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口元を目視せよ [教育]

 うーむ、ゼロサム市長の友人のコネ教育長が「卒業式の際に教職員が国歌を斉唱しているかどうか、管理職が目視して確認せよ」というお達しを出すらしい。私は以前にも書いたように、別に歌いたくないとかいう気もないかわりに歌いたいという気もない。歌を歌わなんだだけで処分されたり再任用を希望した際に不利になったりするというのなら、そんなあほくさいことはないから歌いますけどね。別に国歌を歌うたからというて私はナショナリストにはならん。逆に歌うことによって「この歌は人を処罰するための踏み絵がわりの歌や」という思いが年々強くなって、歌そのものが嫌いになってしもうた。歌には罪はないのにね。
 何がうっとおしいかというて、卒業式というのは生徒たちの門出を祝う席やのに、そんなこととよりも教職員が命令に従うかどうかということの方をトップが重視しているということ。卒業式を踏み絵の場所として使うトップたちに、教育を語る資格はないし、そんなトップが選んだ民間校長やから、何か勘違いした輩が集まり、不祥事を起こしているんないかと勘繰りたくなるやないですか。教頭を土下座させた校長なんて、自分を何様と思うているのやら。
 職務命令なら歌いますよ。そやけど、私は公僕であって、下僕ではない。その矜持だけは保っていたいものであります。

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