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恩師の見舞い [日常生活]

読書感想文「狼少年のパラドクス」(内田樹)を新規更新しました。

 携帯電話はやっぱり買い換えることにし、昨日機種変更の手続きをとった。外出したときに野球を見たいとか休日出勤のときに野球を見たいとかベランダで一服つけているときに野球を見たいとかいろいろあってワンセグ携帯を購入。今日、京都まで出たときにさっそくテレビを見ようとしたら、大阪で設定したからか、京都では見られなんだりしたのであった。マニュアルは家に置いてあるから再設定の仕方がわからん。さっそく見られるチャンスやったのになあ。なかなか思惑通りにはいかんのでした。
 というわけで、高校時代の恩師が入院しているので京都の病院までお見舞いに行った。これにはちょっとしたわけがある。むろん恩師の入院を見舞いたいという気持ちも強かったのであるけれど、それだけやないのです。先日、クラス会があった時、私が連絡をとった友だちが「出席は無理やけど、定年お祝いの電報を打つわ。喜多くんの家に打つから持って行って」と電話で言うてたのに、クラス会当日の朝から割とぎりぎりまで待ってたけれど結局祝電はとどかなんだ。どうしたんかなと思うていたら、先週、1週間遅れで祝電がやってきた。ちゃんと日付は言うたつもりなんやけどなあ。これを私がいつまでも持っているわけにはいかんので、郵送するくらいならお見舞いに行って直接渡そうと、まあそう考えたのですね。
 まさか私が見舞いに来るとは思うてなんだ恩師は、「なんでうちが入院したの知ってるん?」と驚いてはった。一応お菓子や雑誌を手土産がわりに持って行ったけれど、やっぱり祝電が何よりのお土産やったみたい。
 先生には、ただ担任をしてもろうたというだけやなく、教育実習で母校に世話になったときも、ホームルーム担当として指導してもろうた。いわば二重に面倒を見てもろうたわけで、しかもその時の実習まで、私の頭には教員になろうかという気持ちなんぞかけらもなかったのに、そこで自分の気持ちに大きな変化が生まれて現在に至るわけでして、そういう意味でも私の人生に大きな影響を与えた人の一人なわけです。だから、ぜひ元気になってもろうてまた酒でも酌み交わしたいのですね。


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いいところでミスが出る [プロ野球]

リンク数珠つなぎ「雫石鉄也のとつぜんブログ」を新規更新しました。「星群の会」などで古くから活躍しておられる雫石さんが、読んだ本の感想などをつづっておられます。

 いよいよプロ野球セントラルリーグ開幕であります。テレビで開幕戦を観戦していたら、8回裏の満塁のチャンスで金本の打席となったときに、いきなりジャイアンツの試合が映ったんで驚いた。毎日放送のスイッチャーの人がいらんところをさわってしもうたかな。このままずっと横浜スタジアムの試合をしたりするんと違うかと思うたな。なんか試合終了直前という場面やったし。しばらくしたら京セラドーム大阪に画面が戻ったからよかったけれど。いやあ、技術スタッフのあせる姿が目に浮かんだよ。どうでもいいところではミスはないのに、絶対ミスしたらあかんところで人間というものは失敗するんですな。これ人類普遍の法則なり。
「どないしよ。横浜の試合を映している間に金本の打席が終わったりしたら抗議がめちゃろちゃくるぞ。そんなことになったら謹慎食らうぞ給料減らされるぞ。えとえとえとどのスイッチやったっけ。ああもう早よせな金本が打ってしまう。おおおおおこれやこれやこのスイッチや。うわははは映った映ったよかったよかった」まあそんなところでしょう。
 それにしても、開幕戦で放送権料が高いのか、毎日放送しか地上波の中継がなかったから、関西以外で放送されているベイスターズ-ジャイアンツ戦の映像が紛れ込むのじゃ。サンテレビが同時に中継してたら、そっちを見てたところですぞ。おまけに「ここで一発でたら逆転!」的な無用の盛り上げ方をする。サンテレビはタイガースびいきの局ではあるけれど、ひいきの引き倒しみたいな実況はせず、どちらかというとNHK的な落ち着いた放送をするのですよ。毎日放送はちょっとはサンテレビを見習いたまえ。


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買い替え時? [日常生活]

 携帯電話の電池の減りが目に見えて激しくなり始めた。
 丸2年使用しているんやから、やむを得ないのかもしれん。ただ電話の機能自体にはなんら問題はない。
 普通なら電池の買い替えでいいところなんやけど、取り寄せになったりする可能性は高いし、電池代もけっこうかかる。
 それやったら、ポイントを使うたりして最新機種を買う方が得やねんな。
 携帯の会社の戦略とは重々承知やけれども、この際買い替えるか、だましだまし今のを使い続けるか。
 ちょっとばかり悩む今日この頃でございます。


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教え子と再びかかわるということ [日常生活]

 今日は昨年卒業させた教え子に学校に来てもろうた。「学習支援サポーター」という制度を活用して、ボランティア的に(謝礼は出るけど、ほんまに薄謝)仕事を手伝うてもらうのです。教え子何人かと携帯のメールで連絡をとりあったりしていると、妻がいちいち「夫が女子大生とメールするんです」と泣き声を作って冷やかす。はいはい、女子大生とメールしてますよ。「では明日会いましょう」なんて返事を出したりしてますよ。ほんまにもう。
 手続きをしたあと、大学生活の話を聞いたりしていると、ほんまに生き生きしていてよかった。こうやって再びかかわりを持てる生徒がいるということは、教師としてはやっぱり幸せなんやろうと思う今日このごろ。


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植木等の死 [追悼]

愛すれどTigers「2007年度いよいよ開幕」を新規更新しました。

 植木等さんの訃報に接する。享年80。死因は呼吸不全。くるべき時がきたか。なんだかいつまでもあの調子でスラスラスイスイと生き続けていく人なんやないかという気がしてたけどね。
 アルバイトである程度自由になる金が手に入っていた時期やったから、もう大学生やったと思う。私はレコード売り場で「クレイジーキャッツ・シングル復刻セット」を見つけて、無条件で購入した。当時の私の財力ではちょっと背伸びした買い物やったけれど、当時、クレイジーのレコードそのものが手に入りにくい状況やったし、発売当時のジャケットをそのまま復刻していたのも魅力やった。
 子どものころ、ザ・ドリフターズ全盛時に、「8時だヨ!全員集合」が一時お休みになったことがあった。たぶん「充電」というやつやったんやろう。半年ほどの充電期間をつないだのが、クレイジーキャッツの「8時だヨ!出発進行」という番組やった。視聴率はあまり高くなかったそうやし、そのギャグも「シャボン玉ホリデー」時代ほどの切れはなかったという。それでも私はドリフの笑いよりもずっと楽しめた。泥臭く子どもっぽいくすぐりで笑いをとるドリフよりも、クレイジーの笑いのほうがスマートで明るかったという記憶がある。テレビにドリフが帰ってきたとき、多くの子どもたちは喜んだやろうけれど、私はそのままクレイジーで続けてほしいと思うたのを覚えている。
 そのあと、NHKの「ビッグショー」でクレイジーキャッツが全盛時の歌を次々と歌いまくるのを見て、私はそのすべての歌をちゃんと聞いて覚えて自分も歌いたいと思うた。そやから、ちゅうちょすることなく「復刻シングル」を購入したんである。
 テレビの深夜映画や、UHFのカットだらけの映画枠で、「無責任シリーズ」「日本一シリーズ」があると、極力見るようにした。まだホームビデオはうちにはなかった。面白かった。元気が出た。
 CDの時代になると、ベスト盤も手に入るようになった。植木等さんの歌声は、おいそれと真似できる代物やないことがよくわかった。自分で吹き出しながらもそれがちゃんと歌になっている。下手に真似したら、歌そのものをぶち壊すことにしかならない。こんな歌い方のできる歌手は、植木さん以外にはまあいてへんやろう。
 なかなか採用試験に通らんとき、原チャリを運転しながら「そおのうちなンとっか、なあるだあろおおおう」とでかい声で国道9号線を走った。
 高校時代から浪人時代、私の心を満たしたのは矢野顕子の歌声やった。そして、社会人になってからは常にクレイジーキャッツの、植木等さんの歌が私に力を与えてくれた。
 「スーダラ伝説」のヒットで、植木さんは再びスポットライトを浴びた。植木さんの歌を、周期的に必要とする。それが日本社会なんやと、私はいつも思うている。植木さんは亡くなったけれど、植木さんの歌声を必要とする時代はこれからも何度も訪れるに違いない。私はそう確信している。
 謹んで哀悼の意を表します。


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上着は荷物 [日常生活]

読書感想文「大相撲界の真相」(大見信昭)を新規更新しました。

 今日は暖かかったなあ。出張で大阪府庁新別館まで行ったんやけれど(たまには仕事もするのであった)、上着を一枚多く着てしまい、ほとんど脱いで小脇に抱えていた。雨がやんでいるときの傘よりも荷物かもしれん。
 職場の近所の桜並木は一時つぼみがふくらみかけてそのままストップしてしもうていたけれど、こちらもかなりふくらんでいる。4月を待たずに満開になりそうや。
 1週間前は風邪をひいたの腹が冷えたのというていたのに、この陽気で今度は一気に体がだるくなってしもうた。4月の頭は会議が続くだけに、睡魔に負けんように「強々打破」でも飲んで対抗するか。今日の府庁行きも会議やったんんやけれど、カフェインをしっかりとって臨んだので、睡魔は襲ってこずにすんだ。私は睡魔との闘いには実に弱い。まるで朝青龍を前にした琴光喜みたいなもんです。
 明日は生徒の作業所実習付き添いと新年度への事前準備。例年春休みが一番年休を消化しやすい時期なんやけれど、今年はそうもいかんのである。


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能登沖地震 [時事ネタ]

大相撲小言場所「春場所をふりかえって~朝青龍動揺、白鵬優勝~」を新規更新しました。

 昼、相撲の録画が始まったのでテレビをつけて確認すると、なんと地震でぐちゃぐちゃになった家屋の映像が。能登沖で地震が発生し、津波も起こったというやないか。午後1時段階で死者も確認されている。
 こらえらいこっちゃ。多少相撲中継がカットされても文句は言わん。というか、中継の画面を使うて速報をどんどん入れていただきたいというくらいの気持ちです。
 政府の反応がどうなのか、その時点でシミュレーションしてみた。まず、地震で倒壊した家屋のうち、古い木造建築などは「耐震工事を怠っていた本人の自己責任」として救済の対象から除外するやろう。負傷して避難所にたどり着けず野宿を余儀なくされたりしたものに対しては、負傷を防ぐ努力をしなかった本人の自己責任ということで補償の対象から外すやろう。津波の被害にあった漁村に対しては、津波の危険性を知りながら海岸近くに住んでいるという自己責任があるから、援助の対象にはせんやろう。
 いやこれ、本気でそうするんやないかと思うたよ。イラクで人質になった日本人に対して在外邦人の安全を保障する義務から逃れるために「自己責任」という言葉を使うて以来、われらが政府は弱者への保障を減らす名目として「自己責任」や「自助努力」を強調するようになったしね。当然自然災害の被害者にも同じ理屈を適用することは可能なんやから。
 まさかほんまに災害援助を切り捨てるようなことはせんと信じたいけれど。


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郷里は京都 [日常生活]

読書感想文「未完の明治維新」(坂野潤治)を新規更新しました。

 大塚たまきなる人から女性を紹介してあげますというメールがしつこくくるけれど、これだけ無視しているのに次から次へと私に女性を紹介してくれるという大塚たまきさんの粘り強さには敬服する。敬服するさかい、もうメールは送らんでもええよ。どうせ大塚たまきさんはこの日記なんか読んではらへんと思うけど。いやもし読んでいて「日記読みました」とかいうメールがきたら、それはそれでめちゃくちゃおもろい展開やねんけどね。

 数日前、妻がカレンダーを見て「あ、お彼岸やん」と驚いたように言うた。何を驚くことがあろう。春分の日は彼岸の中日に決まっておる。
「お墓参り!」
 妻に言われるまで忘れてた。一応私は墓守の後継者なので、墓参りには盆と彼岸の年3回欠かさぬようにしているのです。うーむ、例年は「たちよみの会」で京都に行く時に、少し早めに出て墓参りをすませてから例会に出るんやけれど。今年も「たちよみの会」は彼岸のさいちゅうにあったから、行くことはでけたんになあ。なんとうかつな。
 というわけで、彼岸の終わる今日、雨の中京都へ。先週は土日とも京都に行ったし、今週も。さらには来週土曜日には恩師の見舞いなどで京都に行くことになっている。すごいのは、行き先と用件がすべて違うことですね。なんでこんなに京都に用ができるのか。
 やっぱり京都は私の郷里やから、ということに尽きるわけですね。クラス会しかり、墓参りしかり、恩師の見舞いしかり。東京が郷里やったら、毎週いちいち新幹線に乗って東京に行かんならんところやった。郷里が京都でよかったよかった。
 もっとも、東京が郷里であれば、わざわざ大阪の教員採用試験を受けてはおらなんだやろうし、大阪に住むてなことはあたまから考えてなんだとは思いますが。
 雨やのに、週末の京都は人出が多かった。お墓にはあまり人がおらなんだから、観光客と買い物客かな。雨でぬれているお墓にわざわざ水をかけるのって、変な気分ですね。
 というわけで、今年のお彼岸も妻のおかげで墓参りを忘れずにすんだのでした。


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センバツ大会歌 [時事ネタ]

 今日は休暇をとって1日ゆっくり休む。昨日まで腹の調子が悪かったんやけれど、今日はかなりましになった。休みの日で家にいてる時は必ず午睡するよう心がけているからね。ちいとは疲れが取れたんやないかい。
 朝、食事をしながら「選抜高校野球大会」の開会式をテレビでなんとなく見ている。私はプロ野球は好きやけれど、高校野球はテレビでは見たくない。部活で生徒ががんばっているのを見るんやったらともかく、テレビのコンテンツとして高校野球はあまり魅力的やないという理由は以前日記に書いたので省略、したいところなんやけれどブログ化してバックナンバーを探しにくくなってるので簡潔に書く。「プロ野球を見慣れた目には高校生の技量の未熟さに耐えられない」、以上。
 とはいえ、夏の大会の開会式は好きなんです。なんでやろう。出場校数が多いから、とにかくその量に圧倒される。それと、青い空、暑い太陽、汗だらだらという甲子園であの名曲「栄冠は君に輝く」を聞くと、なにか爽快な気持ちになるやないですか。「センバツ」はその年のヒット曲を行進曲に編曲したりするのが趣向なわけやけれど、もとの曲が平凡やとまったく印象に残らんということになる。今年はTOKIOのなんちゃらいう曲(曲名すら覚えとらん)で、これがまたぜんぜん印象に残らんメロディでありました。今年の一番の話題曲はそれよりも「おふくろさん」でしょう。違うか。
 とにかくなんとなく行進を見ながら「栄冠は君に輝く」はやっぱり名曲やなあ、歌詞も格調高いなあなどとぼーっと考えていたら、開会式の最後の「大会歌」が始まった。私は、この曲けっこう好きなんです。「陽はまいおーどーる、こおしーえーん」と朗々と始まって「ラ、まいにーち。ラ、たいかーい。ラ、ラ、ラ、ラ」としめるこの歌はちょっと荘厳な雰囲気を漂わせていて、余韻が残るのは「栄冠は君に輝く」よりこっちかな。
 と思うたら、似ても似つかん格調もへったくれもない今時のクサい歌謡曲が流れてくるやないですか。テロップを見たら、「阿久悠・作詞、谷村新司・作曲」やて。あー、長いこと「センバツ」の開会式なんか見てなかったから、大会歌がいつ変わったかも知らなんだ。調べたら、なんと1993年から「今ありて」という現在の大会歌に変わっているのね。私は少なくとも15年は「センバツ」の開会式を見てなんだということがはっきりした。
 というわけで今さらぼやいても15年遅いんですけれど、こういう大会の曲はもう少し格調高いものにしてほしいなあ。いっそのこと、歌詞はそのままで千住明さんあたりに曲を作り直してもろうたらどないですやろ。あかんか。


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ドラフトなんかやめてまえ [プロ野球]

 プロ野球の代表者会議が開かれて、「希望枠撤廃優先に巨人が難色」やそうです。以下、新聞報道を一部引用。

 希望入団枠の撤廃が先送りされた。21日、都内のホテルで代表者会議が行われ、ドラフト制度について検討された。スカウト活動における西武の不正発覚を受け、希望枠は撤廃する方向だった。だが、フリーエージェント(FA)獲得までの期間短縮をめぐり紛糾。来年からの撤廃は確認されたものの、今秋は希望枠を存続させる方向になった。撤廃を優先させたい球団が多数も、巨人がFAを含めた全体像にこだわり、根来泰周コミッショナー代行(74)がこれに賛同して大勢が決まった。アマやプロ野球選手会と同調してクリーンな球界をつくるはずが、決断力のないプロが台無しにした。

 まあね、希望枠を撤廃しても、裏金は残ると思うんよ。「江川事件」みたいなことが起きても、たとえば元ジャイアンツの元木内野手みたいにホークスのドラフト1位指名を蹴って1年間浪人し、どこから出た金を使うた知らんがその浪人期間をハワイでの自主トレで費やし、翌年希望がかないジャイアンツに入団したという例もある。普通の高校生が1年間ハワイでトレーニングできますか。くじびきという方法とはいえ、自由競争枠のない時期でも裏で金が動いたと私のような素人でも推測できるような実例があった。完全ウェーバー制にしたからというて、公正なドラフトがほんまに実施されるとは限らんと思う。
 それでも、ポーズだけでもええから、野球漬けの若者を周りの欲どしい人間たちが食い物にはしませんという姿勢を見せてほしかったわけですよ。希望枠存続という主張をしたのはジャイアンツだけで、それをゴロコミッショナー代行が支持したということらしい。あの、球団合併、新球団設立という3年前の騒動の時には「私には権限がない」たら言うて逃げを打ったゴロさんが、今回は「意見が一致しないならもっと議論すべきだ」とか言うてジャイアンツに同調する裁定を下したわけですな。
 確かに、ジャイアンツとゴロさんに屈する他の10球団の代表者たちも情けないけれど、これはつまりコミッショナー権限がそれだけ強いということにほかならないということやろう。
 なんでジャイアンツは希望枠を残そうと横車を押すか。口では「選手の海外流出を防ぐため」とかいうてるけれど、本音がそこにあるとは到底思えん。アメリカ移籍を希望する選手はとっとと他チームに移籍させてしまうのがジャイアンツの常套手段やからね。ブルーウェーブに移籍した木田投手、ファイターズに移籍した入来投手がそれぞれ短い期間でアメリカに移ったのは記憶に新しいところや。海外流出がドラフト制度で防げるわけないやん。
 まあ、邪推のたぐいであるけれども、ジャイアンツには裏金をつぎ込んだどうしても今年とりたい選手がいてるんやないかね。今年のドラフトから希望枠がなくなったら、それが無駄金になるから、今年だけは希望枠を存続させたい、と。ああ、なんか書いている自分が嫌になるなあ。
 とにかくポーズだけでも改革せえよ。「嘘から出た真」ということもある。形から入ることも時には必要でしょう。自分のチームさえよかったらええという姑息なことばっかりしてるからジャイアンツは人気がなくなったんやと思うんやけどねえ。どんな方法をとってでも「強い巨人」が復活したら離れたファンが帰ってくるという思い込みはどこからくるんやろうね。
 こんなんやったらドラフト制度なんかなくして自由競争にしたほうがまだましや。アマの有望選手全員が自由にとれるとなったら、そうそう金をばらまいてはいられなくなるもんね。ただし、そうなったらほんまの有望選手はこぞってアメリカのチームと契約してメジャーリーグ入りを目指し、日本のプロ野球に入団するのは実力に自信のない者ばっかりということにもなりかねんけどねえ。


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