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ウルトラ愛 [SF]

 今日は「山の日」。海の日に対抗して山岳協会が作るように運動したらできたんやそうですね。盆休みを1日増やすためにこの日にしたんやないかと勘繰ってるんやけれど、如何。
 こうなったら気象協会に運動していただいて6月に「雨の日」を作っていただかんとな。
 てなわけで、午前中はテレビを友としたあと昼まで寝、午後からは読書。小林泰三「ウルトラマンF」を読了。小林さんのウルトラ愛がつまった一冊。確かに私も巨大フジ隊員がビルを壊すシーンにはぞくっときた口ではありますが、そこから1冊分話を作ってしまうのはすごいなあ。しかもハードSF作家らしく、ウルトラマン巨大化の理屈など、あれこれと工夫している。ウルトラQからウルトラセブンまではすべて見ているというような方にお勧め。
 読了後、駅前の書店へ。芥川賞の「コンビニ人間」を読んでみたいと思うたんで、単行本やなく「文藝春秋」を買いにいく。この日記でちょくちょく書いている家族経営の小さな本屋さんです。ここで手に入るものは極力買うようにしている。店に行ったら、「相撲」誌の特別増刊「千代の富士追悼号」が置いてあったので、即買い。
 帰宅して「文藝春秋」を開くと、今上陛下の生前退位についての特集があり、ついそちらを読んでしまう。そのうち野球中継の始まる時間になったんで、「コンビニ人間」は明日読もう。
 しかしなんですね、今季のタイガースはカープ優勝のサポーターになったみたいですね。まあ今季はそれでもよし。かーぷっかーぷっかーぷひろしまっひろしいまあかああぷっときたもんだ。

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「感動」の安売り [時事ネタ]

 業者から連絡があり、第一候補の映画上演の手配が確定。やれやれであります。ほっとしたのか、電話のあとの午睡は熟睡。もっとも今日は気温の割に風がよく通り、心地よかった。湿度も低かったんやないかな。夜になると、少し涼しいくらい。
 それにしても五輪大会になると、報道もそれ一色になるとはちとやり過ぎなんでは。リオの会場の外ではなんやまだまだごたごたしたりしているみたいやけれど、そういう報道は申し訳程度。開会直前の反対デモみたいなんをやっていたのはどうなったんやろう。軍が制圧したんか。トルコの情勢はどうなってるんや。ノドンミサイルに対する対応はどうなってるんや。
 新聞をくまなく読めば、一応取り上げられているけれど、一面は五輪大会で誰が何色のメダルを取ったというようなことがそれらを押しのけている。
 ネットで社説を読み比べていたら、やれ感動したの日本人やっぱり凄いのと書きたててる。それやったら普段から国内の大会の様子なども一面カラーで報道したり、社説でこまめにとりあげたりしていただきたい。
 私がタイガースの若手が活躍しているのを見て嬉しくなったり、相撲に手に汗を握ったりできるのは、新入団から二軍で活躍している様子をスポーツ紙のウェスタン・リーグの結果までこまめに目を通したりしていたり、幕下以下の取組も漏らさず録画して見たりしているからで、そういう蓄積があるから初優勝の力士の涙に感激できたりするのです。
 4年に一度だけその競技のトップの選手の演技を見ても、凄いなあとは思うけれど感動したりも感激したりもしませんね。そこにいきつくまでの努力を知らんもん。「感動」の大安売りはたいがいにしていただきたいと思うが、如何。
 そうかあ、安っぽい作りものの「感動」を売りにした映画を見てもちっとも「感動」でけんのも同じことやねんな、きっと。

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平成の「人間宣言」 [時事ネタ]

 今日は朝のうちに業者に連絡を取り、「人権平和映画」の希望を伝える。カタログには載っていても版権が切れている場合もあるかもしれへんので、第一候補と第二候補を伝える。何かはここでは書きません。ここから先は業務でありますので。管理職の裁可も必要になってくるしね。明日、どちらになったか連絡が来る予定。休暇中とはいえ、やっておかなならんことをすましておかんと、安心して出勤でけん。
 今日の新聞はなんか盛りだくさん。「平成の玉音放送」「イチロー米メジャー3000本安打達成」「五輪大会」「高校野球」……。五輪大会にはそれほど関心がないんでざっくりと飛ばし読み。イチローは誰がどんなコメントをしているか(特にピート・ローズ)をじっくりと読む。高校野球はテレビでハイライトを見たんでまあもうよろしい。
 問題は「玉音放送」ですね。いろいろなご意見はあろうけれど、私の考えはこの日記 に書いたんで、繰り返しません。つけ加えるならば、日本会議やら神社本庁が生前退位に反対しているのは、「天皇の政治利用」をしたいからやないかというように感じられるけれど、如何。今上陛下のご意志などこれらの団体には不要なのでしょう。彼らが反対しているということは、しんぞう総理やゆりこ都知事もそうやということになるんやろうな。
 それにしても、定年などなく死ぬまで「御公務」でこき使われるって、天皇の位というのはブラックであることよ。戦後、昭和天皇は「人間宣言」をなさったけれど、「象徴」は「人間」であってはいかんのかなあ。
 あ、そうか。今回の「平成の玉音放送」は改めて「天皇の人間宣言」をしたともいえるんやないか。

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独断可能の難点 [映画]

 愛すれどTigers「ゴメスがホームラン連発」を更新しました。

 映画選定も大詰め。今日はまず「そして父になる」(福山雅治主演)を見る。障碍者から離れてみようと見てみたんやけれど、産院での嬰児すり替えから発した「親子とは何か」というテーマは非常に魅力的ではある。福山雅治が「父親」になっていく過程のていねいな描きこみ、妻役の尾野真千子の好演、相手夫婦のリリー・フランキーと真木よう子の味のある夫婦ぶりなど、映画としては非常によかった。そやけど、これ、勤務校の生徒たちにどこまで理解してもらえるか。大人の映画なのですね。高校生には実感がわかんのやないやろうか。
 ついで「ぼくはうみがみたくなりました」(伊藤祐貴、大塚ちひろ主演)を見る。無理に「感動」させる映画やなかった。かなり強い自閉の青年と、自閉について全く知識のない看護学生が自動車で海を見に行く、ただそれだけ。そやけど、伊藤祐貴演じる「じゅんちゃん」はほんまもんの自閉やないかと思わせるリアリティがあり、彼の家族たちの描写も私にはとても納得のいくもの。ただ、その分ドラマ性が薄く退屈する生徒も出てきそう。啓発映画的な要素もあり、「人権平和映画鑑賞会」にはうってつけやけれど、いかにも「先生が選びました」みたいなものになってしまうのはどうかなあ、という感じがする。
 さて、一晩寝て、明日結論を出し、業者に連絡を取ることにしよう。こういう時、ひとり委員会という形はつらいなあ。独断が許されているかわりに、迷うた時に相談できる相手がいてへんのですよね。

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ヤンキー副大臣 [日常生活]

 今日は一日自宅。午前中はテレビを友とする。いつもの日曜セットのほか、高校野球の開会式の行進と選手宣誓だけを見る。それにしても選手宣誓も変わったものですねえ。「不倒不屈」なんて言葉で始めるんやもんなあ。貴乃花の横綱昇進の挨拶やないねんから。来年の宣誓では「不惜身命」なんて言い出すかもしれんぞ。
 早送りですっとばしたけど、文科副大臣あいさつで「元ヤンキー先生」の義家副大臣がなんかおっしゃってました。教員としては個人を特定できるようなことを雑誌の連載で書いて顰蹙を買うような問題のある方やったけれど、それが今や文科副大臣ですか。日本の教育は今後いったいどうなるか不安になる。
 昼食後、午睡。少し寝過ぎた。今日は映画のDVDはパス。好きなジャンルの映画なら毎日でも見たいけれど、お仕事がらみとなると一日くらいあいてもええか。
 夜はラジオを友とし、野球中継を聞く。今日はテレビの中継はCS放送のみ。こういう時に限って4時間半を越える長い試合。ただラジオを聞いているだけで疲れてしまいました。それでも勝てばええけどサヨナラ負けやもんなあ。

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中途半端な「感動」 [映画]

 今日は広島の平和祈念式典。8時15分にはビデオを見るのをいったん止めてテレビに切り替え、黙祷。子どもの頃、この日は必ず母が式典の放送をつけていっしょに黙祷をするようにしつけられたものです。妙に復古主義者が元気なご時世だけに、こういうことは大切にしなければ、と思う。
 今日は近くのコンビニに煙草を買いに行ったらむやみに暑く帰宅したらへたってしまう。でも、宿題の映画選定のためにDVDは見るのであった。
 今日は「マンゴーと赤い車椅子」(秋元才加主演)を見る。脊髄損傷で下半身麻痺となった元看護士が、最初は車椅子に乗ることも拒否していたけれど、少しずつ障碍を受け入れて前向きに生きていく「感動」の物語。
 元AKB48の秋元才加の演技はまずまず。そやけど、3つのエピソードを束ねてみたはいいけれど、それらが有機的に結びついてへんので散漫な印象しか残らなんだ。彼女に勇気を与える難病のロックシンガーとの関係も、恋愛になるんだかなんなんだかようわからん中途半端な描き方。大好きな祖母との交流の描写も中途半端。彼女を励ます家族や理学療法士との関わり方も中途半端。うーむ、アイドルが身体生涯者の役を熱演しました、がんばって立ち直る女性の姿を見て「感動」してください。てな感じかなあ。
 これやったらまだ「レインツリーの国」の方がストーリーがしっかりしているだけまだよい。
 というわけで、これは候補から外すことにする。さて、候補はあと2本。なかなか「これを見せねば」というものに当たらんなあ。「カタログ掲載」という縛りがあるのもきついことです。

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山口高志は見ていない [読書全般]

 今日は昼から原チャリで駅前に。ツタヤに行ってDVD「くちづけ」を返却。かわりに2本レンタル。業者のカタログに載っていた映画の中から何本か候補をリストアップしておいたので、その中から棚に差してあるものを探し出して借りる。見るのは明日以降かな。
 次いでショッピングモール内の書店に行き、文庫の新刊を一冊購入。「ケンボー先生と山田先生」で、これは文庫落ちするのを待っていたのであります。
 帰宅して読みかけの文庫「君は山口高志を見たか」を読了。山口投手が現役の頃の阪急ブレーブスの試合は生で何試合か見ているんやけれど、残念ながら山口投手を生で見ることはでけなんだ。山田投手の登板したのは見ているんやけどね。
 すぐに「ゲンボー先生と山田先生」にとりかかる。「感動する」映画よりもこちらのほうが数段面白い。感動さしたろうという邪念がないからなんやねえ。あざとい「感動」にだまされるほど若くないのであります。
 プロ野球中継が始まったので、本の残りはまた明日以降。タイガース大勝でご機嫌なのです。
 ああ、夏季休暇、早くも5日間過ぎてしもうた。毎日午睡してたらあっという間に時間が過ぎますねえ。

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リアルさと感動と [映画]

 今日も昼は「人権平和映画」の選定のため、DVDを見る。
 ツタヤで借りてきた「くちづけ」(竹中直人、貫地谷しほり主演)は、グループホームに住む知的障碍者を描いた秀作。障碍者を取り巻く厳しい環境、障碍者の親の苦しい感情などがリアルに描かれていて、個人的には非常に気に入ったんやけれど……死期を悟った父親が障碍者の娘に取った行動は、ちょっとショッキング過ぎて生徒に見せるには厳しいかなあ。どんな話でもハッピーエンドでないといかんとは言わんけれど……。
 続いて「くちびるに歌を」(新垣結衣主演)を見る。こちらは代理店の担当者から借りたもの。恋人の死からピアノが弾けなくなった天才ピアニストが母校の音楽の産休講師をすることで自分を取り戻すという物語。合唱部員の一人に、自閉の兄がいるというくらいで、そこはきちんと描かれていて好感が持てるけれど、あまりに「感動的」すぎて、障碍者に対する意識が高まるかどうか。
 明日は「くちづけ」をツタヤに返却して、手元にメモをした他の候補の映画を探してみよう。私としては個人で所有している「音符と昆布」(池脇千鶴主演)を見せたいんやけれど、代理店のカタログにはあらへんのよ。
 なんとなれば障碍者を扱うたものはやめて、昨年に続いて戦争ものにするという手もあるんやけれどね。

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恋愛映画か人権映画か [映画]

 今日は自宅近くにあるショッピングモールに。携帯電話のACアダプタのコードの被膜が破れたので、ドコモショップに行ってポイントで購入。かなりたまっていたので現金を使用せずにすんだ。それからDVD-Rを買いに家電量販店へ。ここではネット環境についてのアンケートを書いたら台所用の洗剤を貰うた。モール内の書店で、この前から阪急桂のブックファーストでも探し、昨日行ったツタヤの書店でも探したけれど見つからなんだ文庫、柴田錬三郎「真田十勇士 第二巻」と角川文庫の「乙女の美術史」をやっとこさ見つける。ここでは角川文庫の特製ブックカバーをおまけに貰う。妻が「ハッケン君」のカバーを欲しがっていたので、それを選ぶ。洗剤とブックカバーは妻にお土産。
 今日は休暇中にも関わらず、お仕事。9月末に行う「人権平和映画鑑賞会」で生徒に見せる映画を決めるため、候補の一つである「レインツリーの国」を見る。代理店の業者さんから借りたDVDであります。
 うわあ、有川浩さんの「うまいこといきすぎやろ」的な部分を強調したら、こんなベタベタな映画になるんか、というのが率直な感想。拒否はせんけれど、なんかぺらっとした印象。聴覚障害者がどのような思いでいるのかとか、そういう部分も描かれているんやけれど、恋愛映画の印象の方が強くなり、こちらが狙うている障碍者との関わり方の部分なんかは伝わりにくいかもしれん。第一候補にはちょっと難しいかな。二つのテーマのうちどちらを強調するか、ですねえ。
 明日以降も業者さんから借りたものや自分で借りたものなどちょっとずつ見る予定。しかし仕事やなかったらこの映画を見ることはなかったと思うなあ。

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新都知事のバックには [時事ネタ]

 今日は雑誌を買いにコンビニに行ったくらい。ちょっとだけでも歩いとかんと弱ってしまうからね。ついでに「アサヒ芸能」を立ち読み。新聞広告で新都知事の小池さんをゼロサム先生が応援しているという見出しが目についたもので。関東に足場のない維新さんが新都知事に小池さんを後押しして、拠点とするというとのこと。そのためゼロサム先生は鳥越候補についてボロカスにツイートしたりして側面から援護したんやそうな。
 記事としてはおもろいけれど、政界渡り鳥と呼ばれながら総理まで狙うた新都知事はしたたかですぜ。大阪市解体さえ実現でけんで退場したゼロサム先生の手に負える相手やないと思いますがねえ。維新さんは関東にもうひとつみんなの渡辺さんという火種を抱えているのにね。こちらも関東で人を集めて維新さんを乗っ取るくらいの事はしかねんと思うんやけれど、イチロー知事にこれら国政百戦錬磨の相手がつとまるのか、厳しいものがあると思うぞ。
 ただ、「アサヒ芸能」はゼロサム先生が府知事や市長に在任していた時から的確な記事を掲載していただけに、でたらめなことを書いているわけやなかろうと思う。実際、総選挙の最中に小池さんが維新候補の石井さんを激励したと、石井さん本人がコメントしてるからなあ。なにかあるのはほんまかもしれんね。ゼロサム先生も政界引退を公言したなら、色気を出すようなことはせんほうがええと思うけどなあ。

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