両親は金婚式

　この週末は２日続けて京都行き。
　昨日は両親が今年金婚式なんで、子どもたちで祝いの席を設け、会席膳をかこむ。席の予約や花束は妹たちがしてくれたので、私たちは京都に行く前に梅田で祝いの品を探す。目当てにしていた品になかなかいいものが見つからず、阪神百貨店からヨドバシカメラ、三越伊勢丹と歩き回り、やっとのことで気にいってもらえそうなものが見つかる。ただ、大雨の中で出かけて、はじめて行く三越伊勢丹で不慣れな買い物をしたもんやから、京都に行くところでもうへとへとになってしもうていたんやけれどね。そやけど食の力はすごいなあ。おいしいものを食べたらかなり元気が出た。二次会も含めて、最終の電車になんとか間に合うくらいまでおつきあい。両親とも喜んでご機嫌やったので、よかった。
　今日はたちよみの会。今月はＨさんと二人きり。フランソア喫茶室がかなり混んできたので少し早めに切り上げる。
　さすがに連日出かけると疲れますなあ。まあおいしいものを食べられたり、自宅の近辺では買えなんだ「小松左京本」もやっとのことで入手できたんで、ええ週末やったかな。
　来週はまんなかに休みもあるし、２日なんとか乗り切って、勤労感謝の日には自らの勤労を感謝しつつ完全休養するぞう。

稀勢の里は間違いない！

　今日の相撲を見て、稀勢の里の大関昇進は間違いないと思うたね。
　理由は三つ。連敗しなかったこと。精神的なもろさがあったのか、これまでの稀勢の里は一つ負けると３日連続くらいふがいない相撲が続いた。そやけど今場所は、昨日の負けなどなかったように難敵鶴竜を力相撲で押し出した。
　もうひとつは、下半身が安定していること。先場所あたりから、どっしりと腰を落ち着けて相撲が取れるようになっていたけれど、今場所も勝ちを焦って不用意に前に出たりすることがなくなった。
　そして最後は、白鵬に分がいいこと。たいていの力士は白鵬という難関の前に呑みこまれていっているけれど、稀勢の里は白鵬に苦手意識を持たせるほどしっかりと相撲を取り、そして何度も勝っている。いつ横綱と合うてもきっと大丈夫。
　新大関の琴奨菊も今のところ勝ちっぱなしやし、白鵬、琴奨菊、稀勢の里が中心となって優勝争いを千秋楽にまでもちこむような展開になったら、閑古鳥の鳴く九州場所であっても終盤戦はお客の入りもようなるやろう。
　後半戦が楽しみになってきたぞう。

　明日は都合により日記の更新はお休みします。次回更新は日曜深夜の予定。朝夕は冷えこむので、みなさんもお体に気をつけてくださいね。私は……多分風邪ひきやないかなあ。

　明後日１１月２０日（日）は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。

日記すら

　背中が張る。体が重い。風邪かなあ。
　問題は、この日記すら書くのにめちゃくちゃ時間がかかっているということ。
　こういう時は無理をしたらあかんなあ。
　もう寝ます。
　こんな日記でかんにんな。そやけど、頭の中でネタが渦巻いているのに、まとまった文章で表現でけへんのです。
　明日はちゃんとした日記を書きます。たぶん。
　別に括目して待たんでええよ。

　１１月２０日（日）は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。

青年監督

　さすがに週も半ばになると疲れやらなんやらごちゃごちゃ出てきてしんどいこってす。タイガースの和田新監督が千本ノックをしたというスポーツ紙の記事を見て、さすがに若いなあと思う。
　ふと気付く。
　同い年やん、私と和田さん。そやのに和田さんは青年監督とか言われてたりするぞ。
　これやからスポーツマンというのは、無駄に元気でいかんわい。
　八つ当たりしていても仕方ないか。明日もほどほどに生き抜こう。

　１１月２０日（日）は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。

「アサヒ芸能」健闘す

　相変わらず週刊誌上では大阪ダブル選挙にかかわる記事が書きたてられている。大阪の府知事や市長の選挙がこんなに全国的に注目されるというのは珍しいことやけれど、これもひとえに橋下徹という稀有なタレントの存在あってこそ、なんやろうね。
　あまりにもひどいネガティヴ・キャンペーンをはる「文春」「新潮」。極力触れないようにしている「朝日」。識者のコメントを中心に誌面構成をしている「毎日」。「実話」や「大衆」はあまりちゃんと取材してへんな。風評や橋下氏によって作られたイメージをそのまま垂れ流しているような感じか。
　一番面白くて信頼できるのは「アサヒ芸能」の連載やね。「府の財政を黒字にした」という橋下氏の主張する「功績」が実は借入金をも「収入」として計上したごまかしがあるという指摘などは「文藝春秋」で森功という方が記事にしていることを下敷きにしたものと思われるけれど、週刊誌という媒体でそれを明記しているのは「アサ芸」だけですわ。
　ここはひとつ、「アサ芸」ならではの暴力団とのパイプを生かした特ダネを一発かましてほしい。新聞社系の雑誌にも文芸出版系の雑誌にも（あ、「アサ芸」は徳間書店やから文芸出版系に入るのか）書けない独自のルートがあるはずやからね。

ＳＦ的な魔法とファンタスティックな魔法

　今年も「ＳＦが読みたい」のベスト投票の案内が送られてきた。ここ数年アニメばかり投票していて、今年もご多分にもれずテレビアニメばかりということになるか。いや、今年は「宇宙犬作戦」みたいな楽しいＳＦドラマもあったし、「仮面ライダーオーズ」も候補に入れたいできばえやったから、特撮ドラマにも投票しよう（すでにこの段階で「読みたい」でなくなっているけれど、かたいことはいいっこなし、ね）。
　というのも、この１年のテレビアニメでは純粋にＳＦといえるものが非常に少なかったという記憶があるからなのです。ちょっとレンジを広げてファンタスティックなものも候補に入れるとしても、例えば「ハートキャッチ・プリキュア」までＳＦに入れるほど私の心は広くない。昨年の「ＳＦが読みたい」でアニメの総括をしている小林治さんは入れてたけど。例えば魔法ものでは、私の心は「青の祓魔師」はＳＦには入れられんけれど、「魔法少女まどかマギカ」はＳＦに入れられるのね。
　ここらあたりの勘所はＳＦファンそれぞれで微妙に違うかもしれんけれど、要は魔法に理屈がくっついているかいないか、というとこらあたりか。「まどマギ」の設定や展開はＳＦのもつものと同じ汁を出して匂っているのです。わかる人にはわかってもらえるね、うん。
　というわけで、仕事が忙しい上に休みの日はゆっくり休んで体調を整えたいという事情はあるにせよ、ぼちぼち候補を出してベスト投票を確定していかんならんなあ。

実は日本シリーズ開催中

　いやあドラゴンズ、日本シリーズ２連勝ですよ。というか、日本シリーズがジャイアンツ清武代表の「造反」でぶっとんだ印象があるなあ。野球関係者ならば一番やったらあかんタイミングで清武代表はやってくれたわけよ。私はナベツネ氏は好きやないけれど、こういうプロ野球最高のイベントの直前にこういうことをしたりはしないわけですよ。そこについては私は清武氏に対して文句を言いたい。
　あんたらは自分のチームことしか考えてへんのか！
　あ、昔からそうでしたね、すんません。
　というわけで、監督が今季限りで退団と発表されてからチームが快進撃を始めたというプロ野球史上稀有なチームが日本一になるのか。読売球団の内紛なんかよりその方がプロ野球にとって大切なことなんですけどねえ。
　あ、できたら大阪のスポーツ紙はそれでも一面を「中谷、新庄２世や！」と一度も一軍に上がったこともない高卒１年目の新人を連日持ってきていただきたい。

１５回目の結婚記念日

　大相撲小言場所「平成二十三年九州場所展望～稀勢の里に試練、大関昇進なるか～」 を更新しました。

　今日は所用で京都に。月例の診療であります。
　何ヶ月かぶりで散髪をし、帰宅してからたまらず午睡。行楽シーズンのためかとにかく人出が多い。人ごみになれてへんからよけいに疲れが出るのですな。
　夜に起きて、夕食。けっこう豪勢なおかずに、つい「今日は誰の誕生日」と間抜けな質問をしてしもうた。
　結婚記念日であります。結婚式の日を１回目と勘定したら、１５回目の記念日。
　よくあるパターンなら「結婚記念日のことを忘れるなんて、冷たい人ねフン」とむくれられるところになるんやろうけれど、私はこれまでこまめにこの日を祝ってきて、ケーキを買うたりしてたこともあり、今年はほんまに珍しく失念していたというだけのことなんで、攻めたてられることはなかった。
　逆に「普通の人になったねえ」などと感心されてしまうほど。うーむ。喜ぶべきかどうなのか。
　とにかく、二人してＳＦのアニメのと楽しみつつ、しんどいこともある程度共有してきたという自負はある。同年代（１歳違い。この年になると些細な違いでしかない）で同じ趣味。ものの考え方も近いという、ほんまに得難いパートナーですわ。これからもいろいろお世話になりお世話もすると思うけれど、よろしくたのんますよ。

国連職員と高校生

　やっと金曜日。なんか今年はずっと金曜日が終わるとほっとして疲れがどっと出るよなあ。とにかく金曜日。やれやれ。
　今日は「現代社会」の授業に、特別ゲストを招いて話をしてもらう。校長の高校時代の友人で、現在は国連の安全保障理事会の事務局で働くＫさんという方。１時間目は大学でも講義をしているということで、それに近い形で安保理がどういう仕事をしているかなどの解説に終始。ちょっと高校生には難しいと見るや、２時間目、別のクラスの生徒が入れ替わったら、今度は説明は簡単にすませ、生徒一人一人に「平和って、どういう状況のことだろう。平和であるといえる条件にはどんなものがあるだろう」という問いかけをしながら生徒たちに考えさせるという形に切り替える。
　ここらあたり、さすが頭の回転と切り替えが早い。
　生徒たちはふだん聞くことのできない話を聞いたり、考えてもみたことのないテーマについて知識を総動員したり。やはりほんまもんに来てもらうというのは、いろいろと刺激になる。
　それ以上に私ら教員にも大いに勉強になった。ほんまもんには勝てんもんね。
　帰宅したらナベツネ氏と清武ジャイアンツ球団代表が仲たがい、とのこと。これを機にナベツネ氏には球界を私するような言動はやめていただきたいものです。

多士済々の泡沫候補

　いよいよ知事選挙の始まりや。維新さんの候補、池田市長、共産党さんの候補の三つ巴の戦いと新聞は描きたてているけれど、実質はそうかもしれんけれど、私の大好きな泡沫さんが４人も立候補してますぞ。選挙公報が楽しみやねえ。どひゃっというような公約を早く読みたい。
　例えば２１世紀日本維新会の総裁さん。こっちも「維新」やぞ―。勘違いして投票する人がいるのを期待してるのかな。
　例えばスマイル党総裁さん。どんなに笑える公約を出してくれるのか。
　元府職員さんや元中学校教諭で自治会長やった２人の御老体。自治会長という肩書がええなあ。たいていは輪番でなるもんやないですか。
　羽柴秀吉さんが降りても、泡沫さんは多士済々。そう、選挙はこうやないとつまらん。