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和服のたもと [日常生活]

 今日は午後から実家に日帰り帰省。二七日の忌日法要を行う。最近は忌日法要はすべて省略して、初七日の次に四十九日の法要をする家が多いらしい。我が家は祖母の時の例に従うてお寺さんを呼んで忌日法要は毎週やることになった。というか、やるもんやと思うていた。妹が葬儀屋さんにその話をすると驚かはったらしいから、かなり特殊になっているんやろうね。
 というわけで、妻と私の実家に行ったんやけれど、とにかく今日は寒かった。雨はあがっていたけれど、空気が冷えていてひんやりしている。お寺さんも風邪なのか花粉症なのか知らんけれど、お経とお経の間にたもとからタオルを出してきてしきりに鼻をかんではった。
 和服のたもとというのは便利なもんやね。鼻かみのタオルもしまうことができるし、お渡ししたお布施もしまう、お出しした茶菓子もしまう。まるでドラえもんの四次元ポケットやね。洋服のポケットやとこうはいかんいっぱいものをつっこんだらふくらんだりはみだしたりする。
 落語のしぐさでなんでもかんでも和服のたもとからものの出し入れをするのがあるけれど、あれは別に誇張した表現やなく、昔の人はみんなそうしてたということなんですなあ。
 というわけで、父の菩提を弔うてもろうてるのにどうでもええことばかり気になるポンコツ喪主なのでありました。
 夕刻帰宅して、録画した相撲を見る。解説はもと豪栄道の武隈親方。向正面の解説は舞の海さん。豪栄道と舞の海というと、毎場所のように舞の海さんが「今場所の豪栄道は優勝できますよ」と北の富士さんに言うとそれをからかわれるという掛け合いが初日の名物になっていたけれど、それを意識してNHKは舞の海さんと豪栄道を組ませたんやろうかね。

 明日3月15日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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