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とにかく眠い日 [日常生活]

 昨日の夜はなんかだらだらと夜更かし。さあ寝ようと思うたら、マンションの隣の棟でボヤが。非常サイレンの音が「うぃん、うぃん、うぃん、火事です。避難してください」と響き(関係ないけど、あの「火事です」というの発音が明瞭過ぎませんか。切迫感がない)消防車がうーうーかんかんかんとやってきてとてもにぎやかに。それでも一度床についたら動けず爆睡。
 朝、いつもよりゆっくり起きる。朝食をとりながら昨晩録画した深夜アニメ「ファイト一発!充電ちゃん」「ささめきこと」などを見てしまうと、午前9時過ぎにはまた眠たくなってリビングでうとうと。10時ごろ一度眼が覚めるけれど、すぐにまた寝てしまい12時半ごろやっと目覚める。昼食をとり、新聞を読んだり妻と雑談したり。で、夕方4時ごろまた眠くなり、寝床で爆睡。
 日本シリーズを見ながら夕食。終了後、新たに録画したアニメ「エレメントハンター」「獣の奏者エリン」を見てからパソコンに向かう。
 この日記をアップしたらまたすぐに寝るのね。なんでこんなに眠いのか。
 知れたこと。この1週間はとにかくきつかった。精神的にも体力的にも。

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ドラ1と偏見 [プロ野球]

 昨日の日記では「高慢な野球エリート」と過激な書き方をしてしまいました。書き過ぎやったかもしれんなあと、読み返しては思うことしきり。とはいえ、例えば赤星のようにプロに入ってからその実力を開花させる下位指名選手もいれば、1位指名でも実力を発揮できずに終わる選手もいてるのは事実やから、プロ野球を目標にしてきた選手たちは指名順位にこだわるんやなく、入団してからどういう活躍を見せるかにこだわってほしいのですよ。
 というわけで、今は安芸市のキャンプ地でひたすら練習に励むかつてのドラフト1位たちは頑張ってほしいですね。というか、君らはいつまで二軍にいてるんや。入団したころの期待をいつまでも裏切り続けるんやないですよ。上位指名選手というのは、それだけで「ものすごい選手」という偏見にさらされるのやからね。その偏見の中で本来の実力を発揮していくのは大変やろうけれど、それが上位指名選手、特にドラ1で入団した選手に科せられた使命なんやないかなあ。

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プライドと自惚れ [プロ野球]

 野球エリートにはプライドがある。阪神タイガースが5位指名した近畿大学の藤川俊介外野手にしろ、4位指名した西条高校の秋山拓巳投手にしろ、順位が低いということで藤川は社会人野球に進もうとしている見たいやし、秋山投手は「1位で指名してほしかった」と涙を流したという。
 そのプライドはわからんこともないけれど、自己評価と他人の評価は往々にして食い違うもの。順位は低くてもプロ野球のチームが今この時点での力を評価して指名したんやから、プロに入るべきやないかと思う。例えば藤川選手が社会人に進んでぱっとせず、2年後はどんなに自分から売り込んでもどのチームも見向きもしないという可能性かてあるわけやんか。
 このご時世、「入ってくれ」というてくれるところがあり、もし指名順位が上やったら文句なしに入る気があるというんやったら、自己評価よりも低かったことをばねにしてプロで上位指名の選手を抜いてレギュラーになったらええんです。あんたらのまわりには必死で就職活動をしてもまだ内定が取れてない友だちもいてるんと違うの。自分ず恵まれた境遇やということに気づかんか。自惚れたままではプロに入っても活躍できんぞ。
 金本も、新井も、カープに入団した当時は「いい素材なんでちょっと取ってみるか」程度の期待で入団した。金本の時のカープの1位指名は現タイガース二軍コーチの町田やった。プロに入ってからの結果は指名順とは全く逆のものになった。
 失敗、挫折、そういうような経験がある人の方ほど成長する。ここでプライドのためにチャンスを棒に振るようなことがあるとしたら、一生悔やむことやろう。プロの世界をなめたらあかん。藤川外野手がどんなにええ選手でも、タイガースの外野は競争が激しいぞ。ファンとしては、入りたくない人に無理に入ってほしいとは思わんしね。育成枠で指名されて心から喜びを表しているBCリーグ信濃の高田周平投手や創価大の田上健一外野手には高慢な野球エリートを見返す活躍をしてほしいですよ、ほんまに。

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自主的「お疲れ休み」の心配 [季節ネタ]

 文化祭は無事終了。インフルエンザで出席停止の生徒が何人もいたので、その生徒たちは気の毒やったけれど、中止にならんでよかった。明日からすぐに授業というのが気がかりではあるけれど。特に3年生はかなりいれこんでいたから、ホッとしてばたばたっと行くんやないかと心配ですわ。あるいは明日だけ自主的な「お疲れ休み」をとる生徒がかなりでるかも。そやけどなあ、おっサン先生もけっこう疲れが蓄積してて休みたい体調ではあるのですぞ。そこを簡単に休まれんのが大人の辛いところじゃ。疲れてるだけで熱なんかないもんなあ。
 というわけで、おっサン先生はもう寝ます。ああしんどかった。

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桂氏と坂田氏 [演芸]

 おめでたい話。桂米朝師や坂田藤十郎丈が文化勲章を受章したそうです。以下、スポーツ報知のサイトより転載。

“政府は27日、2009年度の文化勲章を材料科学の飯島澄男(70)、古典落語の桂米朝(83)、歌舞伎の坂田藤十郎(77)、社会経済史の速水融(80)、ウイルス学の日沼頼夫(84)の5氏に贈ることを決めた。(中略)文化勲章の飯島氏は、ナノテクノロジーの素材として注目されるカーボンナノチューブを発見した。古典落語の分野で初の受章となる桂氏は、知性と洒脱さを併せ持つ芸風で上方落語の発展に貢献した。
 坂田氏は、歌舞伎俳優として優れた演技力を発揮。速水氏は、江戸時代の戸籍に当たる宗門改帳を基に人口動態を明らかにし、近世の新しい社会像を浮かび上がらせた。日沼氏は、成人T細胞白血病の病因ウイルスを発見、感染経路も解明した(後略)”

 この記事を読んで、おめでたいはおめでたいんやけれど、それはそれとして、なんやしらん違和感ありません?
 私が引っかかったのは「桂氏」「坂田氏」というところなんですね。これは「亭号」「家号」というやつで、苗字やないんですね。「……氏」というのはおそらくは英語の「Mr.」を日本語に翻訳するときに、適語がないんで武士の間で使用されていた相手の姓につける敬称を借りてきたんやないかと思うんですね。古くは律令制の氏姓制度までたどることができる。
 で、上方落語に「桂氏」が何人いると思いますか。落語家には下の名前に「師匠」とつけるのがふさわしいし、歌舞伎役者の場合は下の名前に「丈」とつけるのがふさわしい。歌舞伎役者の場合は屋号(藤十郎丈の場合は「山城屋」)で呼ぶのも可か。つまりはその世界ではそういう習慣なわけです。
 米朝師や藤十郎丈の場合、「氏」をつけるなら「中川氏」や「林氏」という本名につけるのが適当やないかと思う。伝統芸能の担い手として文化勲章を受賞したんやから、敬称をつけるんやったら、その世界で使用されている敬称を使用した方がより敬意を表すことができるんやないか。なんでもかんでも機械的に「……氏」とやったらあかんのですよ。
 他の世界では例えば、大相撲の行司さんを「木村氏」「式守氏」というようなもんです。関取に「朝青龍氏」とつけるようなもんです。変でしょう。行司には木村と式守しか姓はないんやし、関取には「……関」という敬称を使うのが礼儀。
 記事を書いた人に悪気はないんやろうけれど、「桂氏」「坂田氏」と表記した時点で「古典芸能に何の関心も興味もない方なんやろうなあ」と思われても仕方ないと思うのですね。

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小学六年生・五年生休刊 [読書全般]

 文化祭は予定通り実施されることになり一安心。とはいえ診断がまだ出てへんインフルエンザと思われる欠席者が何人かいてるので、2日間の予定が1日になるかもしれん。体育館に集まっての開会式もなし。1年生はこれが初めての文化祭だけに、中途半端な形のものしか経験でけへんのはかわいそうやけれど、インフルエンザ禍の真っただ中やからやむを得んしなあ。担任としては内心複雑な思いではあります。

 驚いた。「学習雑誌『小学五年生』『小学六年生』が休刊」なんやそうです。以下、産経新聞のサイトより転載。

“小学館(東京都千代田区)は26日、学習雑誌『小学五年生』『小学六年生』を平成21年度いっぱいで休刊すると発表した。両誌は大正11年に創刊。最大発行部数は、五年生は63万5千部、六年生は46万部をともに昭和48年4月号で記録したが、最近は5万部から6万部で推移していた。
 小学館広報室は「近年の社会状況や学習環境の変化はたいへん大きく急激であり、子供たちの趣味や嗜好に多様化が進み、情報も細分化されている。(2誌が)大きな時代の変化と読者のニーズに必ずしも合致しなくなった」とコメントしている。
 休刊の2誌に代わり、22年春に学習マンガ誌『GAKUMANPLUS(仮題)』を創刊予定という”

 1973年の4月号ということは、私が小学5年生の時やんか。私らが、つまり学習雑誌最盛期の読者ということやね。確かに、掲載されている記事は面白かったし、漫画も楽しかった。円谷プロ系のヒーローは必ず一峰大二先生で、谷ゆきこ先生のスタイル画を張りつけたようなバレー漫画は定番。そしてなにより藤子不二雄先生の「ドラえもん」が(のちにテレビ化されて超人気漫画になるけれど、この時期は日本テレビでアニメ化されたものもあまり評判にならず、地味やけれどひそかに人気のある漫画というポジションやった)毎月読めたのは大きかったんやな。当時はまだコミックスも出てなんだから、ドラえもんを楽しむためには学習雑誌しかなかった。
 あ、そうか。コロコロコミックの創刊は学習雑誌の「ドラえもん独占」状態を破ったわけか。子ども漫画だけを楽しみたい層はコロコロにいったんやろうなあ。私は付録の「たんていクイズブック」やとか、「歴史漫画ブック」みたいな文庫サイズの別冊を楽しみにしていたぞ。記憶だけに頼って書いているんで間違うているかもしれんけれど、確か加納一朗先生や氷川瓏先生が書いた子ども向けの犯人当てミステリ小説が載った別冊もあったよな。ああいう付録は今は受けない時代なんかな。
 大人でも綜合月刊誌は売れずに休刊する時代なんやから、子どもの世界でもそうなんやろう。漫画やったら漫画。情報やったら情報、勉強やったら勉強とそれぞれ特化したものが子どもの世界でも支持される時代なんやろう。それでは幅広く好奇心のアンテナをはりめぐらすという習慣がつかなくなるというようにも思うんやけれど。
 最盛期に読者やった世代としてはなんか寂しいな。当時の付録のフォノシートや別冊はまだいくつか手元にあります。懐かしいというてそのフォノシートをかけて聴くことができる環境にないのが残念やけれど。

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府市協調 [時事ネタ]

 WTCは大阪府が買い取るらしい。文化予算や教育予算はカットできるけど、大阪市とバブルで浮かれた関西経済同友会の尻拭いする予算はあるねんね。私学助成、非常勤補助職員は減らせても、第二庁舎を遠くに移転して発生する大量の通勤手当は出せるんやね。知事と市長がしきりに「府市協調」を訴えるけど、財界主導の見事な「府市協調」ですわ。
 で、芝生と弁当はどうなったん? マスメディアも宙ぶらりんになった政策の後追いくらいちゃんとしてほしいなあ。

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野村監督最後の胴上げ [プロ野球]

 クライマックス・シリーズのファイターズとイーグルスの試合をテレビで見ていたら、試合終了後に負けたイーグルスの野村克也監督が胴上げされたのには驚いた。反面、これまでの野村監督の功績を考えたらそれくらいのことをして見送ってあげてもええよねと思うた。
 印象的やったのは、ファイターズの稲葉選手や吉井コーチらスワローズ監督時代に起用して活躍した人たち、現役時代に若手捕手として野村捕手のライバルとなったファイターズ梨田監督など相手チームからも胴上げに参加していたこと。そして、敵将の胴上げを温かく拍手で迎える北海道のファイターズファン。ええもん見たなあ。
 野村監督はタイガースの監督時代は成功せなんだけど、赤星、藤本らのちの優勝に貢献する選手を発掘してドラフト指名し、新人の時から積極的に起用した。ぐじゃぐじゃ言いながらも、タイガースファンはそんなに野村監督のことを嫌うてはなかったと思うよ。もっとも、3年目も最下位に終わった時にはさすがに「監督代わらんかな」という感じにはなってたけど。逆に、「ノムさんでもあかんのやな、このチームは」と自虐的な気分になってたかもしれんな。もっとも、以前のスワローズでも今回のイーグルスでも野村野球が結実するのは4年目以降なんで、タイガースでも4年目の采配を振るうていたら結果が出ていたかもしれん。そこらあたりは仮定の話なんでしても仕方ないし、次の星野監督が2年目で優勝させたんやからね。
 「考える野球」を日本のプロ野球に根付かせた功績、とかく話題になる「ぼやき」で球界を盛り上げた功績、他チームをくびになっても再生できる選手が多くいるんやということを球界関係者に示した功績は、他の監督では成し遂げられなんだことやろうと思う。
 胴上げされて当然といえば当然なんやけど、ほんまにええ感じがしたなあ。
 野村さん、お疲れ様でした。

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インフルエンザについての報道 [時事ネタ]

 新たにまた学級閉鎖のクラスが出た。もうひとクラス、あと一人インフルエンザの診断が下されたら学級閉鎖というところまで来ているクラスもある。
 この土日は外出を控えるように生徒に指示を出した。
 下手をしたら文化祭が中止ということになるかもしれん。
 3年生が「高校生活最後の文化祭」と力を入れて準備しているのを見ている。なんとか3年生の舞台発表だけでもやらせたい。
 私の勤務校だけやないはずや。そやけど新聞などのメディアはこのことについては騒ぐどころか報道すらしない。5月の時はまるで生活すべてが麻痺してしまうみたいな報道をしていたのにね。
 芸能人が覚醒剤を常用していたことなんか正直どうでもええ。ほんまに報道せんならんのはこちらやないか。
 なにか意図があるのか。厚生労働省の失態を隠すためにそうしているんやろうか。
 あまりインフルエンザが広がってない地域の人たちにしてみたら、新聞に書いてないことは実際に起きてもいないのと同じということになる。大阪の小中高生たちだけの問題やなくなるかもしれんのになあ。実態をしらせて予防に関する手立てを講じるよう注意を喚起するのもメディアの大切な役割やないやろうか。
 騒ぐ必要はない。ただ実態を報告するだけでええ。それがなんででけへんのか。真相を知りたい。

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ファングループの初体験 [SF]

 本来なら今日が文化祭準備の日。延期になったので授業。生徒も落ち着かんやろうけれど、こちらも落ち着かん。2週続けて土日は外に出ていたから、休むべき時に体を休めてないんで、かなり疲労が蓄積してる。ビタミンをとったりしてるんやけどなあ。年なんやなあ。
 それはともかく、今日、自分のSFファン活動の起点はなんやったのかと休憩時間にぼーっと考えていて思い出したことがある。
 大学に入るのに浪人してたときやから、28年前になりますか。「SFマガジン」で京都に新しくファングループを作るから参加しませんかというような告知が掲載されていて、連絡をとって結成会みたいなのに参加した。浪人やったら勉強せえよな。
 大学生が中心になっていて、呼びかけ人は「宇宙塵」を手にしていた。会の名前は「コスピタル」にすると宣言した。「コスモス」と「キャピタル」の合成語らしい。ファンジンも作るので原稿を次回には持ってきてほしいといわれた。原稿用紙で3枚ほどの短いものを書いて、次の例会に持っていった。ただし、集合場所は大きな書店の文庫の棚の前ということで、その次の回は模試かなんかで遅刻したら、もう誰もいてなんだ。次の例会の場所も時間もわからんまま、連絡も来ないうちに受験。合格して大学に入り、大学のサークル「SF創作同人イリュージョン」に入って、そこから私の本格的なファン活動が始まった。
 しばらくして手書きのコピー誌が送られてきた。「コスピタル」の会誌やった。その時はもうすっかり「イリュージョン」の人になってたし、同人誌も当時「最も美しい手書きファンジン」と多くの人に認められるすごいファンジン「illusion」を出す手伝いをしていたから、「コスピタル」はかなり見劣りがした。
 というわけで、私のSF活動の原点は「イリュージョン」やというのは間違いないんやけれど、その前にほんのわずかだけ入りかけていたグループがあったわけです。そこにいたことで、得るものもあった。「例会の場所は固定して遅刻しても大丈夫な場所にすべし」「メンバーが迷わないような目印が必要である」という教訓を得たわけです。それは「たちよみの会」に生かされてるのです。
 あの時あそこに集まった人たちは今はどうしてるのかなあ。確か「平安会館」やったと思うけれど。会いたいわけではないけれど、あの人たちがその後どんなファン活動を続けはったか、なんて考えてしもうた昼休み、食後のひと時でありました。

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