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五嶋みどりのベートーヴェンのソナタ [音楽]

 今日は完全休養日。いつもなら朝起きてすぐ録画したアニメを見たりするんやけれど、デッキが自動でいろいろと調整しているランプがついていたんで、それが消えるまで新聞を読んだりスマホをいじったり。これがけっこう時間を食うたんで、かなり早起きしたのに、思うてたよりすべての時間が遅れて進行。なんとか見てしまいたいアニメや「仮面ライダー」「ドンブラザーズ」を見たあと、睡魔に襲われちょっとうとうと。
 昼食後も何か知らんだらだら過ごし、いつもならパソコンに向かうているのにそれも面倒になり、しばらく読書。また眠くなり、布団にもぐりこむけれど、午睡を始めた時間が遅く、夕食前に目覚める。
 食後、またしばらく読書をしたり社説のダウンロードをしたりしてから、スマホをいじっていたらやめられなくなり、日記を書こうとパソコンに向かう時間も遅くなった。
 こんな感じでだらだらしてしまうのは珍しい。だらだらせず午睡し、夕刻に起きて……というのがいつものパターンなんやけれどね。
 この日記を書きながら五嶋みどりのジャン=イヴ・ティボーデによるベートーヴェンのヴァイオリンソナタ集を聴いているんやけれど、予想はしていたけれど、みどりのヴァイオリンがストイックすぎ、ティボーデのピアノがまたそれに真っ向勝負を挑むような感じなもんやから、聴きものはクロイツェル。ソナタくらい。これはなかなか聴きごたえがある。そやけど、スプリング・ソナタみたいな大らかで心地よい曲まできりきりと締めつけるような演奏になっているので、全体的に私の求めるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集とはちょっと違う。ベートーヴェンのヴァイオリンソナタというのはベートーヴェンの愛くるしい一面が出た曲が多く、聴いていてうきうきするような演奏が私の好みなんです。五嶋みどりというヴァイオリニストはテクニックはすごいし、音を極めようとしている感じで嫌いやないけれど、この全集はそれが裏目に出たという感じがする。バッハの無伴奏ソナタとパルティータの全集もやはり裏目に出た演奏やったけれど、これもそんな感じ。ベートーヴェンに常に厳しさを求める聴き手にはええのかもしれんけレジ、わたしはベートーヴェンの茶目っ気に魅力を感じている方なんでねえ。

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