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脳内名盤アワー [日常生活]

 頭の中に突如歌が流れてくることってありませんか。私にはあります。しょっちゅうです。で、一度流れるとエンドレスで流れるのであります。それも、特に好きな歌でもないのが流れてきたりするのです。
 今朝の出勤途上では突如「るぱんるぱんるぱんるぱんるるるるぱん」とルパン三世の第一シリーズのオープニングが流れ始めて、元気いっぱいな気分になったぞ。なんでルパンなんかようわからんかったけどさ。
 逆に、特定の曲を聞くとその曲によって強制的に頭の中で風景が変わるということもある。「クシコスポスト」が聞こえてきたら運動会の風景が浮かび上がってきたりするよね。あれです。ドヴォルザークの「新世界より」第二楽章(「家路」のタイトルで知られてるやつです。とーおきーやあまにいひーはおーちてー)を聞くと「下校の時間や」と思うのは、中学時代の下校時間の音楽がこれやったから。小学校は「ゆうやけこやけでひがくれて」やったなあ。
 小学校の給食の時間に放送委員がよくかけていたレコードがあった。これがタイトルも歌手もわからん。
「白バイ 白バイ 白バイ パトロール」というフレーズだけが40年たった今でも耳に残っている。「白バイパトロール」で検索してみたけれど、レゴブロックの「白バイパトロール」しか引っかかってきません。
 どなたかご存じないですか。ないですね。あの歌の入ったCDをぜひ入手したいものやけれど、これはもう絶対入手不可能やろうね。
 というわけで、取りとめのない話題ですまん。

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赤江瀑の死 [追悼]

 午前中の授業が終わった時点で暴風警報が出たため、午後からは生徒を返す。午後からは明日の試験問題を印刷したりとあれこれ忙しい。
 定時に帰宅。警報が出ている割にはそれほど風も強くなく、無事帰宅できた。帰ってテレビの気象情報を見たら、台風は近畿直撃とはならず、東海地方に向かって進んでいる模様。こういう時、大阪にはあまり大きな被害が出ないんですよねえ。
 作家の赤江瀑さんの訃報に接する。享年79。死因は心不全。
 私は20代のころ、赤江さんの小説をむさぼるように読んだ時期がある。「ニジンスキーの手」やら「獣林寺妖変」やら。耽美的伝奇小説というべきか。文章そのものから漂う蠱惑的な妖しさは他の作家にはない魅力をたたえていた。
 耽美とは何かということを私は赤江さんの小説から教わったように思う。そやから、書評を商業誌でするようになって、女性作家による耽美的伝奇小説を何冊も読んだけれども、常に赤江さんの小説の呪縛みたいなものがあって、高い評価を出せなんだのを覚えている。どうにも中途半端なんですね。耽美ではなく、耽美的なものにあこがれてなぞってるというように感じてしもうたわけです。
 徹底的に美に耽るという意味においては、今後もなかなかこういう作家は出てこないのと違うやろうか。というか、こういう作風を今の時代の読者が求めるかどうか。
 謹んで哀悼の意を表します。

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からみつく風 [日常生活]

 愛すれどTigers「新井良太ら若手起用で盛り返す」を更新しました。

 梅雨前線と台風の影響でむちゃむちゃ蒸し暑いやんけえやんけえやんけえ。
 風が吹いても体にまとわりつくみたいで気持ち悪いやんけえやんけえやんけえ。
 明後日は前期中間考査初日なんやけど、その日に台風直撃の予報やんけえやんけえやんけえ。
 台風で暴風警報が出たら学校は休校やけど、中間考査はやらんならんから、そうなったら土曜日にテストをやらなならんやんけえやんけえやんけえ。
 まあもう自然現象には勝てません。頭を低くして台風が通り過ぎるのを待ちますか。こうやって日本人の心性の一つである「忍従的態度」はできてきたのだと、倫理の教科書に書いてありました。なるほどと納得してしまうなあ。

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河出ムック「いしいひさいち」 [漫画]

 今朝は早起きして深夜アニメ、早朝アニメなどを午前中はひたすら見る。夜は、デーゲーム中継の録画を見るだけで精一杯になりそうやから、とにかく見られるものは全部見ておく。私が外出している間に、妻がゆっくり見るという寸法です。
 午後からは「たちよみの会」。今月はMさんが来てくれたおかげで、本の話やらテレビの話やら世間話やらたっぷりできて楽しかった。ええ気分転換にはなったなあ。
 帰路の電車では河出ムックの「いしいひさいち特集」をひたすら読む。高校時代に部室にあった「バイトくん」(プレイガイドジャーナル刊)を手にして以来の読者なんで、特に熱心に読み続けてきたというわけではないにしても、私の血肉になってきた漫画家さんの一人には違いない。
 その時代の裏話など、ご本人の手になる「ロングインタビュー」などでいろいろと書かれていて、非常に面白かった。一気読みをしてしまう。
 帰宅後、長い長いデーゲームを録画で見て、しかも最終回の一番ええところで放送終了とは殺生な。22時半を回ってたので、23時からのスポーツニュースを録画して、最後に追いつかれるところを見る。
 早く寝たいけれど、まだいろいろ作業も残ってるし、また寝不足で月曜の朝を迎えんならんかも。
 いしいひさいち本も、野球の試合も面白かったから文句を言うこともでけんのやけどねえ。

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寝ても寝ても夏風邪 [日常生活]

 朝はいつもよりゆっくり目に起きて、昨晩の深夜アニメを見たりしてから、すぐに寝なおす。午後に目覚めたあと野球中継を見る(試合終了直前に放送時間が終わったんでラジオに切り替えたけど)。無性に眠くなったので夕方から横になったら、また熟睡。妻の気配を感じて起きたら10時前。あらららら。無理にでも起こしてくれたらよかったのに。
 夕食というより夜食になった食事を取り、夜に見るつもりでいたテレビ番組の録画などは見るのをやめて、すぐにパソコンに向かう。
 これだけ寝てもまだ眠い。今、くしゃみと鼻水が。夏風邪でもひいたかしらん。明日は「たちよみの会」。どんなにしんどくてもこれだけは欠かしたくない会。そやけど先月みたいに自分ひとりの会になったら、疲れも倍増するから、ほんまにどなたか来てほしいと心より願う。
 これだけ寝られるというのは、疲れがなかなか取れんようになってるということですなあ。就業時間中にでけなんだ仕事を持ち帰ろうか、昨日迷うたんやけれど、こうなることを予測して持ちかえりはやめた。正解でした。
 というわけで、今日の日記はこんなの。わざわざ読みに来てくれたのにごめんなさい。
 ところで、オウム真理教の逃亡犯がつかまって「事件の全貌解明」が進むことを新聞やテレビのニュースで書いたり口にしたりしているけど、幹部クラスの裁判はほとんど終わってるんやから、最後の3人が見つかっただけで「全貌解明」なんかできるんやろうか。これまでの幹部への取り調べでもわからなんだのに、幹部でもない3人の発見でわかるわけないとは思わんのかね。それともそういう本音は口にしたらあかんことになってるのかな。それやったら嫌やなあ。

 明日、6月17日(日)は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。

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枝雀健在なりせば [演芸]

 来週から中間考査。毎日テスト作成に明け暮れる。
 そんな中で、「なにわ芸能」の授業はいわばオアシス。ここ数週間は生徒にまとめて落語を見せている。今日は桂枝雀「鷺とり」と「代書屋」。毎年のように同じビデオを見せているんやけれど、「代書屋」の「セーネンガッピ」あたり、何度見ても同じように笑いをこらえられん。
 思えば、これ、リアルタイムで見てたんやなあ。映像のソースは「枝雀寄席」。
 今、ひとりの落語家を芯にすえて毎週落語を聞かせる番組なんかないもんなあ。しかも、枝雀師匠の場合、同時期に別の局でも「笑いころげてたっぷり枝雀」なんていう番組もやっていた。いまや民放では読売テレビがイレギュラーに「平成紅梅亭」を放送するくらい。関西テレビの「扇町寄席」もイレギュラーになったしなあ。
 もつとも、東京では民放では落語を聴かせることを目的とした番組そのものがないらしい(小朝が「平成紅梅亭」で言うてた)。
 今、枝雀師匠が生きてはったら、「鷺とり」や「代書屋」はどんな演出に変わっているんやろうか。そんなことを思いながら、スクリーンに映し出された枝雀師匠の笑顔を見ていたのでありました。

 6月17日(日)は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。

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酷薄な知事 [時事ネタ]

 我らが知事である松井一郎という人物の酷薄さに怒りを禁じえない、というのが正直なところ。
 通り魔殺人犯に対し、「自分で死ね」「本当にむかむかくる。人を巻き込まず、自己完結すべきだ」「報道で見た範囲だが、そういう状況に置かれているなら自殺対策の窓口は大阪府にもあるので窓口にくればいい」「どうしても行政支援も受けたくない、この世からいなくなりたいというなら止めようがない」と記者の質問に答えている。
 殺人は許されんし、死刑になるために無辜の命を奪うなんてとんでもない話。そやからというて「この世からいなくなりたいというなら止めようがない」とは行政の長としてだけやなく、人間としても聞き捨てならん言葉やと思う。
 私は親しくしていた親族と中学校以来の友人を自殺で亡くしている。その時のつらい思いがよみがえる。二人とも心やさしい、優しすぎるくらいの人たちやった。行政支援を受けたくないというんやなく、そんなことに思いをはせる余裕もなくせっぱつまった状態で自らの命を絶っていったんや。
 そして止めようがなかったその死に対して、私は何もできなかった。それに対する思いは心の奥底に澱のようにたまり、消えることはない。
 自殺者が出んような社会を作るのが政治家と違うんか。誰もが住みよい大阪府にするのが知事の仕事と違うんか。自殺しようという気持ちを思いとどまらせるような魅力的な街づくりをしてくれよ。「窓口にくればいい」と平然と言い放つ無神経さに、私の方がむかむかくる。
 私は通り魔殺人犯を擁護するものではない。自分が死刑になりたくて、抵抗できない人間の命を奪うてな輩を赦すことはでけん。そやけどね、そやからというて「自分で死ね」とは言いたくない。自殺ほど、残された近親者の心に深い傷を残す死に方はないんや。
 さっさと国政に打って出て大阪以外のどこかに行ってほしい気分ですわ。

 6月17日(日)は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。

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氷室冴子を手に [読書全般]

 放課後、図書室の当番で、図書室にこもってお仕事。図書委員の女子と話をしたりする。
 廃棄本の中に昔の集英社コバルト文庫が少しばかりありまして、特に氷室冴子さんの絶版本が多かった。廃棄本処理をしている時に、「これを廃棄するのはもったいないなあ」とつぶやいたのを聞いたその生徒が関心を持って、ひきとりたいと申し出てくれたので、少し嬉しくなる。
 ただ、この女子生徒(2年生やから16~7歳やね)は、氷室冴子という名前を知らなんだ。
 うーむ。ティーンズ小説というたら氷室冴子の名前がまず一番最初に上がった時代もあったけど、亡くなってしまえばそんなもんか。
「知らんかあ。ほら、スタジオジブリのアニメで『海が聞こえる』の原作者なんやけど……」
 そう言うたら、「知ってますっ!」と目を輝かせた。
 スタジオジブリ恐るべし。彼女がもちかえるものには氷室さんの代表作である「なぎさボーイ」「多恵子ガール」「シンデレラ迷宮」なんかがあって、これはきっと読んで何か感じてもらえそう。他にはルパンシリーズの「813」などのミステリも持ちかえろうとしている。こういう生徒は大事にしたいものです。

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大学も必死 [教育]

 愛すれどTigers「岩田、決意の坊主頭で2勝」を更新しました。

 今日は午後から出張。某短大の入試説明会に。場所は梅田の某ホテルのバンケット会場。保育系の短大ではあるけれど、生き残りのためになんでもありの学部も設けている。お車代にコーヒー、ケーキに粗品とあれこれ用意してはる。お車代は丁重にお断り。職場から会場までの交通費はもう申請してあるからね。それ以上もらうわけにはいきません。つまらんほころびが大きく広がることもあるのです。粗品の類はそのまま明日職場にもっていき、進路指導部に渡す。この説明会には学校の代表として行っているから、いただきものはすべて学校に渡すのであります。
 コーヒーとケーキは持ち帰るわけにもいかず、かというて手をまったくつけないのも失礼かと思い、いただきました。これくらいは許してね。それでも向うも気を遣うてはる方やと思う。一昔前の入試説明会では立食形式ながら晩御飯がいらんくらいの料理が並んでいたりしたこともあった。あれはなんぼでもやり過ぎでしょう。
 少子化の折、大学全入時代といいつつも短大は特に生徒確保に必死で、今日も取れる資格やら資格を取るためのカリキュラムをアピールしてはった。保育系の学部は伝統もあってそこそこ人気みたいやけれど、なんでもありの新学部は苦戦しているみたい。目標のある学生は資格の取れる学部や就職を見据えて専門学校を選んだりするから、そういう目標の定まらん生徒をターゲットにしているという感じかな。
 とにもかくにもどの短大も生徒確保に必死ですわ。昔みたいに「とりあえず花嫁修業がてらに短大」なんて時代やないもんね。まあ、特色をアピールして生き残りをはかるという部分では大阪の公立高校も必死ではあるんやけれどね。何年か連続で定員割れしたら統廃合の対象とするというような条例が決まってしもうてるからね。秋から冬にかけて私らも学校説明会を何度か開く。まさに明日は我が身という気分になったのでありました。

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風船あげ [テレビ全般]

 取るに足らないことではありますが。まあ、毎日取るに足らないことしか書いてへんからご勘弁を。
 プロ野球の応援で、ジェット風船飛ばしというのがある。最初は甲子園のレフトスタンドでカープの応援団が始めたものらしいけれど、今ではいろいろな球場で各球団のファンが飛ばしている。
 特に甲子園の風船飛ばしは壮観。これは私も何度も何度もやってるけれど、ふくらませた風船がしぼまんように、ふくらませ過ぎたりどこかに触って割れたりしないように気をつけながら、ファンファーレの鳴るのを待ち、曲が終わって手を離した瞬間に空高く風船が飛んでいく時は爽快であります。ほんまに気持ちいい。
 で、サンテレビをはじめとする民放各局のアナウンサーは「ジェット風船飛ばし」とか「風船飛ばし」とか呼んでいるし、私もそう呼ぶ。たいていのファンはそう呼ぶ。ところが、唯一そう呼ばん放送局がある。
 NHKであります。ここのアナウンサーだけは誰が担当していても「風船あげ」と呼ぶのですね。なんか風船のてんぷらみたい。おそらく用語内規みたいなのがあって、NHKでは「風船飛ばし」を「風船あげ」と呼ぶことにしているんやろうけど、これには大いに違和感があるね。あげるてななまやさしいもんやないもん。ピューッと音を立てて空中に飛んでいくんやもんな。糸のついた風船をあげるのとは違うよ。
 いったいどういう経緯でNHKだけ「風船あげ」と呼ぶことになったのか、実に気になる。
 ね、取るに足らないことやったでしょう。そやけど、「風船あげ」ではあの爽快感は伝わらんのよ。それだけに、無性に気になるのであります。

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