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手書きチラシの迫力 [時事ネタ]

 先日の日記で「大阪市は住民投票で盛り上がっているのか」ときかれたことを書いたけれど、盛り上がってはいるらしい。というのも、帰宅して郵便受けをのぞいたら、A3判のコピーで明らかに個人が作った手書きチラシが投入されていたのですね。「ダマされるな」と繰り返して書いてある。「大阪市解体」に対する反対意見らしい。
 電波さんかと思うて読みはじめたら、これがなかなかしっかりとした内容で、解体賛成派の出している「メリット」の矛盾点をきっちりおさえ、かつ現市長に交代してから低下した住民サービスについて具体例をあげている。住民サービスが低下しているのは二重行政が原因やなく、市長の施策であるということがはっきりとわかる。
 これまで維新、自民、共産などが配布してきたチラシも読んできたけれど、それらよりもわかりやすく、説得力がある。手書きの文字も、ある意味切迫したものを感じさせて効果的であるようにも感じたけれど、逆に読みにくいとすぐにほかす人もいてるかもしれへんな。
 惜しむらくは、無署名であること。こういうことは個人であればやはり自分が何者であるかということをはっきりさせてほしかった。そやないと、ただの怪文書扱いになってしまう。
 このチラシ、維新の議員さんや市長や知事からしたら取るに足らんものかもしれん。そやけれど、私は維新のチラシに書かれている他会派の反対意見をすべて「デマ」と書きたててメリットばかりでデメリットを一切示さへんインチキくさいチラシよりも、どーんと気持ちが伝わってきましたぞ。
 こういう「いてもたってもいられない一市民」が身銭を切って訴えるというようなことから、やはり「住民投票」は最後の盛り上がりを見せているということなんやろうね。

 5月17日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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