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エラリー・クイーンの冒険 [読書全般]

 今日も朝から録画した深夜アニメを見たり、残しておきたい番組をBDにダビングしたりして過ごし、朝食後、少し寝る。管理職からの電話で起こされる。奨学金に関する教育委員会の調査の締めきりやそうで、それやったら私が前倒しの盆休みをとる前の出勤日にいうてよ。
 昼食後、読書。夕刻、ナイターの開始時間に合わせてスマホで中継を見る。今日は読売テレビで7時から9時までの2時間のみの中継なのです。DAZNのお試し期間なので無料。しかし長いことつないでいたせいで早くも速度制限がかかったりなんかして困ったことです。
 夕食後、テレビ中継も終わり、再びスマホで中継を見る。便利といえば便利やけれど、やはりスマホは「携帯電話」やないですね。
 エラリー・クイーン/中村有希・訳「エラリー・クイーンの冒険」(創元推理文庫)読了。新訳版であります。クイーンの本格ミステリの精髄といえる短編が11編。いずれも一見しただけではわからない謎をクイーンらしく実に論理的に解きほぐしてみせる。長編ではいろいろな要素をとり混ぜて謎を何層にも重ねたりしているけれど、短編ではトリックのみでの勝負となるだけに、ミステリ作家としては腕の見せ所となるんやろう。
 それだけに、例えば猫嫌いのはずの体の不自由な老婆が7匹の黒猫を次々とペットショップに注文する、なんて謎を明確に解読していったりするのですね。クイーンの本格推理をたっぷり堪能できて楽しませてもらいました。「エラリー・クイーンの新冒険」もぜひ新訳で出していただきたいと強く希望いたします。

 8月19日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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