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災い転じて [日常生活]

 甲子園球場の試合は雨天のために中止。シーズン前から楽しみにしていたからなあ。ほんまに残念。「中途半端な幸運」すらなく、ただただ運が悪かったのでありました。
 14時くらいには中止が決定したから、気持ちを切り替えて仕事に専念。災い転じて福となすのじゃ。今日は新入生のクラブ体験入部。それにしても新入生たちもいくら漫画研究部の顧問やからというても、いきなり教師に「君は“ハルヒ”派? 君は“長門”派? 君は“みくる”派?」などと口走られては困ったことやったやろうなあ。そやけどみんなちゃんと答えてくれたぞ。まあ「涼宮ハルヒ」ネタやったら中学生レベルでもついてこれると判断したというのはあるけれど。もっとも、別な当番の仕事も入っていたので短時間しかいることができず、あまり話を聞いたり描いた絵を見せてもろうたりすることがでけなんだのが残念ではありました。
 ちょっと気持ちを切り替えすぎているような気がするな。

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中途半端な幸運 [日常生活]

 昨日は入学式。今日は新入生向けのオリエンテーションで知的障害生徒の自立支援コースについて説明したり、昨年同様有償ボランティアを教え子に依頼したりといろいろな仕事を同時並行的に行わなあかん。それだけ頭を使わねばならんので、帰宅したらもうタイガースのナイター中継をずっと見て楽しむしかないのです。
 金本選手が2000本安打まであと1本と迫りながらも今日はヒットが出ず明日におあずけ。
 明日!
 明日の甲子園ライトスタンドのチケットはすでに我輩の舌の上、やなく鞄の中にある。明日や明日や。金本アニキの2000本安打達成の瞬間をこの目で見られるかもしれんのや! わーいわーい。
 で、空を見る。雨が強く降っている。
 う……明日は雨天中止になるんか?
 あかんがなあかんがな。1ヶ月も前から楽しみにしてて、それがまたうまいこと記念の日になりそうやのに。
 降るんやったら今晩中に明日の分も降ってしもうてくれ。午前中にあがったら天下の阪神園芸さんが見事なまでにグランド整備をしてくれて、ちゃんと試合ができるやろう。
 これこそ運を天にまかすということやな。
 果たして私は甲子園で記念すべき一打を見ることができるのか?
 たまたまそういう試合にあたりそうなのに、それが雨天中止になるかもしれんという、これは運がええのか悪いのか? 中途半端な幸運というべきか。
 それは明日の夕刻に判明する!
 諸君、括目して待たれよ!
 いや、誰もそんなん気にしてへんて。

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甲子園はもう終盤戦? [プロ野球]

 今日は帰宅後、タイガースとドラゴンズの試合をテレビ観戦。BS1で見る。副音声を選ぶ。ブログ化する以前の日記にも書いたけれど、副音声では実況放送なし、球場の集音マイクで拾うた音だけを流しているのです。300勝投手のやかましい解説を聞くよりも、この方が野球観戦に集中できる。
 NHKは球場で流れる宣伝が放送に入らんように集音マイクの音を絞っているんやけれど、それでも応援団のコールなんかはよく聞こえている。
 しばらくして、自分がテレビに合わせて手を打ち合わせているのに気がついた。しかもメガホンを握っているかっこうをして、「ちゃちゃちゃ、やーの、ちゃちゃちゃ、やーの、けーおーけーおーどらごんず」とつぶやきながら。
 試合展開は手に汗握るもんやったし、さすが首位争いという、まるでシーズン終盤みたいな緊迫した展開。ジャイアンツ戦を見ていたときには一度も感じなんだ緊張感ですわ。この実況なし中継が、球場での観戦を思い出させてくれたんやね。
 あーもう甲子園行きたい行きたい行きたい。今すぐ飛んで行きたい。風船飛ばしたい蛍の光歌いたい六甲颪歌いたい。あさって行くのが待てん。そうかて、あさってもこんなすごい試合になるかどうかわからんもんな。
 というわけで、球場で試合を楽しむことを知っているファンには、実況も解説も不要。ただただ球場内の音が聞こえていたらそれでええんやと、改めて実感した次第。ただし、福本さんの解説は別ですが。この前も鳥谷が好走塁しているVTRを見ながら、「やったらできるやん」と怒ったりしてたけれど、こんな解説他の人にはでけんよなあ。

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川内康範の死 [追悼]

 愛すれどTigers「岩田G戦初勝利、快調単独首位!」を新規更新しました。

 昨日に続いてお悔やみ。川内康範さんの訃報に接する。享年88。
 「月光仮面」「レインボーマン」などの作者であり作詞家であり、多彩な活躍をした人やねんけれど、私のイメージでは作家というよりも思想家というか啓蒙主義者というか、そんな感じの人やなかったかという気がする。
 拝金主義を嫌い、「愛」と「正義」を子どもから大人にまで主張し続けた人、なんですね。そやから「かい人二十一面相」に「金なら私が出す」なんてことを申し出たりするという、普通そんなことやらんでというようなことを臆面もなく堂々とやってのけたりするんやった。
 ある意味こういう奇行すれすれのことをしても「この人ならそれくらいするかも」と思うてもらえるという意味ではそれは人徳というもんがあったんやろうと思う。
 というても、自分の作ったものに対する執着はかなり強かったみたいで、森進一さんとの「おふくろさん」がらみのもめごとにしても「まんが日本昔ばなし」の著作権で身内ともめたりしたというのにしても、「私の理想を汚した悪」と戦うというような意識があったのかもしれんなあ。
 無私の人やなかったとは思うけれど、「愛」や「正義」をてらいもなく口にできるという人物は、現代においては貴重な存在やったのかもしれん。
 そやけどなんか妙に時代とずれているところが変な魅力をかもし出していたのは事実で、特に私は「レインボーマン」のなんか不思議な正義と悪の表現がむやみに気になってしもうたという記憶がある。ほんまにいまどきのお人やなかったと思う。
 謹んで哀悼の意を表します。

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チャールトン・ヘストンの死 [追悼]

 アメリカの俳優(そう書かんと若い人にはわからなくなってきたかも)のチャールトン・ヘストンさんの訃報に接する。享年83。
 私にとってはC・ヘストンというたら映画「猿の惑星」のテイラーですね。小学生のころ公開されて、とにかく流行った。私は第1作はテレビで放送されたものを見たんやけれど(解説の荻昌弘さんが特殊メイクに挑戦、なんていう趣向もあった)、なにしろ子どものことですから、C・ヘストンとジョン・ウェインがごっちゃになってしもうたりした。理由は簡単。二人ともテレビでは同じ声やったから。納谷吾郎さんの持ち役やったんですわ。外国人の役者の区別なんかまだついてへん頃やったから、声が頼りですよ。
 とはいえ、強いアメリカの象徴的存在やったというあたりでは共通点はあるかも。ただし、C・ヘストンさんは「十戒」のモーセとか「ベン・ハー」とか歴史ものの大作の主演が多い人やったので、西部劇中心のJ・ウェインさんとは棲み分けができていたのかもしれん。
 今でも思うんやけれど、そんな俳優が「猿の惑星」なんていう、当時としてはキワモノ以外の何物でもない(今見ると、風刺SF映画の秀作と思えるんですけれどね)作品によう出演を承諾したなと思う。しかも「続・猿の惑星」にもゲスト出演していて、最後のほうでとんでもない大仕事をやってのける。
 台本を読んで、この作品はただのキワモノやないと判断しはったんやろうか。そこらへんはわからんけれど、「猿の惑星」というキワモノ的な扱いを受けてしまいそうな映画がC・ヘストンさんの主演ということで箔がついたということは確かやろう。SF映画の歴史をたどるときに、ここでC・ヘストンさんの果たした役割は決して小さいものやないと思うんですけれど、どないですやろ。
 謹んで哀悼の意を表します。

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中抜きスポーツ中継 [テレビ全般]

 今日の東京ドームでのジャイアンツ-タイガースの試合はNHK総合での中継やった。試合時間が延びたら、NHKは最後まで放送してくれるんで、延長をしても途中で切るNTVなどと違いありがたいなあと思いつつも、あの18:45~19:30の中断だけは何とかしてよと思う。
 放送開始が19:30からやったら「まあそんなもんか」と思うやろう。ところが放送開始は18:10なんですね。30分ほど中継してから、45分間ニュースをはさみ、そして中継を再開する。これは、まあファンには辛い。高校野球みたいにNHK教育でリレー中継してよ、なんてわがままなことを言いたくなる。他のスポーツ中継ではこんなに長い中断はしないのにね。
 CSに加入して有料で見たらええやんと言われたらそれまでなんですけどね。ところがですね、大阪にいてると甲子園や広島、神宮などで行われるタイガースの試合のほとんどがサンテレビで中継され、それが試合開始から終了までという「完全中継」なもんやから、CSに加入するのはなんとなくもったいないという気がしてしまうわけですよ。そんな金を払わんでも(なんじゃこらというCMを何度も繰り返し見せられてもですね)サンテレビがやってくれるやん。
 ニュースは大切なことはわかってます。別にNHKにサンテレビみたいなことをしてくれとは言いません。ただ、最初ちらりと見せておいて45分もおあずけというのはいらいらいらいらとしてしまうという、ただそれだけ。放送してくれるだけでありがたいことではあるけれど、できたら中断なしというのは無理なんですかねえ。
 ところで、NTVの中継を見ていたら、なんとジャイアンツのエース上原投手がCSのCMに出演していた。しかもジャイアンツのユニフォームを着てね。これは「来年からはジャイアンツの試合は中継しないから見たい人はCSで」というサインをNTVが出しているんやろうか。なんかそういうことの伏線みたいな気がするのは私だけ?

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平日ですよね [季節ネタ]

 私の職場の真横にある公園は花見の名所やということで、PTAの行事にまでその公園での花見があったりする。まあそれはよろし。
 今日の昼ごろ、ちょっとした用で通用門を出てその公園の横を通った。背広を着た若い男性がビニールシートを敷いて場所取りをしたり、いかにも親子と思われる女性2人がロープで場所を区切ったりしているのは、ああ、夜桜見物のために準備してるんやなあと理解できる。
 問題はけっこうな年の男性たちがシートを敷いて座り込み、酒盛りをしたりしていることで、あのええと今日は平日ですよね。自営業の人たちなんかなあ。自由業の人たちなんかなあ。お仕事してへん人たちなんかなあ。平日の昼間からこうやって花見をして酒飲んで、楽しそうやなあ。
 しかしながら、私はそれほど桜の花が好きなわけやないので(梅の花のほうが好きなんですよね)、そこまでして花見をしたいとは思わんなあ。まあ花を楽しむより酒盛りの名目があればそれでええんやろうけれど。「日本全国酒飲み音頭」の歌詞にもあるもんなあ。
“4月は花見で酒が飲めるぞ 飲める飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ”
 11月はなんにもないけど酒を飲み、12月はドサクサで酒を飲む人たちにとっては、桜は格好の肴やもんな。

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カープファン気質? [プロ野球]

 ついにタイガース連勝止まったよ。まあいつか止まるものではあるけれど、なんか今回のカープ3連戦ではすごーく嫌な思いをしているから、ここで止まってほしくなかったなあ。
 というのも、カープからFAでタイガースに来た新井貴浩内野手が打席に立つと、カープファンが毎回毎回ブーイングするんやで。そらまあカープファンにしたら、裏切り者的な存在なんかもしれんけどさ。例えば星野仙一さんがジャイアンツの監督になったりしたら、私も野次のひとつくらい飛ばしたくなるかもしれんけれどさ。
 そやけどね、昨日の試合でカープの投手が新井選手のふところを執拗に攻めてついに背中にデッドボールを与えたときに、私はものすごく不快になったわけですよ。カープファンは盛大に拍手したんやで。あれはちょっと信じられなんだなあ。
 タイガースファンは(最近は知らんけれど)かつてはトレードやらなんやらで他のチームのユニフォームを着た選手に対してもタイガース時代と変わらん拍手を贈ったもんです。藤本義一さんか中村鋭一さんか道上洋三さんか誰か忘れけれど、確かこんなことを言うていた。
「タイガースファンは、トレードで出て行った選手はみんなよそに貸したと思うてるんです」
 そんな気質があるのは確かで、地元関西出身の田尾外野手がライオンズからトレードできたときに、「やっと田尾が帰ってきたなあ」とか言うてるファンがいたもんな。いや、田尾は確かに大阪の高校を卒業して京都の大学に行ってたよ。そやけどプロ入りはドラゴンズやったやん。それも「貸した」ことになってたんや。そういう気質なんです。
 そのかわり、私は例えば星野仙一さんはタイガースがドラゴンズから借りてるという感覚ですね。今はタイガース関係の人やけれど、最後は名古屋で終わらなあかん、と。
 それだけに、新井選手に対するカープファンの態度はすごく気になる。まあ、それだけカープ時代の新井はファンから愛されていたということなんやろうけれど、可愛さ余って憎さ百倍というのかな。ほんまはカープから出たくないけれど、何かがあって飛び出す決意をし、記者会見でそんな決意をしたことに対して涙を流してさえいた男に対して、デッドボールが当たったら拍手というのは、薄情というべきか、陰湿というべきか。
 ファン気質というのは地方によって異なると思うし、タイガースファンすべてが出て行った選手を愛しているとまでは言わへんけれど、カープファンの気質というのはちょっと理解しがたいものがある。
 そやから、そんなファンの応援しているチームに、今回だけは負けてほしくなかったのですよ。
 それやったら、明日からのジャイアンツには負けてもええんかと問われたら、それはまあそのやっぱり負けてほしくないと答えるけどね。いやまあわがままなことでんな。

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満開には早すぎる [季節ネタ]

 ぐっと暖かくなって、私が住んでいるマンションの敷地や近辺も、通勤経路や職場に植わっている桜がどんどん咲き始めている。なかなか美しく、春を感じさせるのはええんやけれど、困ったなあとも思う。
 というのは、桜が今咲いてしまうと、来週の頭にある入学式の日には花が開ききって散り始めていたりするおそれがあるからですわ。
 入学式というたらやっぱり桜ですわな。そやのに、せっかくの門出の日にそれが葉桜やったりしたら、なんとなくムードがないよね。
 私が今の職場に転勤してきた7年前、やっぱり春が早くきて、4月1日の段階で早くも満開やったことを思い出す。あの時はほんまに入学式の日にはかなり花が散っていたよなあ。
 何年かの周期でこういうことになるのかもしれんね。自然現象やから仕方ないとはいえ、今年の入学生にはちょっと気の毒やなあ。こうなったら入学式まで雨が降らんようにお祈りでもするか。ずっと降らなんだら辛うじて花びらが散らずに残っているかもしれんからね。
 まあ、葉桜の入学式のほうがインパクトがあって思い出に残る入学式になるかも。私が担任を持った学年の、今から6年前の入学式なんか、雨はざざ降りやったし式の途中で雷は鳴るしでほんまにインパクトがあった。おかげで今でも教え子と「君らの学年は何か行事があったらそのたんびに雨が降ったなあ」とネタになるくらいですわ。
 あと1週間弱、果たして桜の花は生き残るか散るか、4月8日を括目して待たれよ!

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ジャイアンツを力士に例えると [プロ野球]

 ジャイアンツもあれですね、上原投手で勝てへんというのはこれなんでしょうね。スワローズをなめてかかり、照準をドラゴンズに合わせてエースを開幕に登板させなんだということなんやろうけれど、二兎を追うもの一兎をも得ず、いや違う、窮鼠猫を噛む、でもないな。金持ち喧嘩せず、あれおかしいなどんどんはずれてきたぞ。
 とにかくエースを開幕で投げさせないという、まあいうたらセオリーを無視してローテーションを組んだことが開幕4連敗という結果になったのですね。相撲でいうたら大きな体の若ノ鵬が立ち合いに「八艘跳び」をして負けた、みたいなところか。うーむ例えとしてどうよ。朝青龍が油断して胸を出して立って寄り切られたみたいな。
 タイガースはどうかというと、期待している投手を相手との相性とか関係なく順にマウンドに送り、着実に勝ち星を重ねている。白鵬が立会い前まわしをとりしっかり上手を引いてからじっくり攻めるような、って、相撲から離れなさい。で、もしここまで先発投手があまりええ結果が出てなんだとしても、その流れを変えられるベテラン下柳投手をちゃんと5試合目に残している。
 岡田監督の作戦は当たり前すぎるとか面白くないとかいう人もいてはるようですが、当たり前のことをちゃんとやるのは難しいんですぞ。現に原監督にはそれがでけてへんもんな。けっけっけ。
 まあ、ジャイアンツの戦力からいうたらこんなもんで終わるはずがないと思うので、今のうちに差をつけといて、得意の先行逃げ切り野球でシーズンの終わりまで走り続けてほしいものです。あ、ドラゴンズがしっかりくっついてきてるやん。なんか気色悪いぞう。あっちいけしっ。

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