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100円ステレオイヤホン [日常生活]

 パソコンで音楽を聞いたり、早朝深夜にテレビを見たりする時に、ステレオイヤホンが欠かせない。今は100円ショップで買えるから、音が少々悪くともそれを使うているんやけれど、さすが100円で、毎日使うていると思うていたよりも早く断線したり接触が悪くなったりして使いものにならなくなる。昨日あたりからこれまで使うていたものがあかんようになったので、コードは短いけれどiPODのものを使うてみたら、音像がクリアで全然違うのね。
 安くても傷みやすくたびたび買いかえねばならんものを使用するよりも、家電量販店でメーカー品を購入した方が多少高くとも長持ちして音質がいいとなると、かえってそちらの方が長い目で見ると安くつくのかもしれんなあ。
 それでも帰路に100円ショップで新しいのを買うて帰ったのでありました。次に回帰る時はちょっと考えよう。買うてすぐはそれなりに音質もええんでね。つい100円で間に合わせてしまうのでありました。

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昭和の美化 [時事ネタ]

 昭和の日。産経新聞の社説(主張)では「昭和について語り継いでいこう」というような、昭和という元号の時代をことさら美化するようなことを書いていたけれど、そんなにええことばっかりやったんかいなと思う。大東亜戦争を始めたのも昭和。原爆投下や大空襲で国民が大量に殺されたのも昭和。経済成長の陰で公害が全国各地で広がったのも昭和。オイルショックも昭和なら、学園紛争も昭和。まるで昭和がバラ色に輝く素晴らしいことばかりの時代やったみたいな書き方を新聞社の論説委員ともあろう方がお書きあそばすとはねえ。
 同時代を生きてきたはずの人でさえこうやもんなあ。「昭和」を知らん世代が誤解するような論説はやめていただきたいんやけれど、如何。

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五十の手習い [教育]

 愛すれどTigers「岩田が2年ぶりの完投勝利」を更新しました。

 ここのところ、「まちづくり入門」であるとか、「コミュニティ入門」であるとか、「公園づくり」であるとか、「商店街の役割」であるとか、そんな内容の本を立て続けに読んでいる。
 これは、今年度、新たに受け持った「街づくり」という科目をなんとかこなすために必死で勉強しているということなのです。この科目は長年決まった先生が担当してはったんやけれど、今年度は都合でその授業を担当できんようになってしまい、急遽私にお鉢がまわってきたというわけ。
 私は大学で「家族論」を主として学び、ライフサイクルについて調べたりはしたけれど、それを地域コミュニティに広げていくようなところまではやってへん。ただ、社会学士としては、それなりに学んでおくべき課題ではあったわけですね。というてもねえ、大学時代……もう30年前のことやから、少しかじった程度のことは忘れたりしている。
 とにかく今は地域コミュニティがなぜ大切なのか、コミュニティを維持していくために必要なものはなにかということを自分なりに咀嚼し消化し、方法論を叩きこんでいる。前任者の使うていた教材をそのまま使うているけれどね、こちらがちゃんと血肉にしていないものを人に伝えられるわけがない。ただ同じ教材で上っ面だけなぞるようなことをしたのでは、せっかく選択した生徒たちに申し訳ない。
 いやはや「五十の手習い」とはいうけれど、ほんまにそんな感じ。いくつになっても日々新たなり、でありますね。まあ、脳の活性化にはいけれど。
 問題は、まだ完全に咀嚼消化しきれてへんのに授業日はやってくるということ。自転車操業にならぬようにしていかんとね。

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焼筍と父のインフルエンザ [日常生活]

 今日は完全休養日。午前中は例によってテレビ三昧。昼食後、少し午睡。野球中継開始時刻にアラームをセットし、まずはラジオで中継を聞き始めたけれど、テレビ中継までの1時間でだいたい試合の流れが決まってしまう。途中からテレビに切り替え、テレビ中継が終わるとラジオに切り替え……。3時間50分くらいかかるとは、あまりにも長すぎるぞ。昨日の試合みたいにテンポよくポンポンといってくれたらなあ。
 実家から今年も筍を送ってもろうたので、夕食にはゆがいたばかりの筍を妻が焼いてくれて、初物を食す。味付けも何もしてなくても美味であります。食後、お礼の電話を実家にかける。インフルエンザにかかった話などをしていたら、父もかかっていたとか。ところが、高熱は出なかった模様。うーむ、80歳になっても元気であるなあ。倅の方が弱っておるぞ。まあ、元気そうで何より。
 明日出勤したら、また火曜は休み。少しばかり気は楽か。

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親子連れと「京とれいん」 [日常生活]

 今日は定例の京都の医者へ。こちらも大切な用事なので、友の告別式に参列はかなわなかったという次第。日を変えてもらうことも考えたんやけれど、なかなか日程調整ができず、断念。
 阪急の特急で京都へ。淡路のホームで特急を待っていると、若いお母さんと小学校低学年くらいとおぼしき親子連れが私の前で電車が来るのを待っていた。
 特急が来た。土日には「京とれいん」という特別仕様の観光用特急が走っているんやけれど、どうも男の子はそれに乗りたかったらしい。そやけど、やってきたのは通常の特急。お母さんに連れられて乗ったあとで、「これ、きょうとれいん?」と何度も確かめる。二人とも「京とれいん」には乗ったことがないらしく、違っていることに気がつかなんだみたい。
 違いますよと声をかけようと思うたら、すぐに扉が閉まり、出発してしもうた。まあ、「京とれいん」やなくても男の子は運転席の真後ろに立って走っているのを楽しんでいたみたいやからええけれど、これが鉄道好きなお母さんやったらちゃんとダイヤなどを調べて乗車するんやろうなあ。子どもにねだられて連れていくことになったんやろうけれど、自分の興味関心の範疇にないことをやらねばならんというのは大変なことやなあ。
 子どもがおとなしい子でよかったよ。電車の中で「これ、違う」とごねて「お母さんの嘘つき」とかケンカになったりするのを見たいとは思わんものなあ。
 桂駅と長岡天神駅の間は一部高架工事がすんでいて、高架化された線路を走っていた。これ、あと数年したら全面高架化するんやなあ。かなり景色が変わるんやろうな。くだんの男の子は高架化された線路を走ってるのを見てはしゃいでいた。よかったよかった。

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付き合いが悪くなる [日常生活]

 今日は各学年とも校外へ。担任を持っていない私は学校でお留守番。事務作業を一気に片付けてしまおうなどと考えていたけれど、さすがに一気にすべては片付かなんだなあ。
 で、さっさと帰宅して家でゆっくり。遠足の引率をした担任さんたちは打ち上げで一杯やってはり、私にも声はかけてくれはったんやけれど、友の客死のこともあってそういう気分にもなれず、丁重にお断りした。
 それよりもテレビでナイターを見ながらタイガースの試合に一喜一憂する方を選んだのであります。
 ここ数年、付き合いが悪くなってきているねえ。お外で飲んでわあわあはしゃぐと、翌日よけいにしんどいのでありますね。歳のせいもあろうけれど、基本的にはあまり外交的やない気質やということもあって、それがちょっと表に出始めているという感じであるのかなあ。
 というわけで、タイガースは大勝。試合の見所がたくさんあり過ぎて、タイガース川柳に投句するネタにかえって困ってしもうた。こういう苦労ならいつでも大歓迎でありますよ。
 明日は外出。友の告別式にはいけない。弔電には定型文は使わず、よく考えた文を送った。それにしても、今の電報はウェブサイトの送信フォームから送るんやから、何字になっても特に困らん。それはそれでどうよと、送信フォームに打ちこみながら思うたのでありました。

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一泊移住とは何かいな [教育]

 今日から2日間は1年生が恒例のホームルーム合宿。校舎内は少しだけ静かに。
 私が担任を持っていた頃、生徒と話していたら、「合宿」のことを言い間違えて必ず一度は「一泊移住」という生徒がいてた。一泊だけよそに住むというのはたいそうな物言いでありますね。実は、大阪市内だけ、林間学校や臨海学校の類のお泊り行事を「一泊移住」と呼ぶのであります。由来などは知らん。ただ、大阪市以外ではおそらく通用せん用語であろうと思われます。
 実際、前任校は府立の養護学校(今は特別支援学校という)やったけれど、お泊り行事は「林間学校」と呼んでいた。同じ大阪でも大阪市以外の市町村では「一泊移住」という言葉は使わんのであります。
 では、修学旅行は二泊するから「二泊移住」と言うかと思えば、これは大阪市内でも「修学旅行」なのですね。うーむ。
 というわけで、なぜ大阪市内の小中学校だけお泊り行事を「一泊移住」というようになったのか。ネット検索ではちょっとわからなんだ。ご存知の方がいてたらご教示ください。もっとも「一泊移住」という言葉そのものを初めて知った人の方が多かったりするかもしれんけれど。

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大統領と寿司 [時事ネタ]

 夜になると急に冷えこむので、体がついていかないで困る。くしゃみが出る。鼻がぐずぐずする。昼はぽかぽか陽気でええのにねえ。
 ところで、バラク・オバマ米大統領が来日して、しんぞう首相と寿司屋で会食したそうな。タモリとスタジオでイチゴを食べても会食。オバマと寿司を食べても会食。
 報道されませんけど、気になることがある。大統領が食べた寿司ネタは何やったんやろう。まさかアボカド巻き……てなことはなかろうな。特上握りを食うたに違いない。やはりマグロのトロやろうか。サーモンなら米国大統領の口にも合うやろう。それとも大統領は米国でも寿司を食うていて、けっこう通なんやろうか。
 ほんまにどうでもええことなんですけどね、米国の寿司屋にはかなりええ加減な店もあるやに聞くので。日本の高級寿司屋のにぎりはお口に合うたんやろうか。
 あ、バラ寿司(ちらし寿司ともいうけど)やったりして。関西では祝い事があるとバラ寿司を作って食べたりするので、もてなしとしてはにぎりよりバラ寿司の方がふさわしいように思う。関東ではどうなんかなあ。
 つまらんことではありますが、これがTPP交渉のカギを握っていたりなんかしたりするかもしれんなんて、そんなことはないか。

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ゼロトレランス [教育]


 鬱というほどではないけれど、友の訃報から一夜明けて、朝からなんとも気が乗らない。そやけどそんなことは言うてはいられんので、授業に臨んではとにかくテンションをあげてひたすらしゃべりまくる。
 空き時間も印刷をしたりして、ひたすら仕事。さすがに就業時間が終わると気力も尽きて、とにかく早く帰宅。ラジオとテレビでナイター中継に集中。こういう時はとにかく日々のルーティンを崩さずにいることが肝要であるなあ。
 試合終了後、パソコンに向かう。朝日新聞のサイトで大阪市長が市教委に「『ゼロトレランス』(寛容度ゼロ)と呼ばれる、罰則などで子どもたちに規律を厳しく守らせる指導法について『モデル校をつくってやれないか』と指摘し、大森教育委員長は前向きに検討する考えを示した」などという記事を見つける。市長は「自ら学びとる意欲をもたせ、自分で考える力を育む」という、いわゆる「PISA型学力」というものが世界標準になっていることもご存知ないんやろう。罰則で縛りつけることによって、権力者に対して萎縮し従順になる人間を育成するのが「教育」であると考えているんやったら、時代錯誤も甚だしい。まあ、そういうモデル校を作るならば、まず最初に自分の子どもをそこで「教育」させなはれや。

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元同僚の客死 [追悼]

 愛すれどTigers「ゴメスが来日初ホームラン」を更新しました。

 休み明けの月曜日、疲れが取れぬままなんとか1日を乗り切って帰宅すると、妻があわてている。自宅の電話のファックスがつまったという。長いことファックスなんて送られてこなかったからなあ。
 で、送られてきた文書を破りとり、セットし直す。送られてきた文書は手書きの手紙。
 前任校での同僚で、同じクラシックファンということもあって気の合っていたSさんのお母さんからであった。
 愕然とした。
 年末からネパールに旅行していたのが、年明けすぐに音信不通となり、現地の警察、そして家族も行方を捜していたのが、今月の初めについに見つかった……ただし、遺体で。本人であることが確認できたので現地で荼毘にふしたという。
 私よりも何歳か年下であった。学生時代からアジア各国を独り旅するのが趣味で、同じ職場の頃は冗談口に「命を大切に」なんて言うていた。近年はアジアではなくヨーロッパに生き先を変え、各地のオペラハウスで本場のオペラを楽しんでいた。ちょくちょくメールのやり取りもあり、今年も年賀状で近況を知らせてくれていた。
 ちょっと頑固なところもあったけれど、ユーモア感覚に富んだ、個性豊かな友やった。
 まさか、こんなに早く訃報に接することになろうとは。こうやって彼のことを書いていてもまだ信じられん。旅慣れていたことが逆に仇になったんやろうか。くわしいことがわからんだけに、もどかしい。
 告別式は今週末。別件でその時間には用事がある。参列するかどうか迷うている。というのも、彼の遺影なんか見たくない。そんなものを見ると現実を受け入れなならんやないか。最低弔電を打つくらいにとどめ、出先でそっと手を合わせる……そんなことを考えている。
 今はまだショックから抜けきれないでいる。気持ちを切り替えようとしているんやけれど……。そんな簡単にはいかん。
 今はただ、彼の永の眠りが安らかなものであることを祈るばかりである。

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