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白鵬の責任感 [大相撲]

 今日は朝からひんやり。特にお山の学校の近辺は寒風が吹きすさび、昼に一服しに外に出たら氷雨がぱらぱらと降ってきてほんまに寒い。今年は暖冬なんで、これでも平年並みなんですね。ただ暖かい日が続いているから急に気温が下がるとものすごく寒く感じる。去年なんかこれより寒い日が連日続いていたんやからねえ。
 今日は仕事部屋の整理。4年間ためこんでいた書類で不要なものを一気に捨てる。ぐうたらしていたから、すぐに捨てたらええようなもんまでためこんでいて、一日かけてデスクまわりをすっきりさせただけにとどまる。
 仕事部屋は完全に明け渡し、奨学金関係の仕事は進路指導の方に譲り渡すことになっているので、そちらの書類も選別してすっきりした形で譲り渡さんならん。それらの作業にまでまだ手が回らん。春季休業中とはいえ、年休消化はできそうにないなあ。
 来年度の業務について管理職と少し話をしたりしてから、定時に退散。
 帰宅してすぐに録画した相撲中継を見る。白鵬が竜電を下して9連勝。1敗は平幕の隆の勝と碧山のみ。それを朝乃山らが2敗で追う。
 今場所は無観客という異常事態の中での開催。こういう危機的な状況の時の白鵬というのは強いんですなあ。野球賭博で賜杯がなかった場所、八百長のために技量審査場所となった時も白鵬は何が何でも優勝するんだという責任感を感じさせる相撲をとっていた。今場所もそう。先場所までのエルボースマッシュは封印し、とにかく相手を組み止めてがむしゃらな相撲で勝っている。勝ったらええんやろう、みたいな態度は全く見せへん。ここらあたりが、白鵬を大横綱たらしめているんやないかと思う。五輪大会までなんとかもたせたいという自分のために相撲をとっていたのは先場所まで。今場所は相撲協会を背負うているという感じですね。こういう白鵬は久しぶりに見た。
 協会は果たして白鵬に一代年寄を贈るのか、贈らへんのかどっちやろうと思うていたけれど、今場所のような相撲を見せられるとやっぱり一代年寄を贈らなあかんやろうというように思うねえ。ほんま、かつての白鵬が帰ってきたというてもええ。
 今場所の優勝は白鵬で決まったと、9日目の段階で断言してしまいます。それくらい全てを出し切ってますよ。

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