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「まんぷく」はじまる [テレビ全般]

 今週の月曜日から、NHKの朝ドラで「まんぷく」が始まった。昨年の「わろてんか」は期待外れやったけれど、今年のBKは本気ですね。主演を新人にやらすんやなくて、キャリアのある人にやらせる。「いもたこなんきん」の藤山直美さん、「カーネーション」の尾野真千子さん、いずれも非常に面白かった。「わろたんか」の葵わかなさんは熱演やったとは思うけれど、19歳の子に吉本せいをモデルにした主人公をやらせたBKがいかん。芸人を仕切る御寮人さんに迫力がないものな。それは葵さんの責任やなく、そういう女優を起用せなんだBKの問題です。
 今年の「まんぷく」は安藤サクラさん。芝居も達者、大阪弁も不自然なところがない。ドラマ自体の出来はまだこれからやけれど、やはり芝居は役者で決まるんやなあと、今朝、今週分6本一気に見て思うた。
 ただ、ひとつだけ違和感があるのですね。主人公の母は松坂慶子さん、二人の姉は内田有紀さんと松下奈緒さん。この3人は目がぱっちりしていて母子と言われても納得がいくんやけれど、安藤サクラさんだけ細い目でのっぺりした顔立ち。同じ母から産まれたとは思われんのです。せめて父親の遺影を柄本明さんあたりにしといたら、「ああ福子ちゃんだけお父さん似なんやねえ」と思うたりできるんやけれどねえ。そやけど写真のお父さんもぱっちりした目をしてはる。
 誰の子や。近所でそんな噂が立ってるんと違うか、なんて妻と言うてます。
 さあ、これから半年、どう展開していくか、楽しみにしております。

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承服亭すまん

同感です。松坂さんのしゃべりもちょっと違和感ありますね。実際の昭和16年頃の雰囲気や光景は分からんのですが、何か昭和30年代ちゅう感じもしますなあ。ところで、小野ではなく尾野さんでっせ。
by 承服亭すまん (2018-10-07 16:14) 

t-kita

誤変換のご指摘ありがとうございます。「真千子」を間違わんようにとは気をつけていたのですが。そちらにばかり気を取られていたようです。
松坂さんもがんばってる方やと思います。何年か前の映画「大阪ハムレット」の時よりもぐんと上達してはります。「大阪ハムレット」は松坂慶子さんも加藤夏希さんもかなりむりがありましたから。
エンタツアチャコの「あきれた連中」や「これは失礼」など昭和初期の映画を見たら、町の風景というのは昭和30年代くらいまでそんなに変化はないのですね。「大阪の宿」はまだ見てへんので比較でけんのですが。
高度経済成長期以降に日本の風景というのはガラッと変わるのですね。昭和40年代になると別の国みたいになります。
おそらく昭和30年代に見えるのは色がついているからでしょう。戦後生まれのものからしたら、戦前のイメージはみんなモノクロ写真ですからね。
by t-kita (2018-10-08 00:20) 

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