SSブログ

「宇宙兄弟」はSFか [SF]

 まずはお詫びから。
 今朝の朝日新聞朝刊や日刊スポーツを読んだら、大阪市長は「過去の認識を改めた」とはっきり言うた後で体罰事件に関して遺族に陳謝している。テレビのニュースやネットのニュースではそこのところがカットされていたためその部分を確認戦ままに、「反省を表明してから」と書いたことについて、市長に対して失礼なことを書いてしまいました。申し訳ございません。
 それにしても、私もまだまだメディアリテラシーに関しては弱いなあ。過去の言説に対する反省があったことをカットした報道を鵜呑みにしていたんやから。これも反省すべき点でありますね。

 というわけで、本日も完全休養日。朝からゆっくりと寝て、日曜お楽しみの「特命戦隊ゴーバスターズ」「仮面ライダーウィザード」「スマイルプリキュア」「宇宙兄弟」などを見る。「宇宙兄弟」が月面での事故というかなりシビアな展開になっていて、そのリアリティにいつもながら感心する。これはSF……というふうに分類してええんかなあ。近未来を想定して書かれたフィクションではあるけれど、「空想」的な要素は少ない。ミステリが現実に依拠したフィクションであるのと同じく、「宇宙兄弟」も現実の宇宙開発に依拠したフィクションなんやな。
 私が読んできた、楽しんできたSFというものは、科学に依拠しながらもファンタスティックな要素が盛り込まれていて、そこが面白かったわけやけれど、「宇宙兄弟」にはそのファンタジー性が希薄なんですな。
 昔やったらこういう作品もSFとして論じられてきたんやないかと思うけれど、現代においてはこれをこれまで同様にSFとして評価すべきかどうか。そのリアリティの濃さを考えると、今の私には「境界線上」のSFというように思われるんやけれど、如何。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ