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ウェルザー=メストのニューイヤーコンサート2013 [日常生活]

 今日は午前中は昨日録画したけれど日帰り帰省で見られなんだ狂言「狐と宇宙人(作・小松左京)」と「ウィーン・フィルのニューイヤーコンサート」を見る。「狐と宇宙人」は初見。茂山正邦さんの好演が光る。内容も小松さんらしいひとひねりある結末で、非常に楽しかった。
 もうひとつの「ニューイヤーコンサート」は一昨年に振ったフランツ・ウェルザー=メストが2度目のタクト。ニューイヤーコンサート初登場とはいえなじみ深い「軽騎兵序曲」や「ローエングリーン・第三幕前奏曲」など、若々しさが表に出た楽しいコンサート。毎年各指揮者が工夫を凝らす「遊び」は、ソロをとった演奏者に指揮者がそれぞれプレゼントを渡し、さいごはコンサートマスターからウェルザー=メストがコック帽をもらい、それをかぶって長い木の杓子で指揮をするというもの。なぜかプレゼントの中にハエたたきが混じっていたりしたけれど、あれは何か意味があったのかな。楽しかったけれど、ヨーロッパ方面のギャグセンスは関西テイストとはかなり違うねんなあ。
 速いポルカなどとても生きのいい演奏で、プレートルのチャーミングなのも好きやったけれど、これはこれで気持ちいい仕上がりになっていた。
 夜は、妻が日帰り帰省をしていて私はお留守番。夕食をとりに駅前まで出かける。私が担任をしていた卒業生がいつもバイトをしているハンバーガーショップを覗いてみたら、正月からかいがいしく働いている。ほんまは正月からハンバーガーの夕食というのは本意ではなかったけれど、教え子への挨拶もかねて店に入る。照れくさそうな、商売用とは違う笑顔で挨拶をしてくれて、ほんまは私語は厳禁やと思うんやけれど、かんたんに話などをする。他の卒業生もいっしょにバイトをしていて、声をかけてくれた。ハンバーガーの味はともかく、その姿を見られただけで満腹。
 何よりのお年玉でございました。

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