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疲れている時はマーラー? [音楽]

 最近は日記のバックでかけるCDはもっぱらマーラー。どうも疲れがたまってくるとなんでか知らんけれどマーラーの交響曲を聴きたくなるらしい。別に癒されるわけやない。クラシックをヒーリング・ミュージックの代表みたいに思う人ももしかしたらいてるかもしれんけれど、マーラーの曲を通しで聴いたらかなり心がかき乱されるんですよね。
 もしかしたら刺激を与えることでへたっている気持ちを揺さぶろうとしてるのかもしれんな。それがかえって活性化につながる、と。
 ここでショスタコーヴィチなんかに手を出したら、疲れているところに追い打ちをかけてしまうというようなことになるのかもしれん。なんか私にとってはマーラーの曲というのは不思議なポジションにある感じやなあ。
 ただいま聴いているのは交響曲第2番“復活”で、ロリン・マゼール指揮ウィーンフィルの演奏。マゼールのマーラーは妙に癖があって、VPOの美しい音とマゼールの臭みのある音楽作りが微妙に面白い味を出してるんですね。それがまた刺激になってるのかもしれん。クラウス・テンシュテットの心が引き裂かれるようなマーラー演奏もええし、身もだえするようなレナード・バーンスタインのマーラーは格別やし、無味乾燥ながら迫力ある音で迫ってくるゲオルグ・ショルティのマーラーも野趣があり悪くない。いろいろ取り混ぜつき混ぜ聴きつつ心に刺激を与える毎日なのです。

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