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寅さんは半関西人? [映画]

 今日はしっかり午睡。寒くなったら冬眠するのが自然の摂理であるなあなどと思う。昼寝もしかり。衆院選で「昼寝の権利」や「冬眠制度の実施」を公約に掲げる候補がいてたら、党派かまわず投票するんやけれど。
 昨日の体験授業「なにわ学」では「大阪ことばあれこれ」と名付けた教材を使用。今年の9月ごろ朝日新聞に掲載された「勝手に関西遺産」の「すかたん」という記事をコピーしたものを資料としてつけたりした。
 その中で河合真美江さんという記者の方が「すかたん」の例として「フーテンの寅さんとかどう? 関西人じゃないけれど、いつも一生懸命で、だけど独り相撲で。しおれて帰ると、しゃあないなと笑って許される」と書いたはった。
 ん? と中学生たちに説明している時に思うた。
 寅さんは、半分関西人やないんかいな。「続・男はつらいよ」で寅さんが訪ねた実母はミヤコ蝶々さんやった。蝶々さんは映画でもちゃんと大阪弁でしゃべってはったぞ。ということは、寅さんには関西人の血が流れているということになる。純然たる江戸っ子というイメージがありがちな寅さんやけれど、ほんまは違うのです。
 もっとも、ミヤコ蝶々さんは東京生まれ(小伝馬町やそうです)ですけどね。映画の設定ではどうなんか知らんけれど、ややこしい話であります。
 まあとにかく寅さんがすかたんしても憎まれへんのは、関西人の血が流れているから……ということなんかなあ。

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