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本を貸すということ [読書全般]

 本日、「たちよみの会」例会。最初の1時間だけやけれど、古参Y氏が顔を出してくれた。先月「読めたら貸して」と言われた本を持っていっていたので、貸す。私は基本的には本の貸し借りはしない主義なんやけれど、彼だけは別です。なんでかというたら、ちゃんと返してくれるから。いわゆる「借りパク」というのをやられると、ほんまに悔しいのです。自腹を切って手に入れた大切な本なんやから、手元に置いておきたいものですよね。
 某T京S元社のK浜氏にずいぶん前に「ターザン」シリーズの何冊かを貸したけれど、あれ、まだ返ってきてへんのですよ。その出版社が映画化を機に「類猿人ターザン」を出すというので、その参考に貸してほしいといわれて貸したんやけれど、さて、彼は借りたことを覚えているでしょうか。一応ハヤカワ文庫の「ターザン」は既刊分全部持っていて、彼に貸した分だけ歯抜けになってしもうた形になっている。また読み返すこともないかもしれんけれど、今や入手困難なものだけに、返してほしいなあ。でも、彼と顔を合わせた時にはその件について言うのを忘れているのです。最近は東京に行くこともSFのイベントに参加することもないので、顔を合わせる機会もなかなかないのです。どなたかK浜氏に会うたら「喜多がブログでぼやいてた」と伝えてください。て、自分でいえよ。
 進呈するものは別です。私が死蔵しているよりも研究者やコレクターに寄贈した方が役に立つというなら、それは喜んでお渡しします。そういう方になら進呈しても惜しくはないのですよ。
 というわけで、Y氏にはまた来月別な本を貸す約束をしました。むろん返ってくるという信頼があるのです。

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