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会議と世代間ギャップ [日常生活]

 今日は授業の合間に事務作業を根をつめて行う。会議資料はなんとかぎりぎりに間に合うたけれど、会議に出す前に養護教諭のチェックを受けてへんと前任者に指摘された。そんな回りくどく非効率なやり方で4年間続けてきたのか!
 うーむ、なんとか締め切りぎりぎりに間に合わせてつじつまを合わせるような仕事のやり方をしてしまう私が相手やと、さぞかし養護教諭もフラストレーションがたまっていたことでしょう。
 会議資料を出す段階で穴のない完璧なものにしておくというのは、会議というものに関する考え方が違うんやなあと思わずにはいられん。会議では、叩き台を出して、いろいろな意見をいただいてよいものに直していくというプロセスが大切やと私は思うていたんやけれど、そうやなかったんですね。完全なものを出してそれを承認してもらう報告会みたいなものが若い先生方にとっての会議なのですね。
 これは職員会議でもそうで、私が教員になりたてのころはどんなものでも職員による採決を必要としていたけれど、採用試験に合格したくらいから、教育委員会が職員会議は校長の補助機関ということにしてしまい、採決をとらんようになった。それでも出てきた案に対して修正を求める意見がよう出たりしたもので、一度案を持ち帰って修正して次回の会議に出すということも少なからずあった。
 今はそういうこともなくなったものなあ。若い先生たちは、そういうのがなくなってから教員になっているから、会議というのは連絡・報告の会のことやという概念ができてしもうているんやろうね。
 マンションの管理組合の理事会に出たら、ちゃんとたたき台に対して様々な意見が出て、最終的に理事による挙手でものごとが決まるという会議をしていて、これやこれと麻痺していた感覚が正常なものに戻っていくのを実感したものです。
 こういうのも世代間ギャップということになるんやろうなあ。ただし教員の世界だけの世代間ギャップかもしれんけれど。
 同じ言葉を話していても、意味が通じないようなコミュニケーションのとりづらさがあったのはそのせいかと、やっと理解した次第。ああしんど。

 10月18日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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