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稀勢の里は初日に散るか [大相撲]

 あーらら、やっぱりやってもた。
 稀勢の里が横綱昇進をかけた初場死初日に、あっさりと豊ノ島に負けたのであります。立ち合いから腰高で豊ノ島に双差しを許し、せっかくつかんだ上手も切られ、腰高のまま寄っていったら、ひねられて土俵に膝をついてしまう。
 がちがちで体が動かん。課題の一つである精神的なもろさがそのまま相撲に出てしもうた。解説の北の富士さんが「これはただの一敗じゃないです」と言うてはったが、全くその通り。明日、気持ちを切り替えてどれだけ開き直って相撲が取れるか、やね。
 こういう時に先代師匠の元隆の里の鳴戸親方が生きていたら、かなり有効な一言をかけられるやろうに。残念ながら当代の師匠である元隆ノ鶴の田子の浦親方は、辛うじて何場所か幕内にいただけでこういう修羅場の経験がない。どれだけ有効なアドバイスができるのか、心もとない限りです。
 なんやもう初日から目玉商品が店頭から消えてしもうたみたいになったけれど、この負けを乗り越えて14連勝くらいできたらすごいんやけどねえ。やっぱり稀勢の里には期待をかけない方がええ成績を残すということなんかなあ。

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