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新しいマークに古い書体を [プロ野球]


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 プロ野球阪神タイガースの新しいロゴマークが発表された。
ちなみに今年のはこんなの。


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 大きな違いは、チーム名の書体なんですね。一昨年のマークはというと。


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 つまり、2年続けて昔から一回も変わってへんユニフォームのチーム名の書体とは違うものを使用していたというわけです。これは、今年の交流戦でユニフォームにも使用された。こんな具合です。


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 このユニフォームには賛否両論あったけれど、私はデザインはともかくTigersの書体だけは変えてほしくなかったなあ。それもこれも年間公式ロゴがいかんのよ、と思うていたのですね。
 というわけで、この日記で何がいいたいかというと、年間公式ロゴマークのチーム名が本来の書体になったんやから、よもや交流戦ユニフォームで今年のような妙なまねはせんやろうと、つまりまあただそれだけです。
 ファンというのは細かいところにうるさいものだと、あきれていただいてかまわんです。というか、細かいところについこだわってしまうくらいやないと「ファン」とはいわんのやないかと思う。
 ねえ、そこのSFファンの方、思い当たるフシはありませんか。


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ナイトスクープDVD [テレビ全般]

 amazonで予約していたDVD「探偵!ナイトスクープ」の5~8巻が今日届いた。HDDレコーダーにたまっているアニメを見なあかんのやけれど、誘惑に負けて5巻と6巻を少しだけ見る。まとめてみたら満腹してしまうのでね。
 「養老の星、幸ちゃん」「タケモトピアノのCM」「動物と話そう」「チチヤスヨーグルトの看板」の4編だけ見る。
 笑う。
 理屈はこねません。
 おもろい。
「探偵? ナイトスクープ? 何それ?」などという不幸にもこの世の楽しみのひとつから見放された人たちもいてるかもしれんけれど、このDVDを買いましょう。そしたら、現在放送されている「ナイトスクープ」にも食指がのびるはずや。
「いっぺん見たのにわざわざ高いDVD買わんでも」という人もいてるやろうけれど、それは間違った考え方で、傑作は何度見てもおもろいのである。なに、飲みに行くのを2、3回辛抱したらええだけの話です。笑いは酒よりも健康的ですばらしいストレスの発散になるぞ。
 私は金儲けのためにこういうことを書いているのやない。アフィリエイトやってませんし。教育委員会に届けてない副業はしません。ものかきについてはちゃんと届けてますから別やねん。そやけど、アフィリエイトをしていたら、このブログを読んだおせっかいが密告したりするかもしれんから、やってへん。
 そやから、ここで宣伝しても、私の手元には一銭も入りませんのです。
 それでもお薦めするのは、いわば書評家の性かもね。おもしろい本を見つけたら文章でその魅力を伝えずにはいられんという、それといっしょ。
 おもしろいです。見てください。見逃していた傑作もあるかも、ですよ。


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「UFO」は確かに絶対ある [時事ネタ]

 町村内閣官房長官が「個人的にはUFOは絶対いる」と言うておるぞ。
 私も確かに絶対あると思う。確認でけへん飛行物体なんて、個人的にはなんぼでもあるもんな。そう、「Unidentified Flying Object(未確認飛行物体)」なんてそこらへんを見上げただけでなんぼでもいてるね。ヒヨドリかハトか確認でけん飛行物体とか。
 などと思うていたら、このおっさん、危ないで。以下、朝日新聞より引用。

“「個人的には絶対いると思う」。UFO(未確認飛行物体)は未確認という政府の公式見解に、内閣のスポークスマンである町村官房長官が18日、「異議」を唱えた。
 政府は同日の閣議で、民主党の山根隆治参院議員の質問主意書に対し、「地球外から飛来してきたと思われるUFOの存在を確認していない」とする答弁書を決定。文部科学省によると、「UFOに関する答弁書は初めて」という。
 ところが、町村氏は記者会見で「政府の公式答弁は極めて紋切り型。私は個人的にはこういうものは絶対いると思っている」と反論。「そうじゃないと、ナスカ(南米ペルー)のああいうの(地上絵)、説明できないでしょ」と述べた。”

 そういうヨタ話は新聞記者にいうもんやないでしょう。飲み屋で真っ赤な顔をしながら言うくらいなら害はないけれど。
 私は子どものころ父親に「物事に“絶対”はない」と言い聞かされて育った。「絶対」などと断言して、そのとおりにならなかったらそれは嘘をついたことになる、と。
 一国の内閣官房長官が「個人的には」とことわったというても「宇宙人の乗り物が絶対ある」などと断言してええんか。「友人の友人はアルカイダだ」という方がよっぽどまともですよ。少なくともアルカイダの人を連れてきて「この人です」ということは不可能やないもんな。町村長官は「絶対」と断言できるくらいやから、ナスカの地上絵が地球外から飛来してきたUFOの手になるものやと説明できる確証を持っているに違いない。はやく学会に論文書いて発表したほうがええぞ。大発見やもんな。
 民主党の山根という議員もいきなりけったいな質問をすると驚いたけれど、「こういうもの」が「絶対いる」と閣僚が断言したのには驚くを通り越してあきれる。そして、背筋がぞくっとする。
 こんな人物が閣僚をつとめる内閣など早いとこ総辞職してほしい。福田息子首相は「私は、まだ確認していません」と言うたそうな。そう、確認してへんから「UFO」なのです。確認したらもう「UFO」やないぞ。「Identified Flying Object」やから「IFO」と呼ぶべきか。福田息子首相の談話を聞いて少しほっとした。福田さん、この官房長官は辞めさせたほうがよろしいで。そやないと、またまた内閣支持率が下がりまっせ。


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島野育夫の死 [追悼]

 読書感想文「甦る封印歌謡」(石橋春海)を新規更新しました。

 プロ野球阪神タイガースコーチの島野育夫さんの訃報に接する。享年63。死因は胃がん。
 新聞報道ではどうしてもコーチとしての業績(星野仙一監督の懐刀、名参謀などなど)が表に出るので、私は現役時代の島野さんのことを思い出してみたい。
 島野さんは江夏・望月対江本・島野・池内・長谷川という大型トレードでタイガースに移籍してきた。当時のタイガースの外野というと、レフト望月、センター池辺、ライトテーラーという布陣やったけれど、1976年のシーズンを前に大幅な選手の入れ替えが行われて、レフト東田、センター池辺、ライトラインバックという形になった。島野さんは池辺選手や東田選手と交代で起用されることが多く、代走や守備固めが中心やった。南海ホークス時代はレギュラーやったけれど、タイガースではもっぱら控え。それでもくさることなく職人技を見せてくれた。
 あれは現役晩年のとき、確か1981年のシーズンやったと記憶している。レフトに入った新外国人のポール・デードという選手は、俊足巧守巧打の外野手という触れ込みやったけれど、イージーフライをお手玉してなんとか落とさずにすませるなどというはらはらするプレーを見せたりしたとんだ食わせ者。デードに代わってレフトの守備に入った島野さんは、本塁に突入するカープのデュプリー選手を見事な返球で刺してみせた。
 引退間近の選手のプレーやなかった。まさにプロの技ここにありという返球やった。
 島野さんは現役引退すぐにコーチに就任し、審判に暴行を加えたことで無期出場停止の処分を受けた。処分が解けた後、すぐに星野監督に呼ばれてドラゴンズのコーチとなる。普通やったらそんな人物をコーチに招聘することはあまりないんやけれど、それをおしてコーチに持ってきたんやから、星野さんがいかに島野さんを信頼していたかわかるやろう。つまり、そうするだけの理由があったから審判に対して殴る蹴るという行為にでたんやと、そういう信頼やろうね。
 華やかなスターだけが野球をやってるんやない。影に隠れてその力を発揮できる、そういう選手がいるからスターも光る。島野外野手は、まさしくそういう選手やった。
 謹んで哀悼の意を表します。


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おこしやす [日常生活]

 今日の「たちよみの会」には、若者が3名顔を出してくれて嬉しかった。年末の忙しい時期に、こんなおっさんに付き合うてくれるんや。ほんまにありがたい。来月は新年会をするので、ふだんなかなか参加できない方もぜひお越しくださいね。
 今日はちょっと疲れてるんで、ここまで。すんません。


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日本SF大賞に最相葉月さん [SF]

 日本SF大賞が最相葉月さんの「星新一 一〇〇一話をつくった人」に決定した。ノンフィクションの受賞は久しぶりやないか。授賞式までには読んでおかねばならんな。授賞式の会場にはまたこれまでとは違う毛色の方たちが集まるに違いない。私は最相さんの熱心な読者とはいえんけれど、以前読んだマイナースポーツに関するルポはとてもおもしろかった。未知のものへの好奇心と、新たに知るということに対する喜びというか興奮というか、そういうものに満ちあふれた方やないかという印象がある。
 ふと思うのは、戦後日本SF史というものは、まだきちんとした形でまとめられてないんやなあ、ということ。最相さんの成果も踏まえつつ、「未踏の時代」(福島正実)や「あなたもSF作家になれるわけではない」(豊田有恒)などなど先人の残した回顧録なども参考にしつつ、第一世代の方たちがまだお元気なうちに証言をまとめて……。莫大な労力と時間が要りそうやなあ。一人で書かんでもええから、何人かで手分けしてでも書いてもらいたい。
 私ですか。兼業の零細ものかきの手にはあまる仕事ですわ。調べものだけで10年以上かかりそうな気がする。
 なにはともあれ、最相さん、おめでとうございました。

 明日は「たちよみの会」の例会です。歳末でお忙しいとは思いますが、ご参加のほど、よろしくお願いします。


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花井悠の死 [追悼]

 元プロ野球西鉄ライオンズ外野手、花井悠さんの訃報に接する。享年75。死因は敗血症。
 花井さんというたら、開始当初の「おはよう朝日です」やなあ。アットホームな雰囲気の朝の情報番組で、花井さんはスポーツコーナーを担当してはった。ライオンズ時代は野武士軍団の中で比較的地味な役割を担わされていたということやけれど、そういう人がなんで大阪ローカルのテレビ番組でレギュラーを持っていたのか。
 実は、ライオンズのコーチを辞めた後、日刊スポーツ紙に記者として再就職し、取材と解説の両方をやっていたからやと、創刊当初の「月刊タイガース」に書いてあったという記憶がある(記憶違いやったらごめんなさい)。日刊スポーツは朝日新聞の系列やから、そこから「おはよう朝日」のスポーツ担当として起用されたんやろうね、きっと。
 野球にくわしいおっちゃんというスタンスで、朝からざっくばらんな口調で解説をしてくれたはったのが懐かしい。実は高校時代は甲子園のマウンドに立ち、大学では慶応大で神宮のスターやったと知ったのはずいぶん後のこと。
 「甦れ! 俺の西鉄ライオンズ」という歌が発売されたとき、歌詞の中に昭和30年代のライオンズの選手が列記されているのに、花井さんの名前がなかったのでがっかりした記憶がある。花井さんは当時のライオンズのメンバーの一人やったということを誇りにしてはったのに。日本シリーズのスターティングメンバーに名を連ねたこともあったというのに。
 メインの司会者が若返ったりして、花井さんも番組から消えた。ラジオの解説席に座ることもなくなった。日刊スポーツからその名も消えた。今回の訃報でわかったことは、日刊スポーツOB会の会長やったということ。あっそうか。記者やったんやから定年退職したんかもしれんな。
 花形選手やなかったかもしれん。それでも、球界から離れても自力で野球にかかわる仕事を見つけ、そしてテレビの前の私たちに野球というスポーツを親しみやすいものにしてくれた。こういう人こそ野球の人気を支える縁の下の力持ちやなかったかと思う。視聴率のことばかり考えて野球というスポーツのおもしろさを伝えたいという熱意がひとつも感じられない中継をする東京のテレビ局の人には、まあこういう人がいたということの重みはわからんやろうな。
 同じライオンズのチームメイト稲尾さんの後を追うように、ひっそりと花井さんも逝った。謹んで哀悼の意を表します。


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教員免許の軽視 [教育]

 今日の新聞に「教員OBも免許更新 人材確保へ対象拡大」という記事を見つけて驚いた。以下、引用する。

“中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)のワーキンググループは13日、教員免許更新制の導入に伴い09年度から始まる更新講習の運用案を明らかにした。(1)受講対象者として、現職教員だけではなく、教員としての勤務経験者を加える(2)教員のランク付けに利用されないよう、教育委員会が細かな成績を入手できないようにする――が主な内容。来春には、教員免許法の施行規則として文科省が公表する見通しだ。(以下略)”

 つまり、当初の案では、教員免許を持っていても、学校現場から離れている者には講習の機会を与えずに失効させるつもりやったというわけですか。なんちゅう乱暴な。教員免許かてそんな簡単に取れるもんやないのですぞ。通常の授業に加えてかなり多くの授業を余計に受けた上に、教育実習をはじめとする各種の実習をクリアしてはじめて免許をあたえられるわけで、そうやって必死に取った免許も、現場から離れていたり、最初から学校に勤めたりせなんだら知らん間に無効化してしまうやなんて。
 最初にそんな案を出した人間は、大学で教職課程をとってへんのと違うか。私は大学に他の人よりも余分に通うているけれど、そのおかげでなんとか教員免許を取得するのに必要な単位をそろえられた。卒業までにこの単位をそろえられず、実習にまで行ったのに免許を取得でけなんだ人もいてるやろう。それくらい教員免許を取るというのは、なかなかに大変なんですぞ。
 それに、教員予備軍だけが採用試験を受けたり講師をしたりするわけやない。民間企業に就職したけれど、教員の夢を断つことがでけんと採用試験を受けようとする人もいてれば、子育てのために退職したけれど、講師としてなら教壇に再度立ちたいと思うている人もいてるやろう。
 そういう人たちのことを一切考えてなんだとしたら、そら教員免許更新なんてことを安易に考えつくやろうな。現場の教師にだけ更新講習を受けさせるだけやったら、人数も把握しやすいしな。現場にいてへん者は更新の対象外ですか。教員免許も軽く見られたもんやな。
 免許更新制度はやはり不必要やと思う。教育現場にいてるものにさらに負担をかけ、いてへん者の望みを絶つ。大学の教職課程を軽視し、教員免許を自動車の運転免許程度にしか考えてへんような、そういう制度やと、私には思われてならんのです。


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漢数詞と九字 [トリビア]

 むかしむかし、正確には27年前、「カール・セーガンのコスモス」という科学番組が放送され、当時高校生やった私も夢中で見たもんやった。
 何より印象的やったんが日本IBMのCMで、城達也のナレーションで「いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、おく、ちょう、けい、がい、じょ、じょう、こう、かん、せい、さい、ごく、こうがしゃ、あそうぎ、なゆた、むりょう、たいすう」と漢数詞を淡々と読み上げるものやった。画面にはロケット発射画面などを背景に「一、十、百、千、万……」とナレーションで読まれている漢数詞の漢字が次々と入れ替わるだけ。
 次の日学校で、ちゃんと正確に書けるか黒板を占拠したいちびりが続出したのはいうまでもない。まあそれくらいインパクトがあるCMでした。
 なんでこんな話を書いたかというと、私と妻の会話にはときたまこの「いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、おく、ちょう、けい、がい(以下略)」というセリフが出てきたりするのですね。むろん二人とも「がい、じょ、じょう」あたりでリタイアしてしまうのですが。
 そこで気になってネットで検索してみたら、ちゃんと漢数詞を掲載したサイトがあった。上もすごいけれど、小数点以下もすごい。「涅槃寂静」なんてあるもんね。
 夕食時に妻にその話をしようとしたけれど、肝心の単位を覚えてない。妻は「小数点以下は知らんなあ。えーと、割、分、厘、兵・闘・者・皆・陣・列・在・前……」。
 あのねえ、九字を切ってどうするの。全然関係ないやんか。いやしかし、これ無意識に口をついて出たらしい。小数点以下の漢数詞を正確に言える妻、というのがそばにいたらそれはそれでむむむですけれど、無意識に九字を口にしてしまう妻、というのもむむむかもしれん。まあ、時代伝奇小説の好きな私にしたら、九字くらい無意識に口をついて出るような妻であってくれるほうがええのかもしれんけれど。
 前振りが長い割にはたいしたことのないネタでしたか。そやけど、「IBMのCM」だけやったらほんまに一部の人しかわからんやろうからなあ。古い話をするときは、この説明が厄介ですね。


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続・誰も知事にはなりたくない [時事ネタ]

 なんですか、橋下弁護士。結局立候補するんですか、大阪府知事選挙。今日発売の「週刊朝日」ではある府会議員のコメントとして「今大阪府知事になりたがるのはよほどの変わり者」というのを紹介していたけどね。出馬するとかせんとかごちゃごちゃいうたおかげで自民党と公明党の府連は推薦するかどうかわからんとか。別に打診している候補もあるらしい。民主党も違う候補をたてるらしいし。
 それにしても私は橋下弁護士という人のことはようわからんのやけれど(アニメかドラマか落語か漫才の番組しか見ないもので)、知名度があるから知事にするとかいう発想が気に入らんな。どうせ知事なんか看板にしか過ぎんということですか。そんなことやと結局ふうちゃんみたいになってまうぞ。
 やはりここは政治経験のある人を立てるべきやないかと思うんやけれどね。現職の国会議員で思い切って知事になったろうという気概のある人がいててもええと思うなあ。タレント知事も官僚落下傘知事もあかんのなら、もう選択肢は他にないという気すらするんやけれどねえ。


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