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横綱の猫だまし [大相撲]

 昨日は寝る前に入浴し、湯船で肩コリ運動を2セットする。そのまま就寝。朝目覚めたら、背中の張りはずいぶんとましになっていた。ただの肩コリやったんかな。それやったらええんやけれどね。
 今朝のスポーツ紙では、昨日の白鵬の相撲に対する批判が。栃煌山に対し、立ち合いに猫だましという手を使うたんですな。相手の目の前で手を叩きあわせるという、舞の海さんがよく使うた技です。技といえるほどのもんやない。下位の力士が万策尽きた時にやる目くらましで、横綱が下位力士に対してやるもんやない。
 昨日の白鵬は立ち合いに一度、体が離れた時に一度と、一番で二度も使うた。これも珍しい。私は、録画で見た時に、「横綱、そこまで追い込まれているんか」と思うたんやけどね。栃煌山の立ち合いは鋭く、鶴竜戦でも思い切りよく突っ込んで一気に寄り切っている。先場所、鶴竜はそれで負けるのを恐れて立ち合いに変化したほどですわ。昨日の白鵬も栃煌山の出足を警戒し、奇襲という意味で猫だましを使うたんやないか、と。
 今場所はここまで攻めているから、傷めている膝の具合がどうか悟らせてへん。栃煌山の出足をまともに受けた時、踏ん張り切れんというのを恐れたと解釈している。もし万全の状態で使うたとしたら、栃煌山を完全になめ切っているようにとらえたやろうけれど。
 休場明けの今場所、ここまでは勝ちっ放しできているけれど、傍から見るほど余裕があるわけやないんやないかな。
 とはいうても、天下の横綱が使うもんやないとは思うけどね。白鵬ほどの大力士がそれをわかってへんはずがない。それだけに、白鵬の膝はまだようなってへんと見た。今日の稀勢の里戦では、稀勢の里の比較的軽いいなしに大きくバランスを崩し、稀勢の里は逆に驚いて自分の動きを止めてしもうたくらいやった。残り4日、白鵬と当たる力士は思い切りよく突っ込んだら勝機はあるんやないかな。

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