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劇団関係者は気まぐれ? [演劇]

 なかなか思うようにならんこともありますな。私の担当している芸術鑑賞会でありますが、来年度に鑑賞する演劇の選定に際し、たくさんの劇団の方が売り込みに来はる。アポを取って来てくれはる方には時間を調整して必ず会うて話を聞くことにしている。
 今日は2つの劇団の方が来はった。ひとつは午前中に約束してた劇団の方で、3年前にごたいそうな演劇論をぶって辟易させてくれた人物。断る理由がないのでお会いしましたけど、今回も「子どもにこびない本物の演劇を」と内容についてえんえんご高説を賜りました。いやまあええけど、いくらくらいでいつごろになんて実務的な話は一切しないところが、なんとも。
 夕刻に予定を入れていた劇団は、実は今年一番話を聞いてみたかったところ。こちらの会議の都合もあるので、会議がのびた時のことも考えて少し遅めに時間を設定。むろんあちらさんの時間の都合もそれに合うていたので、お話を聞くのを楽しみにしていた。
 ところが、間が悪いというのか、会議が予想よりも早く終わったというのに、会われなんだ。なんと予定の30分以上も早く到着され、会議終了を待ち切れずに資料だけ置いて帰ってしまわはった。なんというか、アポというのは会うために取っているのではないのかね。
 芸術鑑賞の担当になって3年になりますが、一番困るのは実は演劇関係者なのですね。教員も世間知らずといわれることが多いけれど、そう思われんように努力はしているのですよ。ところが、演劇関係の方の多くはアポなしで飛びこんできたり芸術論をぶってみたりアポを取りながら勝手に帰ってしまったり。演劇関係者のすべてがそうやとは申しません。けどね、やはりそこそこの大きなお金が動くんやから、実務的なことをきちっとできるところといっしょにお仕事をしたいと思うのですよ。それだけになんか自分本位で気まぐれな劇団さんとは、いくら芝居の内容がよくても契約したくないなあと思うた次第であります。

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