平成最後のお正月

　年が明けました。本年もよろしくお願いいたします。
　元日は夜明け前に起きながら初日の出は見ずにテレビで放送されていた桂枝雀師の「かぜうどん」を見ながらあははははと笑うておりました。明日の朝は米朝師の「猫の忠信」でございます。年末年始は落語ばっかり見ております。
　妻は風邪ひきで起きられず、餅は電子レンジで加熱して、昨日妻ががんばって買いに行ってくれたスーパーのお節料理をつまんでおりました。
　昼ごろ、日帰り帰省。妻は今年は自宅待機でございます。
　実家でおいしいう巻きなどをいただきながら月山なる純米吟醸酒を口にし、夜は百人一首に興じてました。認知症の進みかけている母も、１０枚以上取ったり、読み手をして１００枚全部読み切るなど、元気そうで何よりでありました。
　京都の実家はよく晴れていたけれど、帰阪して最寄駅から地上にあがると地面が濡れている。妻にきいたら７時ごろに雷雨やったとか。今年はうまいこと雨に合わんですむという辻占でありましょうか。去年は私が外を歩く時に限って雨が降ってきたりしたもんですが、今年は雨の方がよけてくれるんやないかと期待しております。
　というわけで、妻の体調は心配やけれど、まずは平穏無事な正月を迎えられてほんまよかった。明日は例によって「ニューイヤーコンサート」を楽しむことにいたしましょう。落語とクラシック、好きなものを楽しめる年末年始というのはええもんですなあ。