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録画と警報 [テレビ全般]

 今日は「たちよみの会」例会。若者たちは春場所の升席を取ってみんなで見に行くらしい。ぜひぜひ本場所の雰囲気を楽しんでいただきたい。というわけで、私の本場所観戦の思い出などをあれこれ語ったりなんかする。
 帰宅したあと、録画しておいた「NHKアーカイブス・新八犬伝」を見る。実はDVDをかつて購入していたりするからわざわざ見たりしなくてもよかったんやけれど、それはそれ。久しぶりに美しい人形や坂本九さんの名調子を堪能。
 何度見たかわからんくらい見ている最終回。セリフもほとんど頭に入っている。と、八犬士が空の彼方に飛んでいくのを恋人たちが見上げているという最後の一番ええシーンのところで緊急地震警報。画面の下半分が関東地方の地図で隠されて見られんようになってしもうた。
 私はええけど、手もとになくて保存用に録画した方にしたら「なんでこんな時に地震が!」という気分やったやろうなあ。もちろん、関東方面でご覧の方、特に震度の大きかった茨城県の方にしたらテレビどころやなかったやろうけれど。
 どうしてもテレビ放送を録画して保存する場合、速報のテロップだけはあきらめなあかん。それはもう必ず入るものとして録画せんと仕方ない。それくらいの割り切りはしている。そやけど、下半分の画像が完全に隠れるとなるとちょっと辛いものがあるねえ。
 まあ、NHKのことやからたぶん再放送するでしょうが。

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黒海はジョージア出身 [時事ネタ]

 完全休養日。例によって午前中はテレビ、昼から午睡。午睡というてもけっこう本格的に寝る。仕事でかなりストレスがたまっているから、というところ。なぜストレスがたまっているかは守秘義務。まあいろいろあるのよ。
 今、グルジアから国名表記を「ジョージア」と英語読みに変えてほしいと要望が来てるそうです。なんでも「グルジア」というのは敵国であるロシア語の読み方やからやということ。ということは、もし名称変更になったら大相撲の黒海関や栃ノ心関、臥牙丸関が土俵に上がる時は「東方、黒海、ジョージア出身、追手風部屋、西方、栃ノ心、ジョージア出身、春日野部屋」てな感じでアナウンスされるわけですか。
 でも、ジョージアって缶コーヒーの名前をまず思い出してしまうなあ。アメリカのジョージア州ともごっちゃになるかもしれんし。
 もっとも「グルジア」にしても「ジョージア」にしても、日本が外国から「ジャパン」と呼ばれているようなものらしく、正式国名は「サカルトベロ」というんやそうです(毎日新聞による)。それやったらいっそのことそっちにしてしまう方がええと思うぞ。「東方、臥牙丸、サカルベトロ出身、北の湖部屋」てな感じでさ。
 私は「ニホン」または「ニッポン」がよそから「ジャパン」とか「ジャポン」とか「ヤーパン」とか呼ばれてたりするのはあまり好きやないんで(ナショナリストやないけれど、日本語が好きなのです)、そこのお国の正しい呼び方にしたら喜ぶ人もいてると思うぞ。

 明日2月19日(日)は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。

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一言だけの挨拶 [読書全般]

 芥川賞と直木賞の授賞式で、田中慎弥さんが「どうもありがとうございました」と一言だけの挨拶で終わったとか。
 ただ口下手なだけなのか話題づくりを提供するサービス満点の策士なのか。どちらにしてもたいしたものであります。
 どんな作品を書いているんやろうという関心を持つ人も多いやろう。おかげで円城塔さんの存在がかすみがちなのが残念ではあるけれど。
 まあ、作家たるものコメントやあいさつよりも自分の作品を読んでいただければええという自負はあるやろうからね。そういう気概も感じられる。
 やるなあ。

 2月19日(日)は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。

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淡島千景の死 [追悼]



 女優淡島千景さんの訃報に接する。享年87。死因は膵臓がん。
 私の大好きな映画「夫婦善哉」の蝶子の素晴らしかったこと! 東京出身やというのに、まったく違和感のない大阪弁。さすが宝塚歌劇出身、音感がええんやね。いじらしく、たくましく。そんな蝶子の魅力は原作小説にもないものやった。
 三國連太郎版「王将」では女房の小春を演じていて、坂田三吉にふりまわされながらも最後まで応援をしていく姿を演じているけれど、ちょっとヒステリックでその魅力が十分に発揮されていたという感じやなかったなあ。
 リアルタイムではもう歳をとった姿しか見ることはなかったけれど、ええ感じの歳の取り方をしたはったと思う。貫禄とかわいらしさが同居していて独自の存在感をたたえていた。
 でも、私にとっての淡島さんは「夫婦善哉」の蝶子ですねん。森繁さんの柳吉はわがままでどうしようもない男なんやけど、蝶子はそんなだめ男の中の可愛気につい負けてしまう。それも仕方ないと思わされる。
 可愛く品がありなおかつたくましく強い、これが絶妙にブレンドされた女優さんやった。こういう女優さんはそうは出てこんと思う。
 謹んで哀悼の意を表します。

 2月19日(日)は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。

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ほころびのひろがり [時事ネタ]

 堺屋太一先生が参議院に招かれて、維新さんの「ビル中八策」を批判したそうな。上山信一、関西経済同友会に続いて、最大の後ろ盾やったはずの堺屋先生にも批判されたか。これもまたほころびといえるのか。どうやろうか。
 あの市長のことやから、自分の手駒として使えんようになったらばっさりと平気で切りそうな気がするなあ。府知事になった当初利用した吹田市議たちが自分の手駒として使えんようになったら切り捨て、盛んに持ち上げた堺市長に対して大阪都構想に反対したら手駒を立候補させて落選させ、自分が起用した府の教育委員たちは条例に反対して辞職を口にしても擁護もしない。上山しかり、財界しかり、堺屋しかり、ということになると思う。
 こうなると彼はますます独善的になり、周囲はイエスマンでかたまり……。てな方向に進んでいるような気がする。果たして維新市長は後ろ盾たちを他の手駒と同じようにばっさりと切るのかどうか。
 堺屋先生は自分が育てたかわいいペットが気がつけば予想外の怪物に育ってしもうたことに気づき始めたのか。今後の堺屋先生の動向に注目せんといかんな。まあ維新市長はこのまま国政目指してどんどん加速していっていただきたい。そして早く大阪もばっさりと切っていただければ、と思うのであります。

 2月19日(日)は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。

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チョコで浮かれてる [季節ネタ]

 今日は聖ヴァレンタインズ・デイ。学校の廊下で女子生徒たちがなにやらはしゃいでいる。
「雨が降ったんで、傘の先から水が床に落ちてるやんか」
「うん」
「で、その雨ですべってこけたら、その先に男の子がいて、こけたのを受け止めてくれて、そこから恋が芽生えるねん」
「よけられるわ」
 というわけで、若者たちは浮かれているのでありました。
 授業の合間の休憩時間にはチョコレートを机の上に広げて「友チョコ」の交換会。あるいは「手作りチョコ」の品評会。
 浮かれているのでありました。
 おっちゃんは、妻からいただいた一箱のチョコレートがあればそれでええんよ。今年は受け狙いの面白チョコやなく、ギフト用のえらいええのをはりこんでくれました。むふふふふ。
 おっちゃんも浮かれているのでありました。
 でも、浮かれてばかりはいられんのであります。今日はついに恐怖の日。担任学年の生徒たちの卒業判定会議。追試を受けてやっと卒業できる生徒に、その連絡の電話をするのがどんなに辛かったか。彼らはみなといっしょに卒業できず、1週間遅れでさびしく数名で卒業証書を受け取ることになる。
 なんとか追試で合格して無事卒業してほしい。こればかりは浮かれてはいられないんやなあ。

 2月19日(日)は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。

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ビル中八策 [時事ネタ]

 朝からしゃきっとしない。体が温もらないというか、一日中血行不良という感じ。昼過ぎには下腹が冷えたかぐぐっと痛くなり、思い切り排泄。これで少し楽になる。朝は曇り空、昼前から雨模様で一日日照がないのもきつかったかなあ。それでも仕事は仕事。もてるだけの力を出したつもり。
 明日に備えて早目に寝るとしよう。
 あ、維新の会さんの「船中八策」、でましたなあ。憲法を改正せんとでけんようなことをいっぱい並べている。参議院の廃止やとか、首相公選制やとか。しかし、実現したら、まさに独裁も可能になる。チェック機能のない政治ほど恐ろしいものはない。
 日本国中が催眠術にかかってしもうたら、手がつけられんようになる。市長は朝日新聞のインタビューで「政策は細かいものを出さず、白紙委任してもらう」と言うてはるけれど、つまり「好き勝手しまっせ」と宣言しているわけですね。
 反対票を投じた者の意志は無視。そう受け取ってええのですな。
 今日、授業でロールズやキング牧師、アマルティア・センの思想を教えていたんやけれど、「正義」が行われるためには「自由と平等」を両立させる必要があり、それは「機会の平等」だけでなく、マイノリティに対しては「結果の平等」も保障せなならんというような内容。そんな日に権力の一極集中を是とする政策が発表されたとは因果なことでございます。
 それはともかく、やっぱり「船中八策」なる言葉には違和感があるなあ。どうせならほんまに南港で船に乗って発表したらよかったのに。そうか「ビル中八策」と変えてみるとか。市長さんのパフォーマンスにはそういう洒落っ気がないのよね。

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隼太も良太も打った [プロ野球]

 今日も完全休養日。まあよう寝ますなあ。自分でも感心するくらい寝られる寝られる。
 午前中は例によってテレビ漬け。昼食後、しっかりと午睡して、起きてから録画しておいたタイガースとファイターズの練習試合の模様を見る。
 ああ! 実戦を見る楽しさよ。今はまだ若手しか試合に出てこないけれど、キャンプレポートでベタほめされている若手たちの真の実力が試される。それを見るのが楽しい。期待の新人伊藤隼太は最初の打席できれいにセンター返し。前評判通りのシュアなバッティングを披露してくれた。毎年この時期は元気な新井良太の豪快なホームランも見られたし。とにかく縦縞のユニフォームを着た選手たちが試合をしているというだけで嬉しくて嬉しくて。
 沖縄はもう桜が咲いている。観客も重ね着なんかしてへんし。温いんやろうなあ。
 そのあとでベランダでじんわりと冷える中一服つけたりしていると、神経なるものがその落差を意識するのかよけいに寒く感じるわい。
 明日から月末にかけては仕事は忙しいのがずっと続くけど、タイガースの試合が見られるというだけでなんとか乗り切られそう。勝ってくれたら嬉しいけれど、勝ち負けを抜きにして、タイガースの試合があるというだけで幸せな気分であります。

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「船中八策」の意味 [時事ネタ]

 完全休養日。ほんまは妹の狂言の発表会に行きたいところやったんやけれど、疲れが取れず断念。3月半ばまでこの状態は続くのかねえ。
 午前中は先週録画してためていた「カーネーション」「鈴子の恋」などの連ドラ数日分や深夜アニメ「男子高校生の日常」やらあれこれと見る。午後からは爆睡。とにかく寝る。
 明日もこんな調子かのう。
 以下、どうでもええことですが。
 大阪市長も東京都知事もしきりに「維新の会」や「新党」の政策の骨子について「船中八策」という言葉を使うたはるけれど、元祖「船中八策」の坂本さんは志半ばで暗殺されたということを踏まえてのことなんやろうなあ。殺されてもかまわんという気概で「船中八策」という言葉を使用したはるんやったらその意気やよしと言いたいところですが、単に龍馬気取りでええかっこしいで「船中八策」を乱発してるんやったら、やめとかはった方がええと思うがなあ。
 何しろ坂本さんという方は、「船中八策」を書いたはええけれど、新政府ができた暁には中枢には入らず、商社を起こして貿易に専念するつもりでいたらしいしねえ。ご自分を坂本さんになぞらえるということは、「船中八策」を書いても、それを実行する時は自分は責任はとらずに逃げて金儲けをしますよ、という意味にもとれまっせ。
 市長は基本的には小説は読まんらしいし(府知事就任直後の産経新聞の取材でそない言うたはります)、文化的なことについては無関心な方なんでそういう言葉づかいをしても「ああ、知らはらへんのやな、やっぱり」と鼻で嗤うてあげたらすむんやけれど、都知事は一応もと文学者ですからね。確信犯的に「船中八策」と言うてはるのかもしれんな。それやったらやらしいことでおますなあ。

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「SFが読みたい」の表紙 [SF]

 助走期間終了。週明けには恐ろしいことが明らかになる……はずやったけど、今日、事前に恐怖の正体の概要が明らかになり、おかげで恐怖を予測しておそれおののきながら週末を過ごさずにすんだ。なんのことかわからんですか。わからんように書いているのです。それなら書かんでもええようなもんやけれど、書かんと落ち着かんのです。もっと読んでくれたはる人たちのことを考えなあかんのにねえ。まあ、想像する楽しさを味わってください。いずれ差し支えない範囲で書きますんで。今は守秘義務、守秘義務。
 帰宅したら「SFが読みたい」が届いていた。今年の表紙はCOCOさんと違うんやね。中には漫画を描いてはるけど。いろいろと考えがあるやろうけれど、私はこういう年鑑みたいなものの装丁はある程度統一しといてほしいなあと思うのね。最初のころは水玉蛍之丞さんが毎年描いてはったけれど、西島大介さんを起用したあたりから統一感がなくなるようになった。ここのところはCOCOさんを毎年起用してたからまた路線をもとに戻したんかと思うていたのにな。
 こういう本は書店で平積みにされることが多いわけやから、実はこの「統一感」が重要で、そうやないと読者に気づいてもらわれんということもあり得ると思うのであります。
 あ、今年の表紙がよくないというているのではないですよ。あくまで編集方針についての感想です、為念。

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