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怪獣使いと少年 [テレビ全般]

 今日は立夏というのにひんやりした一日。
 朝から少し熱っぽく、頭痛もするので朝食後に改源を服用。そのまま二度寝。昼ごろに目が覚めた時には頭痛は治まっていた。起きてきたらニュースで東京が震度5の地震にみまわれたとの報。そういえば、朝起きてベランダで一服つけていたら、なんだかゆらりゆらりとしていたなあ。長中期振動で大阪にも多少の影響はあったと思われる。
 うちのマンションは一応耐震構造で崩れたり倒れたりしないようになっているけれども、以前この日記にも書いたように、長中期振動でゆうらりゆらりと長時間揺れる。
 午後になっても雨が止まず、妻は買い物に行くのを断念。夫婦してだらだらとテレビを見たりして過ごす。「帰ってきたウルトラマン」の「怪獣使いと少年」などを見る。妻は初めてこの話を見たんやけれど、テーマ性の強さに、今のドラマとの違いを感じていた模様。もっとも、怪獣使いとともに住んでいる少年を警官までもちゃんと施設に送ったりしようとせずに「宇宙人め」と一般市民といっしょにとっ捕まえるなど難点もあるんやけどね。でも、それは現在の私たちの視点で見るからそういうところをおかしく感じるのであって、放送当時子どもやった私には、かなりショッキングなエピソードやったのを思い出した。
 少年が「僕は日本人だ」と叫ぶセリフ、怪獣使いの宇宙人が「カナヤマ」と名乗っていることなど、その言葉ひとつひとつにこめられたメッセージは、ヘイトスピーチなどで揺れる現代にも有効なんやないかと感じいった次第。さすが名作として語られる作品は違うなあ。
 なんというか、「こどもの日」に見るような回ではないですね、これ。

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