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星野仙一追悼号 [プロ野球]

 訃報から1ヶ月近く。星野仙一さんの追悼誌が早くも3種出ている。
 一番早かったのは日刊スポーツ。タブロイド版の新聞スタイル。内容は、現役時代や3チームで優勝した時の記事の再録が中心。新聞スタイルを生かして、3種類の表紙を用意。中部地方ではドラゴンズ投手時代の写真を、関西地方ではタイガース監督時代のユニフォーム姿を背中から撮ったもの、東北地方ではイーグルス監督時代のユニフォーム姿をやはり背中から撮ったものと販売する地方別に変えているところ。とじこみにポスターをつけているんやけれど、関西版ではタイガース監督の時の胴上げを全面に。裏面には反面ずつドラゴンズ監督時の胴上げ写真とイーグルス監督時の胴上げ写真がついている。私は当然関西版を買うているわけやけれど、中部版ではドラゴンズ胴上げが全面になっているんやろうし、東北版ではイーグルス胴上げが全面になっているんやろう。けっこう凝ったことをしたものですね。
 続いてはベースボールマガジン社。こちらの表紙はドラゴンズ監督時代のアップ。内容もドラゴンズでの現役時代と監督時代にページを多く割いている。これは当然で、星野さんは本来ドラゴンズの人やったからね。特徴としては学生時代にもけっこうページを割いていることと、週刊ベースボールでの数多い対談からの抜粋で星野さんの生の言葉をより多く伝えていることかな。
 昨日出たのがサンケイスポーツ。こちらは時々の担当記者がそれぞれの時代の思い出を新たに書き下ろしていることが特徴か。自社と契約している解説者の追悼文を多く掲載している。出版の早さでは日刊スポーツに負けたけれど、ちゃんとしたムックとして時間をかけて編集することで違いを出したという感じ。
 私は3種とも買いました。タイガースを優勝に導いた監督やからね。監督退任後もタイガースの人として活動してはったし。
 それにしてもこんなに追悼号が出るというのは異例ではあるよね。売れるから出す、ということなんやろうけれど、星野仙一という人物の存在感は格別やったということか。
 おそらく長嶋茂雄さんが亡くならはったら、これに倍する追悼号が出ることやろう。でも、たぶん私は1冊も買わんやろうな。長嶋さんはあくまで「敵」なのです、私にとっては。

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