わが軍

　今日から仕事を再開。片づけの作業は終わりが見えてきた。今年度のポジションを他の方に譲ることになったので、芸術鑑賞担当の引継ぎなどもみっちりと行う。新年度に向けて、着々……とはいかないまでも着、くらいは歩を進められたかな。
　それはともかく我が国の総理大臣の言葉の軽さには相変わらず驚かされる。今度は自衛隊のことを「わが軍」なんて国会の答弁で言うたらしいやないですか。自衛隊が軍隊みたいなものであることは私も承知の上やけれども、あくまで「みたいなもの」であって軍隊やないんやないの。国会議員や公務員は憲法を守らんならんと憲法に明記され、そこには戦争放棄がはっきりとうたわれているわけやから、「わが軍」はまずいよねえ。
　沖縄のみなさんにはていねいに説明していくと言いながら、県知事との面会を拒否して県民の反対をも無視してサンゴ礁にコンクリートをぶちこんでるのも、やはり言葉を軽んじているなあと思うね。
　もう少し自分の発言の重さというものを自覚していただきたいと思うのは私だけやないと思うが、如何。