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勝ち運 [プロ野球]

 今日の午後、ラジオでカープとタイガースの試合を聞いていて、タイガースの岩貞投手の勝ち運のなさに気の毒になってきた。
 岩貞投手は今季4回目の先発。最初の試合では勝利投手になった。2試合目では途中まで好投しつつもピンチを作ってリリーフに後を託し、同点に追いつかれて勝利が消えた。3試合目は勝利投手の権利を持ったまま、まだいけそうなところを監督、コーチの判断で交代。余裕で逃げ切れるはずがリリーフ投手陣が打たれて敗れ、せっかくの勝利投手の権利が不意になった。で、今日は1失点に抑えながらも相手投手の黒田が好投し、結局敗戦投手に。
 昨日の試合なんか、メッセンジャー投手は5回を投げて7点も取られながら、打線が大爆発してくれたおかげで勝利投手になった。藤浪投手も今季打たれながらも打線のおかげで敗戦がつかなんだ試合がある。
 こうなると、その投手の勝敗は「勝ち運」に左右されるもんなんやなあと改めて思わざるを得んね。以前藤浪投手がインタビューに答えて「何勝できるかというのはその時の打線との兼ね合いもあるので、そこを目標に置くのではなく、あくまで優勝を目指す」と言うていたけれど、若くして「勝ち運」というものに対して達観しているように思う。
 勝ち運がないというと、ジャイアンツの菅野投手もそうで、この前も無失点に抑えつつも途中で降板し、リリーフ投手が同点に追いつかれて勝利投手になられなんだ。
 ここらあたり、人間が生身でやるということの奥深さみたいなものを感じてしまうなあ。人の生き方というものを凝縮して見せてくれるというのか。
 岩貞投手に「勝ち運」があればもうすでに3勝くらいしていてもおかしくない。そやけど残っている数字は1勝1敗。これに腐らず、次回こそ「勝ち運」を時分で引っ張ってくるくらいの投球を見せてほしいものです。

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