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鶴竜の土俵入り [大相撲]

 大相撲小言場所「平成二十六年夏場所展望~新横綱鶴竜誕生~」を更新しました。

 今日から大相撲夏場所が始まり、仕事、相撲、プロ野球としんどいことや好きなことが一気に重なり、なんとなく毎日があわただしくなるなあ。
 特に仕事では次の木曜日が体育祭なので、その準備と授業準備となんやかんやで一息ついている間がないのです。天気予報ではちょうどそのあたりで雲行きが怪しいようやし、雨天の場合は日延べにもなるしねえ。毎日天気予報から目が離せません。
 というわけで、上記リンクの「大相撲小言場所」にも書いたけれど、大相撲初日であります。なんというても目玉は新横綱誕生。ただ、鶴竜というお相撲さんはちょっと地味なんで、いささか盛り上がりに欠けるところがあるけれど。
 まあそれでも新横綱の最初の本場所土俵入りというのは、いつものことながら気になるものがある。たとえば、四股。貴乃花のようにきれいに足が上がり、力強く踏むと、場内の「よいしょ」のかけ声も大きくなる。それからせり上がり。曙のように腰を沈めて状態を起こし、下半身から力強くせりあがると、立ち上がった時の場内の拍手が違う。
 今の二横綱は二人ともいわゆる不知火型。白鵬は四股も小さくせり上がりも前かがみであまり美しくない。相撲ぶりは大横綱やけれど、こと土俵入りに関しては迫力にかけるといわざるを得ない。日馬富士は四股は力強いけれど、せり上がりはいけない。上体を前に倒して、上半身を起こすだけで、これはせり上がりとは言えない。師匠の旭富士も前かがみなところはあったけれど、両手をさっと広げた姿はなかなか美しかった。
 新横綱の鶴竜はどうやったか。四股はそれほど力強くなかったけれど、いわゆる雲竜型の構えは少し前かがみではあったけれど、腰が入っていてせり上がりは下半身を使うたええ形になっていた。
 ま、横綱の土俵入りはこれでないといかんという模範があるわけやないらしいけれど、できたら力強く美しいものであってほしいのでありますね。

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