「いだてん」開始 [テレビ全般]
昨夜と違いさくさくと読みこみが進む。昨夜でけなんだ各紙の社説読み比べのためのダウンロードもちゃんとできました。よかったよかった。そやけどなんであんなに読みこみが遅かったんやろう。パソコンのせいかと再起動しても変わらなんだし。何か理由があって回線が混んでいたのか、プロバイダにトラブルでもあったのか。
昼食後、午睡。夕刻、今日は早目に新聞サイトの巡回をすましてしまう。
夜は妻と夕食後に大河ドラマ「いだてん」の第1回を見る。脚本が宮藤官九郎というだけでこれまでの大河ドラマとは違うものになるという期待をし、しかも舞台は明治と昭和。主人公は日本初のオリンピック選手と東京オリンピック招致を成し遂げた人物という、大河ドラマとしては久々に近代ものに取り組んでいるというのも楽しみの一つ。戦後が舞台になるのは「いのち」以来33年ぶりやそうです。もつとも「いのち」は実在の人物を主人公にしなかった唯一の作品やからかなりイレギュラーではあるけれどね。
期待通り、いつもの大河ドラマらしくないスピーディで笑いの要素も含んだ楽しい作品になっていた。横田順彌さんの小説でおなじみの「天狗倶楽部」のバンカラぶりも期待通り。屋外パーティーの会場に野球のボールを追いかけて乱入し、上半身裸になって酒をラッパ飲みするんやからね。しかも1時間のドラマの中で主人公がちゃんと出てきたのはラストシーンのみ。マラソン大会のゴールに金栗四三が入ってくるというところで第1回終了やもんなあ。中村勘九郎は帽子の赤い染料が流れて顔が真っ赤になっているんやけれど、まるで歌舞伎の隈取みたい。メイクさんの茶目っ気か、勘九郎さんのリクエストかどっちかしらん。
というわけで、年末に半年分たまっていた「西郷どん」を怒涛のように一気に見てなにかしら物足りなさを感じていたのですが、今年の大河ドラマは違うんやないかとますます楽しみになってきた。もっとも、「大河ドラマはかくあるべし」と戦国ものばかり見たがるような方には到底受け入れられんやろうけれど。そういう方は見んでもよろしい。