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愛国者と起立 [教育]

 今朝も微熱。休みを取りたいところやけれど、大切な約束が入っているので今日だけは出勤せねば。
 というわけで、午前中で主要な案件をすませ、午後からはマイペースで仕事。それでも体調は万全やないのでペースは確実に落ちている。明日は一日休みを取ることにする。帰宅後、体温を測ったら平熱に近くなっていて、これはたぶん抗生物質が効き始めているからやろう。とにかく来週の卒業式に向けて、休める時はとにかく休む。
 卒業式というたら国歌の時に起立せんと処分されるとかいうあれですね。大阪市でも条例案が提出されたとかで騒いでるけれど、正直なところ私は愛国者やないから「立っとれ」と言われたら立ってるし、「座っとれ」と言われたら座る。つまり国歌や国旗に対するこだわりがないのです。「君が代」が「海ゆかば」であっても、「上を向いて歩こう」であっても、別段かまわん。さすがにジャイアンツの歌である「闘魂こめて」やったら座るかもしれんな。我らがタイガースの「六甲颪」やったら三番まで絶唱しますが。あ、市長はジャイアンツファンやった。
 つまり、行動から内心をはかることは不可能なのですよ。市長も知事も愛国心を試すなら、国歌のあとで「天皇陛下万歳」の三唱を強制するとか、校長に教育勅語を読ませるとか、各学校に奉安殿を作って天皇皇后両陛下の御真影をお供え奉り毎朝最敬礼させるとか、「建国記念の日」と「天皇誕生日」は府下全域の学校を登校日にして神武天皇の遺徳を顕彰したり今上陛下のお誕生日を寿いだりするとか、そこまで徹底してやんなはれ。
 こんなん書いてほんまになったらどうしよう。
 つまり私が言いたいのは、「君が代」で着席する人の方がよっぽど国や国家にこだわりがある愛国心の持ち主やないかということであります。どうでもええと思う者はそこまでやらんで、ほんま。

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「平清盛」は複雑か? [テレビ全般]

 体調は昨日とさして変わらぬまま、出勤。仕事中は気力を出すために自分でかなりハイテンションにもっていったけれど、帰宅したらやはり疲れが残る。それでも体温を測るとかなり平熱に近づいていた。道理で背中の張りがおさまったはずです。もっとも顔の左半分のたるみはそれほど変わらず。まあ、抗生物質ですから、顔面神経の麻痺を積極的に治す効果よりも化膿や炎症を止めるために服用しているわけで、劇的に神経麻痺が治ったら、それはそれで不思議なわけですが。
 ところで、大河ドラマ「平清盛」クレーマーの兵庫県知事が今度は視聴率低迷の原因を「物語が複雑な上、登場人物がかなり多いため、どう展開するか想像がつきにくいことが原因ではないか」と言うたはります。県知事って、ふだんドラマや映画はご覧にならんのかしら。平家と宮中の物語が並行して進んでいるだけでちっとも複雑やないし、登場人物が多いのは大河ドラマの常。こんなんで多いとかいうてたら関ヶ原の合戦なんか見てられませんぞ。戦国武将総動員の戦やからね。
 おお、県知事は「機動戦士ガンダムOO」やとか「灼眼のシャナ」あたりのアニメをご覧になってはいかがかな。「平清盛」が単純に感じられること請け合いでございます。兵庫県をアピールするなら「涼宮ハルヒの憂鬱」を見なさいとは前にも書いたか。
 別に神戸は最初から観光地がたくさんあるんやから「平清盛」に頼る必要はないと思うが、如何。

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顔面神経麻痺 [日常生活]

 もはや「体調報告」みたいになったこの日記でありますが、朝から顔のはれもひかず背中も張ったままなので、仕事を休む。
 朝食後、あまりにだるいので少し寝てから近くの「抗生物質医者」へ。顔面神経麻痺という診断。内科の領分ではないので耳鼻科に行くように勧められる。
 で、やはり近くにある耳鼻科へ。X線で副鼻腔を調べてもらい、膿がたまってないことがわかり一安心。単純に顔面神経麻痺ということで、結局「抗生物質」を処方されました。
 とはいえなんで顔面神経麻痺となったか、原因は不明。やっぱり人間ドックで体全体の検査をしてもらうべし、なんやろうね。
 帰宅して昼食をとり、抗生物質を摂取。そのあとひたすら午睡。夜にもぞもぞ起きだして鍋物の夕食。食欲だけはあり、胃腸にも支障がないのが救いかな。
 食後は土曜出勤などで見られてなかったテレビ番組をひたすら見てすごす。抵抗力が弱ってるせいで風邪の諸症状がみられ、顔面神経の炎症のせいで微熱もあるので、風邪薬で抑える。比較的体が楽になって元気が出てきた。明日は出勤できそう。仕事もハードなのは一段落したから、自分のペースでできそうやし、まあ何とか持ちこたえられるやろう。
 土曜にはかかりつけの医者への定期診療があるから、そちらとも相談せんならんね。
 というわけで、今回は顔面神経麻痺ということが判明したのでちょっと安心。大病で長期休業ということにだけはなりたくないからねえ。

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頬がはれ背中が張り [日常生活]

 完全休養日。発熱しているんやから、一日寝てな仕方ない。午前に測った時は昨日の晩より下がっていたけれど、夕方にはかったらまた元通り。明日は医者に行くしかなかろう。
 数日前から左頬がはれているのに加えて、今日は夜から背中にも張りが出てきた。
 それでもまあこうやってパソコンをいじり日記が書けているんやから、まだ大丈夫やと、自分では思いたい。これは明日医者に診てもらうまで、気持ちの上でなんとかもたせたいというのもあるけれど。
 というわけで、今日の日記はここまで。わざわざ来ていただいたのにこんな日記ですみません。

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悪問 [日常生活]

 今日は入試採点のため休日出勤。朝から熱っぽかったので、風邪薬で抑える。効いている間は体も動いたけれど、効き目が弱くなると辛くなる。
 昼食後も風邪薬でしのぐ。
 辛かったのは熱だけやないです。私の採点することになった問題がとんでもない悪問。あまりくわしく内情を書くのははばかられるけれど、ほんまに苦労して採点した。
 自分の教科の採点が終わっても、他教科の採点がすむ間では帰られん。この待つ間がきつかった。
 帰宅し、熱をはかるとちょっと上がっていた。明日は完全休養日。明後日は採点の点検日にあたってるけれど、熱が下がらんようやったら休んで医者に行こう。
 それにしても、あの悪問のせいで何分かは熱があがったに違いないぞ。ああきつかった。

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部下はトップの鏡 [時事ネタ]

 今日は面接試験の試験官を午前中にやり、午後からは「小論文」の採点。例年のごとく、中学生の文章に脳が支配される。文章というのはやはりその人物をそのまま表しているんやろうなあ。
 私なんか毎日読んでくれたはる人に人格から体調などなどすべて見透かされてしもうてるんやなかろうか。まあもう14年半近く毎日書き続けてるんやから、気取ったり飾ったりしようがないですわ。
 というわけで、ネタがなければ大阪市長。
 読売新聞のサイトでこんな記事を見つける。以下、引用。

“「常識がない。担当でない場合でも、議員の力を借りて詰問してくる。特に若い議員の社会人としてのマナーを再教育すべきだ」。
 「大阪維新の会」代表の橋下徹・大阪市長に23日、市職員から送り付けられたメールには、維新市議団についての苦言が事細かにつづられていた。橋下市長はすぐに謝罪のメールを返し、維新も24日に全所属議員を緊急招集、注意喚起する方針を決めた。
 橋下市長は就任後、自らのメールアドレスを全職員に公開。内部告発や職務上の課題などを受け付け、独自に情報収集している。
 問題のメールは、橋下市長就任で与党となった維新市議団の振る舞いについて「一番程度が悪く、(要求などが)露骨になっている。無理強いが多くなった」と指摘。「内容を言わず呼びつけ、支持者を連れてきて我々を詰問するなど、民間では、ありえるんでしょうか?」と疑問を投げかけた。
 さらに「与党だから、むげに断れない」と苦しい心境を吐露し、「市長のお考えを理解されているのか、甚だ疑問を感じることが多いです。この実態を国民が知ったら、あきれるでしょう。与党の議員から改めてもらわないと、昔ながらの議会のままで何も変わらない」と訴えている。
 これに対し、橋下市長は「議員の態度振る舞いについては申し訳ない。代表として維新の会に伝えます」と返信。関係部局にも早速、改善策を指示したという”

 維新さんのトップは無論市長さん。議員さんたちはトップの姿を見て自分たちも行動する。つまり、いくら市長さんが謝罪したり改善策を指示しても、自分が行動を改めなんだら議員さんたちの行動も改まらんと思います。最高の改善策は、市長さん自身が「露骨な要求」や「無理強い」、「詰問」などをやめることやないやろうか。
 そして、そんな議員に投票をした有権者の方たちは、恥じ入っていただきたい。彼らはその有権者の「代表」として選ばれた人物なんやから。
 まあ、催眠術にかかってるから、そんな冷静に物事を判断できんか。

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若手に合わせて [日常生活]

 今日は入試本番。何か間違いがあったりしたらあかんと思うと、緊張感も高まる。おかげで帰宅した時には緊張が解けてぐったり。日記を書こうとパソコンを立ち上げても眠い眠い。
 ところで、試験終了後、30分ほど時間が空いたので少し休憩と思うたら、若い副担任の先生から内線電話がかかってきて、この空いた時間を使い、卒業用の書類の読み合わせをしたいと言うてきはった。
 来週明けには必ずやらんならん仕事やから、確かに今のうちにやっておいたら効率的に仕事をすすめられる。そやけど、おっちゃんはもうあかんのよ。回復が遅いから寸暇を惜しんで仕事ということが難しくなってるんだ。
 この元気さ、若さ。もうあらへん。ただ、それらを失うたからというて、若い方たちを羨んだするという気にはならんなあ。
 馬齢を重ねたとはいうものの、それなりに経験というものは得ているわけやから、それはそれでええんよ。
 まあ、今日は若い方に合わせましたけどね。その方が後に楽になるもんね。わかってても自分から動かれん分、若手が動いたらそれに合わせる。それでうまくいくんやったらその方がええもんね。

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やり過ぎですよ市長さん [時事ネタ]

 明日より大阪府内の公立高校では前期日程の入試が開始される。
 というわけで、本日は午後より入念な打ち合わせと会場整備。雨が本格的に降る前に帰宅できたのは幸いでした。さあ、明日は本番。受験生のみなさん、かかってきなさい。私が問題を作ったわけやないけれど。
 帰宅して夕刊の一面には大阪市長が職員に知らせずに業務用のメールを提出させたとか。正直、市長のことばかり毎日書くのは面白くないんやけれど、それにしてもひどいなあ。いくら業務用メールとはいえ勝手に人の通信を見るとはねえ。「個人のパソコンだったら問題はありますが、業務用なら問題ない」とか「前もって言えば都合の悪いメールは削除しちゃうでしょ」とか。厚生労働省は前もってしらせるようにという告知をしていると指摘されたら「厚生労働省が間違っている」やて。もし「通信の自由は憲法で保障されてますよ」と指摘されたら「憲法が間違っている」と言いかねんなあ。
 公式には「労働組合の政治活動の実態を知りたい」と言うてはるけど、「前市長を応援した連中をあぶり出したい」ということでしょう、実際は。もし労組が自分を応援していたら、「組合は民意をよく理解している」とか言うてるかもね。
 なんにせよ、目的のためには手段を選ばんお方やなあ。それにしてもちょっと露骨すぎませんか。それでも信者の方や催眠術にかかっている方たちは「大胆な改革!」と賛美するんやろうね、きっと。

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世論調査の目的 [時事ネタ]

 テスト作成でもたもた。最後のチェックでいくつかミスを発見して修正していたら思いのほか時間と労力を使い、へとへとに。
 妻と話をしていても頭で考えていることがうまく言葉にならへん。こういう時は無理をせんほうがよろしい。
 それにしても新聞の報道の偏りはなんとかならんか。世論調査で大阪市長の支持率が高いということを強調する見出し。「ビル中八策」がそんなに評価されているのかと思いきや、政策を評価して指示している人は少なく、動いている様子がよく見えてスピード感を印象付けているのに成功しているから支持率が高いということ。それならそれで「政策よりも動きの速さを評価」と書けばええのに。動いたことによって悪くなる面もあるやろう。いわゆる「改革」の結果については深く考えてない人が多いのではないかという分析も成り立つはず。
 調査の結果だけを示すんやなく、その数字から何が読み取れるか。そのための調査と違うんかいな。
 まあこういう世論操作は今に始まったことではないけどね。

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SF史に爪跡くらいは [SF]

 昨日購入した長山靖生さんの「戦後SF事件史---日本的想像力の70年」をぱらぱらとめくり、索引に並んでいる人々の名前を眺めてみる。そうそうたるメンバーがそろっている。ほんまにすごい才能の人たちがSF史を飾ってきたんやなあとあらためて感じ入る。
 ありゃりゃ。なぜか私の名前が紛れ込んでいるやないの。1ヶ所だけやけれど、どうやらそうそうたるメンバーの片隅に私も入っているらしい。で、すぐにそのページを開く。
 ああそうか。「SFクズ論争」の時に私もSFマガジンに寄稿したんやった。その時に寄稿した面々の名前の中に私も混じっていたので、たまたま載っていたわけね。
 とはいえ、「戦後SF事件史」というSF史を語る上で必ず多くの人たちの目に触れる書物に自分の名前が紛れ込んでいるというのには何かしらの感慨やら嬉しさやらくすぐったさを感じたりするのであります。長いSF史の一時期とはいえ書評家として何かしら爪跡くらいは残したという証であるように思うからなのです。
 むろん、書評家としては私よりも優れた仕事をしてはる方たちがいてはる。その人たちの名前が乗ってなくて私の名前が載っているのは「SFクズ論争」でSFマガジンに寄稿したかしなかったかというただそれだけの違いやから、これをもって私の功績を誇ろうなどとは思いませんけどね。
 それはそれとして、自分の名前が「戦後SF事件史」に、いわば通行人という程度ではあっても、こうやって形として残ったということに、素直に嬉しさを感じてしまうのであります。我ながら単純やなあ。
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