SSブログ

ブルックリンの少女 [読書全般]

 今日は完全休養日。日曜の朝のルーティン(深夜アニメの録画を見たり、「仮面ライダー」や「キラメイジャー」を見たり)のあと、パソコンを立ち上げるけれど、ネットにはつながらず。昨晩、再起動してからさくさくつながっていたのはなんやったんやろう。
 時間をかけても解決しそうになかったので、昼食を取りながらこちらもずいぶんとたまっているドラマの録画を見る。テレビ疲れでビデオデッキも切ると、すぐに睡魔に襲われ、うたた寝。寝るならちゃんと寝ないとと、布団にもぐりこみ、目覚めたらもう夜。スマホで遊んだりしていから、夕食。食後は妻と少しおしゃべりをしたあと、読みかけの本を読んでしまう。で、パソコンを立ち上げてこの日記を書いているんやけれど、またしてもネットからは切断されている。さすがにもう限界なのかな。
 できたらはやくホームページの移行をすませてしまいたいんやけれど、ネット接続の調子次第やな。
 ギム・ミュッソ/吉田恒雄・訳「ブルックリンの少女」(集英社文庫)読了。少し前に買うて積ん読になっていたのを、たまたま手にとって読み始めた。2年ほど前の新刊なんで、もしかしたらもう品切れになってるかも。面白そうなものはとりあえず買うておかんと、読みたくなった時にはもう手に入らなんだりするからね。ただ、電車の中でちょびちょび、休日にちょびちょびと読んでいたので、これは読み方が悪かった。本書は読みはじめたら一気呵成に読んだ方がいいというタイプの小説です。婚約者が自分の過去といって差し出した写真を見た小説家はつい彼女のもとを離れそうになる。そして、彼女はもうこれで関係は壊れたと思い、自宅に帰って行ってしまう。なんというか、ありがちなシーンでスタートしながらも、彼女の過去と、そして何者かに拉致されたことが判明することで物語はスリリングに動く。小説家の友人のもと敏腕刑事のおかげで事件の解決は進んでいくんやけれど、なんと彼女を拉致した人物は……とこれ以上書くと読もうと思うている方に失礼になるので内容紹介はこれくらいにしておく。少女連続誘拐事件から米国大統領選挙まで巻きこむあたり、その複雑にからんだ謎が解き明かされていく様子がみごと。捜査の様子だけでなく、過去なあったことをところどころにはさみこみながら読み手に鍵となる人物やできごとを提示していく。今回の私のように細切れで読んではいけません。週末やステイホームの時間などに一気に読み切りましょう。なにしろ多数登場する登場人物の名前なんか忘れてしまうからね。
 それにしてもフランスのミステリはルメートルもそうやったけれど、刑事は何か影を背負うてないとあかんのかな。フランスで警察官になるのはなかなかに大変みたいですね。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ: