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公益法人日本相撲協会に望む [大相撲]

 今日で3年生の授業はすべて終了。明日から卒業試験であります。
「先生、私、単位とれる?」
 ストレートな質問をしてくる生徒もいてる。
「明日の試験がんばりなさい」
 他に言葉もない。よほどこれまで単位を落としまくってるのかねえ。こんなぎりぎりで心配するくらいならこれまでしっかり勉強しておけばよいのに、なんて思うけれど、まあ仕方あるまい。
 ぎりぎりというと、最後の最後まで年寄名跡問題の決着をつけるのに手間取った相撲協会が、なんとか公益法人格を取得した。ここにいたるまで、野球賭博事件、八百長問題などなどいろいろなハードルをなんとか乗り越えてきた。この間、元三重ノ海の武蔵川理事長、元魁傑の放駒理事長、そして二度目の就任となった北の湖理事長と三代の理事長があれやこれやと苦心してきた。特に放駒親方は公然の秘密やった八百長問題が明るみに出たことでその解決のために選出され、やってへんと主張する力士もばっさばさと斬りまくる荒療治でなんとか事を収めた。そやけどまだまだ膿を出し切ったといえるところまでは位かなんだんやろう、退職後、この件に関して聞かれても沈黙を貫き通している。武蔵川親方も北の湖親方も在任中に体をこわしている。
 公益法人になって、理事職に就こうと思うたらいったん年寄名跡を手離さなならなんだり、なかなかややこしいルールに変わったらしい。部屋を持って弟子を育てるには親方の資格が必要なんやから、弟子を育てたい親方は理事職をあきらめなならんことになるのかな。
 新聞に書かれた説明では今ひとつ新しいルールがわからん。また相撲雑誌でくわしい解説を読むことにしよう。
 とにもかくにも公益法人になったからには、アマチュア相撲にも積極的に関わり、相撲という競技全体のための協会になってもらいたいと願うばかりであります。

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