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やっぱり節をつけて数えた [日常生活]

 今日、図書委員の生徒たちに例の「いちにいさんしい」と節をつけて数えるかという質問をしてみた。そう簡単にこの風習がすたるとは思えなんだからね。確認したかったのですよ。
 2年生と1年生の生徒二人に「いちにいさんしい」と節をつけて数えて見せたら、「お風呂に入る時に数えた!」と声をそろえて答えてくれた。
 ああよかった。風習が一気に廃れてしもうたわけやなかったかもしれんのね。そうやろうそうやろう。きっと、体験授業の中学生たちは緊張していたか何かで手をあげにくかったのか、まわりの様子を見て尻込みしたか、とにかく理由があって手をあげなんだんやないかなあ。
 というわけで、土曜日のもやもやが3日ぶりに晴れたのでありました。よかったよかった。

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東京は安全です [時事ネタ]

 愛すれどTigers「白仁田、6年目の初勝利」を更新しました。

 おお、昨日はテレビをつけたら2020年東京五輪開催決定というニュースがあったんやった。私にとっては別に嬉しくも悔しくも悲しくも楽しくもおかしくも腹立たしくもない、つまりたいして関心のないことなんで、日記を書く時にはすっかりそのことを忘れていたんやった。
 どっちにしても、しんぞう首相は世界中に7年間で福島第一原発の始末をつけると公約したみたいなもんやからな。決まった決まったとうかれてんと、原発事故の解決を頼んまっせ。実際、「東京は安全です」てなことを断言してええんかいなと思うんやけどね。しんたろう維新共同代表なんか「この大切な時期に不利になるような報道を世界中に発信するマスコミがいかん」というような内容のコメントを出しているけれど、放射能の汚染水が流れ出していたり地下水まで汚染したりしているという大切なことを、五輪開催決定に不利になるから伏せておくなんて、戦時中の戦争報道やあるまいし。
 仮設住宅に住むお年寄りの醒めたコメントにもあったけど、しんぞう首相の「東京は安全です」=「東京が安全ならいいのです」という本音が透けて見えてなんか不愉快やったねえ。
 何度も書くけれど、私はナショナリストではないので、国あげて祝福ムードみたいなものにはなじめませんのよ、正直なところ。
 もちろん関係者の皆様、特にアスリートの皆様の必死の運動には頭が下がる思いではありますけれど。それはそれ、これはこれ、ということで。

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顔出しとグレムリンと新グッズと肩の力 [テレビ全般]

 今日は完全休養日。「電獣戦隊キョウリュウジャー」ではベテラン声優の水島裕さんが顔出し出演。まあ水島さんは若い頃NHK「連想ゲーム」でレギュラー出演をしていたから、顔出しに違和感はないけれど、つくづく声優の顔出しが好きな番組だこと。
 「仮面ライダーウィザード」は予想はしていたけれど、最後に生き残ったファントム“グレムリン”がもうひと山作って最終回に向けて盛り上げ役を果たしている。そやけど、次回予告でなんとなく最終回に向けての展開が読めてしまうのはちょっと残念。その予想を裏切る結末を見たいものです。
 「ドキドキ!プリキュア」は強敵を倒すのに新しいグッズが登場。これをまた玩具として発売するのね。タブレット端末みたいなグッズ。きっとタブレット風の玩具で決まった画面が出てくるような玩具なんでしょうなあ。そんなことを考えてしまうなんて、大人って嫌ね。
 明日は昨日の代休。朝刊が休みやから、スポーツ紙の即売版を買いに出かけるとするか。他にも銀行にちょっとした用事があったりするし、ちょうどええか。
 タイガース桧山選手が引退表明後初の代打でタイムリー。去年の金本さんも引退表明後、けっこうよく打っていたことを思い出す。肩の力が抜けるというのはこういうことをいうのでしょうね。現役でいる間は、意識的に肩の力を抜くようにしていても、どうしても力が入ってしまうものなんやと思う。これはすべての仕事にいえることやないかなあ。
 こんなとりとめのない感じの休日でありました。

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節をつけない子どもたち [日常生活]

 今日は中学生向けの学校説明会。私は体験授業の担当。「なにわ学」という授業をする。中学生たちに少しでも関心を持ってもらおうと、方言ネタを用意した。それもただの方言やなく、数の数え方やら先生に言いつける時のはやし言葉など、あまり大阪弁について触れた本でもとりあげんあたりをねらう。
 関西地方では風呂に入って子どもを温める時などに「いちにいさんしい、ごおろくひちはちくうーじゅう」と(文字だけではわかりにくいやろうけれど)節をつけて歌うように数える。小学生が教室でいたずらをしたりした時に「ゆうたろゆうたろ、先生にゆうたーろ」とはやしたてる。これについて2006年に書かれた新聞記事をプリントにして用意した。
 で、中学生たちがやってきて、体験授業開始。私が節をつけて数を数えてみたあと、「さあ、こうやって節をつけて数えるという人は手を挙げて」と言うと……。
 誰も手を挙げへん。
 あわわわわ。今の子らは親に風呂に入れてもろうたりせえへんかったんか。この中学生たちの親はみんな関西以外の生まれなんか。
 パニック、とまではいかんけれど、この計算違いは大きかった。話がここで止まり、発展せんのやもん。「ゆうたろゆうたろ」で挽回しようとしたけれど、こちらも期待したほど手をあげてくれへん。「どれにしようかなかみさまのゆうとおり」はさすがに手の挙がる数が多くなった。「ぼんさんがへをこいた」はほとんど知らず大多数の生徒が「だるまさんがころんだ」やった。
 おおおお、なんたること。子どもたちの身近なわらべ歌的な節回しが大阪から消えつつあるのか。それとも体験授業で緊張したり恥ずかしかったりでよう手を挙げなんだんか。
 2006年の新聞記事。7年前と少し古めのものではあるけれど、こういうことに古いも新しいもあるかいと思うていたけれど、そうやないらしい。
 中学生たちのおかげでこちらがいろんなことを体験させてもろうたのでありました。

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51歳という馬齢 [季節ネタ]

 今日は私の誕生日。ハッピーバースデー・トゥー・ミー。
 満51歳でございます。漫51歳というべきか。稼業の定年まで今年を含めてあと10年。気がつけばそんな歳。
 というても、あまりピンとこないのですねえ。頭の中身はたいして変わってへんし、人間的に深みが出たという気もしないし。馬齢を重ねるというのはこういうことを言うのかしらん。
 いやいや、山本一力さんの例もあることやし、これからこれから。
 気持ちだけは、創作意欲に燃えていた学生時代と同じでありたいものであります。
 毎年同じようなことを書いているなあ。やはり馬齢を重ねているということでありますかな。
 とはいえ肉体的な衰えと、老眼の進み具合でわが馬齢を実感するのでありました。
 明日は中学生向けの学校説明会で出勤。体験授業を担当することになっているんやけれど、以前も書いたようにこのために新たに作った教材なんで、うまくいくかどうか心配。プレッシャーに弱いのも子どもの頃とあまり変わらんなあ。
 やはり馬齢であります。

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ザ・シンフォニーホールが使えない [教育]

 来年度の芸術鑑賞の準備を担当の先生にお願いし、楽団とホールをおさえるところまで来て、えらい困ったことになった。ホールはクラシック専用の「ザ・シンフォニーホール」。これまでも使用してきたホールで、生徒たちに本格的に音楽を楽しんでもらおうと、少し値は張るけれど、好評なので続けて使用してきた。
 ところで、前回使用した時はホールは朝日放送が運営してきたけれど、昨年他の企業に売却したというニュースを新聞で読んだ。これがまさか障壁になるとは思うてもみなんだ。
 担当の先生から「使用料を前金で振り込んでほしいと言われた」というのですわ。まあ、普通の興行ならそういう契約もあろう。そやけど、公立の学校は単年度決算で、来年度に使用する場合、その年度の予算から支払うことになっている。とてもその条件では契約でけん。
 そんなやり方をしていたんでは、公立の学校でこのホールを使用するところはなくなるやろう。大阪ではどのクラシックの楽団も府や市の補助を打ち切られたり減額されたりして運営を維持していくのが大変やったりしていて、学校向けの公演をなんとかとって少しでも経営を綴られるように工夫しているというのに、それをホールが邪魔するようなことをしてどないするというのか。
 というわけで、どうやら別の多目的ホールに会場を変更する方向で案をまとめ直さなならんやろう。そちらの方が安くあがるので、生徒からの徴収金は少なめになるから、それはそれでええんやけれどね。そやけど、本物のホールでクラシックを鑑賞させたいという思いが、こんな形で頓挫するとは思うてもみなんだなあ。ほんまに残念ですわ。

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フレデリック・ポールの死 [追悼]

 夕刊を読んでいたら、小さく訃報が。SF作家フレデリック・ポールさんの訃報やった。享年93。ここらあたりになると若いファンには名前すら知られてへんかもしれんなあ。
 学生時代に読んだシリル・コーンブルースとの共著「宇宙商人」は実に楽しいビジネスSFやった。もっとも楽しく読んだということしか覚えてなんだりするんやけれど。あの頃はとにかく1冊ずつ反芻することもなくがつがつと読みあさっていたもので。
 言い訳めいたことを書きましたが、要は私の記憶力が弱いというだけのことですか。これはもう言い訳のしようもございません。
 あの頃はポールさんの作品というたら入門者の必読書という位置づけやったんやけれどね。今はどうなんかなあ。妻は「読んでないけど、福島正実の『SF入門』の必読リストに入ってたのは覚えてる」と言うております。つまり日本SF黎明期の入門書で推薦されている作品ですわ、「宇宙商人」というのは。そういう時代の作家さんの目には、高齢になって迎えた21世紀はどう写っていたのかなあ。
 謹んで哀悼の意を表します。

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漫研部員とペンネーム [教育]

 今日は漫研の生徒たちを集めて文化祭に出す部誌の原稿についての説明をする。特に1年生にはていねいに。なんというても初めてやからね。中学生時点で同人誌に原稿でも書いていたら別やけれど。私は毎年この部誌で生徒の名前を覚えるのであります。顔と名前を一致させるのではなく、絵と名前を一致させる。生徒たちはたいていペンネームを使うので、ペンネームで覚えてしまうのでありますけれどね。
 そやから部員の顔を見たらまずペンネームが浮かぶ。
 クラブ顧問としてはそれでええんやろうけれど、その生徒を授業でもったら、本名とペンネームが錯綜してしまうことがあって、これが困る。当てて発言させたりするようなことがあるとしたら、その時に「はい、しぐまさん」なんて呼んだりしてはいかんでしょう。幸いそういうことは漫研顧問11年の間、一度もないんやけれどね。
 さて、今年の1年生たちはどんな作風なのかなあ。今から楽しみであります。

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宮崎駿の引退 [映画]

 愛すれどTigers「嗚呼、東京ドーム3連敗で燃え尽きる」を更新しました。

 今朝の日刊スポーツの一面、そして朝日新聞の一面も「宮崎駿監督引退」のニュースがでかでかと載っていた。いやあ、なんというか、国民的アニメ監督なんやなあ。私のように幼少時から(その名を意識してたわけやなくても)宮崎監督のかかわってきたアニメーションで育ってきた者にとっては感無量というのか。
 小学1年生くらいに、母に連れて行ってもろうた「太陽の王子ホルスの大冒険」は、幼心に強く印象づけられた。その前に見に行った「アンデルセン物語」よりも迫力があって、最後に岩男が氷マンモスを倒すシーンとか、ホルスが迷いの森から脱出するシーンとか、忘れられん場面が多かった。テレビで夏休みに放送されることも多く、そのたびに何度も見直したものです。そして「長靴をはいた猫」。徹底した追っかけシーンでは手に汗を握ってみた。「どうぶつ宝島」。こちらもとにかくギャグ満載。その間にはさまって上映された「ちびっ子レミと名犬カビ」や「アリババと40匹の盗賊」がいまひとつ見てて乗っていけなかったので、作り手によって面白さに違いが出るということを子どもながら知っていったというわけ。
 むろん「アルプスの少女ハイジ」をはじめとするカルピス劇場は夢中になって見たし、「未来少年コナン」で“宮崎駿”という名をついに認識した。そしてホルスなど、幼い頃に私の胸をわくわくさせた作品に同じ人が深くかかわっていたことを知ったのでありました。
 よほど好きな人やないと「駿」を「はやお」と読まれなんだ「ルパン三世カリオストロの城」。初日に友だちと一緒に並んで見に行ったなあ。
 世間の人たちにとっては「スタジオジブリ」の宮崎監督なんやろうけれど、私にとっては「ホルス」「長猫」「ど宝」「コナン」「カリ城」の宮崎さんなのです。国民的映画監督になる前、私の幼少期から青年期に大きな影響を与えてくれたアニメーターなのです。
 引退することよりも、その引退がこんなに大騒ぎになるという、そのことが私にとっては驚きやったねえ。

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哀れなりファントムたち [テレビ全般]

 昨夜は寝るのが遅かったせいもあり、今朝起きた時にはもう「仮面ライダーウィザード」が始まっていた。ここまでゆっくり起きるのは盆休みにもなかった。台風の影響で朝から雨。気温も低く、窓を開けていると肌寒い。やっと日中の最高気温が30度を切る。
 午後から午睡。ここでもいつもよりたっぷり眠る。起きてからもしばらく眠気が取れへん。寝起きは悪い方やないんやけれどなあ。やっぱり気圧が下がっていてそれが体調に影響しているんかねえ。
 夜はナイター中継を見る。もうなんと申してよいのやら。楽しみが藤浪くんだけとはなんだか悲しいなあ。2位なのに、そんな感じがしませんぞ。
 話を変えよう。「仮面ライダーウィザード」はいよいよ最終回に向けて盛り上がってきているんやけれど、なんというのか、悪役のおっさんが世界を大きく変えられる力を持っていると思うのに、その使い方を完全に間違うているように思うぞ。思わせぶりに1年間続けてきたけれど、悪玉がこれでは、ちょっと拍子抜け。別に世界征服を目的にする必要はないけれどさ。これではここまで戦ってやられてきた怪人(ファントム)たちが哀れに思えてくるぞよ。
 悪には悪の矜持を!

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