。優れた企画にしっかりとこたえる演技力があったればこそです。
 謹んで哀悼の意を表します。

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扇風機に注意 [季節ネタ]

 とにかくよく汗をかく。暑いから。
 先週から突如猛暑。今月の最初の週はまだ夜になるとひんやりしていて、フリースを引っ張り出して着ていたんですぞ。今は上はTシャツ一枚。1ヶ月の最初と最後でこれだけ体感温度に差があるというのはやっぱり異常としかいいようがないね。
 うちは最初からエアコンなる機械をつけてへんから、暑くなったら毎年扇風機。昼はあまりに暑いので妻が物入れから出してきてくれたのをさっそくつけた。結婚してすぐに買うたものやけれど、なんとかこわれんと毎年役に立ってくれてます。
 そやけど油断したらあかんなあ。ちょっと風に当たってると、気化熱が奪われてけっこう冷えますねん。なんとなく熱っぽい頭痛がしてきたので、夕食後に風邪薬を一服。何をしてるんだか。アホちゃうか。
 エアコンやと温度設定をしておいたら自動的に切れたりなんかするわけやけど、扇風機の場合は温度調節は自分でやらんならんから、なかなか難しい。この夏の節電対策として「扇風機を使いましょう」なんて新聞に書かれたりしてるけど、これはエアコンに慣れた人にはなかなか使いにくい代物やということをわかって書いているかどうかはなはだあやしいね。
 というわけで、この夏、節電に協力しようとエアコンを切って扇風機に切り替えようという方はご注意ください。全自動でない機械というものは、人間がコントロールせんとうまいこと働いてくれへんのやということだけは心の片隅にとどめておいてくださいね。
 そやないと汗だくになりながら風邪薬を飲まんならんことになりまっせ。

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HIYAMAのはずが [日常生活]

 今日は真夏日。
 所用で京都に出かけるため家を出たら、空は雲ひとつない青空。あまりにまぶしいので度入りのサングラスをカバンから取り出してかけたくらいですわ。
 ほんまはこういう日は部屋にこもって一日扇風機の前に陣取りたいくらい。そやけど毎月薬を処方していただいているお医者に行くという用事やからね。薬がなくても死ぬというほどのものではないにしても、薬が切れたらいささか苦しい。
 それにしても今日みたいな気温やったら、いくら行政が「冷房のスイッチを切りましょう」と呼びかけても「はいわかりました」と素直に切るのは至難の業やろうな。
 われらが知事の提案は裏付けのない机上の空論でしなかいと確信した。
 帰りに梅田に寄り、百貨店でお中元を注文したり整髪したり、小銭入れがぼろぼろになったんで買い替えたり。
 今まで使うてきた小銭入れは片面にタイガースのマスコット「トラッキー」が、もう片面には「てっちゃん」というネームの入ったもの。どうせなら「てっちゃん」財布を買いたかったんやけれど、他の名前はあっても「てっちゃん」がなかった。そこでタイガースのユニフォームを模した小銭入れを買うことにした。24の背番号、HIYAMAのネーム入りのを買うたつもりやったけど、なぜか22の背番号でFUJIKAWAのネーム入りのものが手元にある。別に誰でもかまへんのやけど、ちゃんと確認せんとレジにもっていったということは、それだけ急激な夏バテで注意力が散漫になっているのかもしれんなあ。

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節電は行政主導で? [日常生活]

 いやあ、暑かったですねえ。ほんま。
 一応教室にも冷房は入ってるんやけれど、40人も高校生がいててごらん。彼らが発する熱気というのは相当なもんでっせ。摂氏27度まで冷やしたら自動的に切れるように集中管理してあって、エアコンを見たら切れてますねん。そやけど体感温度は違う。熱気がこもってむっとしている。
 職員室や準備室は大人が数名いてるだけやから、こちらはひんやりとしてるのにまだ摂氏27度に達してへんのかエアコンは動いている。若さって、すごいなあ。
 ところで、われらが知事はこの夏、節電対策として危なくなったらテレビ等で「電気を切りましょう」とアナウンスするという案を披露しているけれど、そんなことをしてお年寄りが馬鹿正直に冷房を切って、熱中症で倒れたりしたらどうするのか、と妻と話をする。もちろん賠償金を払う責任は府にあるやろう。そこまで考えての発言ならすごい腹をくくっていると拍手のひとつもするところやろうけれど、あの方はいつものことながら思いつきで裏付けのないことを平気で口にするから、そんな腹のくくり方はしてへんのやろうなあ。

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再来年は新島八重 [テレビ全般]

 再来年のNHK大河ドラマの主役は「新島襄の妻、八重」なんやそうです。新島襄はもちろん知ってるけど、奥さんのことなんか全然知らんがな。今回の震災の被災地である福島の出身やとかで急遽変更になったらしい。おそらくいくつかあった候補のうち、没になったものが震災にからめて話題づくりをしようということで再浮上したんやろうね。
 主演は綾瀬はるかさん。夫の新島襄役はまだこれからということなんやけれど、まさか大沢たかおさんと違うやろうな。そこまであざといことはしませんか。
 それにしても気になるのは、震災がなかったら本来は誰を主役にするつもりやったんやろうなあ。
 去年の龍馬や来年の清盛みたいな知名度の高い人物は実は最近は珍しくて、最近の大河ドラマはこれまでやったら脇役やったはずの人が主役になるケースが多い。今年の江姫もそうやし、直江兼続やとか篤姫やとか山本勘介やとか山内一豊の妻やとか。ということは、新島八重ほどマイナーな人物やなかったとしても、従来なら脇役やらチョイ役でしか出てこなんだ人物やった可能性はあるなあ。
 個人的には隆慶一郎の「影武者徳川家康」あたりをやってくれたら面白いと思うてるのですが。なにしろ大河ドラマの主人公が「影武者」という、これ以上マイナーな人物はいてへんと思うぞ。

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松井か福留か [プロ野球]

 なんやなんや急に真夏になって。おかげで1日ですぐに夏バテしてしもうたぞ。まだ梅雨明けしてへんのやから梅雨は梅雨らしくしてなさい。
 それはともかく、今朝の日刊スポーツ(大阪版)の一面は「阪神、福留獲り」。シカゴ・カブスの福留外野手を来シーズン獲得する方向で編成が動いているとかいうことで、読んでて腹が立ってきた。大物をよそから連れてくるのはもうやめようよ。自前で素質のある高校生を入団させて育成しようよ。野原将志とか一度一軍を経験させてやってもええやんか。桜井広大はどうした。リハビリはまだすんでへんのか。てなことを思うたわけです。
 で、職場で読んだスポーツニッポン(大阪版)の一面は「松井、阪神にきて」。なんでも“球団幹部”がオークランド・アスレチックスの松井外野手を欲しがってるとか。「松井は最後は日本球界で。膝に不安があるのなら天然芝のグラウンドの甲子園で」と語ったそうな。同じような記事がスポーツ報知(大阪版)のサイトにも掲載されていたから、“球団幹部”なる人物がほんまにそう言うたんやろう。
 これは腹が立たんのですね。というのも、もともと松井選手はタイガースファンでタイガースに入りたがっていて、間違うてジャイアンツに貸していただけなんで、やっと正しいチームに帰ってくるという感覚があるからなんですねえ。松井選手も一度は縦縞のユニフォームに袖を通したかったとみえて、アメリカにわたって最初に選んだチームが縦縞ユニフォームのニューヨーク・ヤンキースやもんね。1年だけ赤ヘルのチームに行っておったけど、今年は黄色いユニフォームのチームに入ってますからね。これはもうタイガースに戻ってくるしかないでしょう。
 もっとも「週刊ポスト」によると今季の7月には緊急トレードで阪神タイガース入りが決まっているらしい。ほんまかいな。
 それにしても、なんで日刊スポーツだけ福留選手となっているんやろう。松井のまの字も書いてなかったぞ。なんでや。

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星に願いを [季節ネタ]

 昨日の日記のタイトルですが、正しくは「安道名津」なのに「安藤奈津」となっており、本文中もすべて同様の間違いをしていました。ちゃんと確認せずにパソコンの辞書が変換したのをそのまま投稿してしまったわけです。また本文中で正しくは「JIN-仁-」とすべきところを「仁-JIN-」としてしもうていました。現在はもう訂正済みですが、こういう間違いはいかんですね。申し訳ありませんでした。

 勤務校の「知的障がい生徒の自立支援コース」で、七夕の行事をやるということで、各クラスに人数分の短冊が渡された。全校生徒は840人ほど。そんなに多くの短冊をさげる笹をどこから持ってくるのかということはあえて詮索せず、生徒たちに好きに書かせることにした。
 現在の担任クラスは3年生やから、多くは「進路実現」ということになるんやろうと思う。実は係の生徒が直接回収したんで、私はうちのクラスの生徒たちが書いたものを見てへんのです。とんでもないプライベートなことを書いていたりして公開するわけにはいかないものもまじっているかもしれんので、コース担当の先生方でチェックしはるとか。
 私も3年前までは3年間「自立支援担当」やったんやけど、全校生徒をまきこむこういうイベントは企画しませんでしたなあ。夏はかき氷、冬はもちつき大会くらいしかやってへん。七夕の笹飾りはやったけど、コースの生徒たちだけで楽しんだんで、ここまで手を広げてはいませんわ。大胆な企画やと感心することしきり。
 ところで、クラス担任にも短冊を渡されて、何か書いてと係の生徒に言われた。「生徒たちの進路希望がかないますように」なんて書くと私自身がなんやしらん恥ずかしいので、「阪神タイガースが優勝しますように」と書いた。お星様の力ででもないとかないそうにない……というわけやないですけど、こういう「願い」はあまり生々しくならない方がええんです。
 さて、どんな願いを書いた短冊が公開されるやら。その日がちょっぴり楽しみであります。

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