愛のあるリメイク

　本日はこどもの日。子どものいない私にはただの日曜日。いつもの日曜と同じ感じで、テレビ三昧。
　今日はタイガースは藤浪晋太郎くんの登板日。先に３点取られても、ちゃんと打線が追いついて黒星は付かず。「甲子園の申し子」とはよう言うたもんです。これでまた高校時代からずっと甲子園では土つかず。どんだけ甲子園に愛されているのやら。ここまでくるとすごいとしかいいようがない。
　夜は「宇宙戦艦ヤマト2199」を見る。私は子どもの頃は「アルプスの少女ハイジ」派やったから、実は旧作の「宇宙戦艦ヤマト」はちゃんと見てへんのよね。いわば現代の若者たちと同じです。そういう意味ではフレッシュな感覚で見られるんですが、「宇宙戦艦ヤマト」でアニメに目覚めた妻は、毎回大喜びで見ております。旧作では「なんで？」と思われたようなところをうまく修正しつつ、元の持ち味はちゃんと残しているとのこと。これはおそらくスタッフの「ヤマト」に対する愛があるからなんでしょうねえ。
　リメイク版でも、例えば「ヤッターマン」が月曜７時台に放送されていた時は、人気タレントを出演させたりして面白さが半減していたんやけれど、日曜の朝に放送時間が移ったら、ちゃんと面白くなった。人気取りのためにタレントを出したりしている時は作品に対する愛情が感じられなんだけれど、そういう制約がなくなったら、スタッフがやっと好きに作れるようになり、作品への愛情を前面に出すことができたんやろうねえ。