SSブログ

突然の奈落 [読書全般]

 今日は定休日。朝は比較的ゆっくり起き、昨夜録画した深夜アニメのほか、ずいぶんとたまっている「題名のない音楽会」を3回分ほど見る(聴く?)。それから少しパソコンに向かい、昼食後少し読書をしてから午睡。
 夕刻起きた時には妻は日帰り帰省で不在。私は耳鼻科に行く。また2週間分薬を出してもらうけれど、今日は耳鼻科の先生は「だいぶきれいになってきた」と言うてはったから、そろそろ耳鼻科通いも終わりに近づいてきたかな。思うていたよりもずいぶんかかっているけれどね。
 帰宅後、社説のダウンロードなどをしてからDAZNの配信でプロ野球中継を見る。今日はテレビはCSのみ。WiFi環境を整えたので、パケット料を気にせずスマホで試合開始から終了までじっくりと見る。ただ、スマホの画面は小さいのが難点。今度はスマホの配信動画をテレビで見られるようにしようと目下検討中。試合はアップアップのベイスターズ上茶谷投手を拙攻で助け、藤浪投手は逆に走者を置いて2度も暴投で失点するなど自滅。明日はデーゲーム。BS-TBSで中継があるので、3時間までならテレビで見られるぞ。
 試合終了後は読書。明日は休日出勤なんで、なるべく早めに寝たいところですね。
 リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンク/後藤安彦 他・訳「突然の奈落」(扶桑社ミステリー文庫)読了。「皮肉な終幕」に入りきらなんだ短編をまとめたもの。皮肉の効いたもの、読み手の予想を裏切る展開のものから、青年同士の友情をストレートに書いたものまでバラエティに飛んだ短編集なんやけれど、おそらく「皮肉な終幕」が好評やったんで未収録のものもまとめようということになったんやないかと思われるので、「皮肉な終幕」に収録されたものと比べるとオチが弱かったり、展開に無理があったりするものも収録されている。とはいえ、このコンビの短編はこれまでまとまって出版されてなんだんやから、こうやって未収録のものも続けて出してくれたのは嬉しい限り。1960年代のヒッチコック・ミステリマガジンに掲載されたものがほとんど。その時代に求められていた短くてもピリッと辛い短編がどのようなものやったのかがようわかります。「皮肉な終幕」と2冊まとめて読むことを勧めます。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ: