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百人一首と脳内回路 [季節ネタ]

 あけましておめでとうございます。本年も「ぼやき日記」におつきあいいただきますよう、よろしくお願いいたします。早々と年賀状を下さった方、ありがとうございました。
 今日は夏に録画した落語、桂南光「抜け雀」を見たりしながら午前中を過ごし、午後から私の実家に日帰り帰省。
 両親は歳相応に弱ってきているけれども、なんとか達者でいるのでちょっと安心。今は自分のことでいっぱいいっぱいやけれど、少しでも余裕を作って実家にも顔を出さねばね。
 今年は数年ぶりに家族で百人一首の歌かるたをする。
 何年もやってへんと、上の句を聞いてすぐに下の句が頭に浮かばんのですねえ。「むらさめの……」ときたらすぐに「きりたちのぼる」を探せていたのに、「むらさめのつゆもまだひぬまきのはに」まできてやっと「きりたちのぼるあきのゆうぐれ」が浮かぶ。それでは遅いって。
 それでも何度もやっているうちに上の句の途中で下の句が浮かぶようになる。こういうのは継続してへんと脳内の回路がつながりにくくなってしまうものなんですよねえ。
 とはいえ、読み手を交代して自分が読み札を読みあげると、もう全部読まんでも上の句から下の句まですらすらと言えてしまう。子どものころに覚えたことというのは、やはり強く記憶に残っているものなんですねえ。
 というわけで、やっと正月らしいことができました。
 それにしても今年は往復の電車で晴れ着を着た人を見なんだなあ。神社の破魔矢を持った人は見かけたけれど。なんか電車に乗っていても正月らしくないのですね。もっとも、私もダウンパーカーを着たりしてて全然正月らしくなかったので、人のことは言われんのでありますけどね。

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