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それは禁句です岡田監督 [プロ野球]

 今日は新聞休刊日。出勤途中にコンビニに寄ってスポーツ新聞の即売版を買う。我が家では日刊スポーツを購読しているので、即売版もニッカンです。見出しは岡田監督吠えた「巨人絶対倒したる!」というもの。なんのこっちゃと記事をよく読めば、こんなことが書かれたある。以下引用。

“大補強がなんや! 阪神岡田彰布監督(50)が9日、兵庫県加東市のタイガースゴルフクラブで取材に応じ、他球団の主力選手をかき集める宿敵巨人に早くも宣戦布告した。巨人は横浜クルーンと契約し、新たに阪神も狙っていたグライシンガーの獲得が決定的となった。さらにラミレス獲りにも名乗りを挙げ、かつてない大補強を進めている。それでも岡田監督は「倒さなしゃあない。集めただけで優勝とは決まらない」と皮肉まじりにライバル心をあらわにした(以下略)”

 岡田さん、そういうことを言うのはどの口ですか。岡田さんは悪ないねん。悪いのは、その口やね。
 グライシンガーは岡田さんも欲しがってたんと違うのん。新井貴浩選手をカープからフリーエージェントで取ったのはどこのチームですか。ブルーウェーブから松永、石嶺、星野、アリアスと毎年のようにかっさらってたんはどこでしたかなあ。金本は? シーツは?
 カープファンは激怒しているやろうなあ。ブラウン監督こそ「阪神絶対倒したるけえ」と思うてるよ。目くそ鼻くそを笑うというのか同じ穴のムジナというのか。
 タイガースファンとしては、新井はもちろん応援するけれど、例えば前田大和や野原将志、高橋勇丞なんていうところが今年の狩野、庄田、坂、桜井に続いて一軍で活躍してくれたり、今岡が復活して大活躍してくれたりする方が嬉しいんですよ。
 どうせならジャイアンツから上原を引っこ抜くくらいのことをしてみなはれ、岡田さん。いやほんま。


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誰も知事にはなりたくない [時事ネタ]

 大阪府知事選挙は立候補表明者が今のところ2名だけで、自民、公明、民主の各党はあちこちに打診しては断られてるみたいですな。新聞紙上では橋下弁護士(テレビによく出ている人らしい。アニメかドラマか落語か漫才の番組しか見ない私にはようわからん)やら西川きよし師匠やらの名前が挙がっているけれど、みんなその日のうちに断ってるみたいやね。橋下という人は確か大阪市長選のときにも名前が挙がってたな。よほど知名度の高い人らしい(アニメかドラマか落語か漫才の番組しか見ない私にはようわからん)。
 つまりなんです、大阪府知事なんかやり手がないわけです。だーれもやりたがらんのです。それだけ抱えてる問題が多くて困難なんです。私はふうちゃん知事の支持者でも何でもないんやけれど、やる気のある現職を引きずりおろすからにはちゃんと他に適任者を用意してるんやとばっかり思うていた。
 立候補を表明しているのは共産党の推す梅田という人と、泡沫候補のスター羽柴秀吉です。ということは、もし共産党以外の政党が候補者にすべて断られたら、下手したら羽柴秀吉知事の誕生というようなことになるかもしれんぞ。府庁の庁舎をお城みたいに建て替えたらどないしよ。
 こちらがおっさんになって人生経験をそれなりに積んできたからかもしれんけれど、政治家の頼りなさには暗澹としてしまうときがある。今まで支持してきた現職の支持を取りやめるんやったら、それ以上の候補を立てたまえよ。ふうちゃん、今支援団体なしで立候補したら三選できまっせ。財界の支持はあるみたいやしな。
 ほんま、次の知事は誰になるんやろう。こう名前が挙がってこんと、大阪府民としてはなんや気色悪いね。


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トルコファーストフードやら犬を抱いて生きのびた人のことやら [日常生活]

 昨日は職場の忘年会。昨年は司会をしたなあ。もう1年たったんか。早かったんやら長かったんやら。難波で行われたんやけれど、行く途中に府立体育会館の筋向いに「トルコ・ファーストフード」の店を発見した。妻に後で教えたら、「なくなる前にいっとかな」と興味津々。いっしょに歩いていた同僚にトルコにくわしい人がいて、その人から見ても本物という。あまりミナミに行く用事はないけれど、機会があればぜひ食べてみたいものですね。
 今日は昨日の疲れもあって外出したくはなかったけれど、どうしても京都に行かねばならん用事があって、気力を振り絞って出かける。
 犬を湯たんぽにして夜の公園の寒さをしのいで生き延びたお年寄りの記事を新聞で読む。生きようという意志さえあれば、人間はそう簡単にくたばるもんやないんやなあと感嘆した。佐藤哲也さんの小説やないけど、「意志の力」はやっぱり要るねえ。私も弱ってんと「意志の力」でゴリガン一発生き抜こう。


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昼席立ち見ですかふん [演芸]

 今日は担当している「障害児学級」の校外学習でてんてん天満の天神さんに行った。
 梅田で知的障害者の作品展をしていて、それにはうちの生徒も出品してるからまずそちらを見に行く。そのあと、梅田から天神さんまでひたすら歩く。御堂筋のイチョウ並木が非常に美しい。関一という市長はほんまにすばらしい感性の持ち主やったんやなあ。関淳一さんも市長にならねば「それに比べて……」なんていうように思われずにすんだやろうに。
 天神さんで生徒の職業指導センターへの合格を祈願。そこから天満天神繁昌亭の前を通って天神橋筋商店街に行き昼食、というコースをとる。会場1年を過ぎてもまだ行ったことのない繁昌亭。実物を目にするのも実は初めてやったりする。思うたより小さいかな。
 切符売り場の窓口に「昼席立ち見です」の張り紙がしてあった。そうですかそうですか。私らが通りかかったのは午前中ですからね、もう団体さんでいっぱいというわけですな。
 そうですねん。これがまだ私が繁昌亭に入ってへん一番の理由ですわ。
 平日の昼、代休かなんかで時間が空いたらぶらりとよって落語を楽しんだりできるかなと期待してたんですよ、開場前は。ところが、話に聞くと毎日満員ですて。今日かて平日やし、歳末を控えて忙しい時期やないですか。そやのに昼前に立ち見がわかってる。これまで落語を聞く機会のなかった人らが落語ファンになったりしたのは嬉しいけれど、もともと好きやったもんは結局目当ての演者の出る勉強会を夜席で探すとかせんならん。
 一、二度東京の寄席に行ったことがあるけれど、たとえ団体さんがいてても立ち見にはなってなかった。やっぱりあれは寄席が複数あるからなんかなあ。やっとできた繁昌亭やけれども、落語専門の寄席はまだ足らんということかもしれんね。
 まあ、平日の昼間に毎日満員なのはめでたいことやけれど、もし毎日予約で埋めているとしたら、それは「寄席」というものの楽しみとはまた別なありかたやないかなんて、天神橋筋にあった大衆食堂で他人丼を口にしながら考えたのでありました。

 明日はなんじゃかんじゃで更新をお休みします。次回更新は土曜深夜の予定です。


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連日の喪中はがき [季節ネタ]

 毎日郵便受けを開くと、必ず「喪中につき新年の御挨拶を控えます」という欠礼をしらせるはがきが入っている。
 そろそろ年賀状を出す季節なんやなあとせっつかれるような時期ではあるんやけれど、それにしても今年は喪中はがきの量が多い。例年やとせいぜい4~5通というところなんやけれど、10通くらいはきている。
 確かにこの夏は異様に暑く、長かった。そして段階を経ずに一気に秋になった。こう毎日のように気温が上がったり下がったり、あるいは体温くらいに気温が上がる日が1ヶ月も続いたりしたら、体は弱りやすかったやろうなあと思う。
 理屈ではわかるけれど、こうやってそれをはがきの枚数という目に見える形で示されたんでは、ちょっとばかりこたえますな。


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府民の信頼 [時事ネタ]

 太田ふうちゃん大阪府知事が来年1月に行われる府知事選挙への出馬を断念したそうな。理由は府民の信頼を失うたからなんやて。
 さてここで問題です。ふうちゃん知事にとっての「府民の信頼」とはなんでしょうか。
 正解は、自民・公明・連合の支持のことです。つまりこれら諸団体の推薦が得られんという理由で、やる気満々やった3選出馬を断念したわけやね。
 そやけど、ほんまに府民の信頼を失うたかどうかは、実際に選挙をやってみんとわからんのと違うん。これまでは組織の力で当選してきたかもしれんけれど、意外と組織から切られても自分のやるべきことを果たしたいと出馬したら、無党派層が動くかもしれんよ。そのとき、ふうちゃん知事はほんまもんの大阪府民の知事になれるのと違うかな。
 私も妻も「やってみたらええのに」と新聞の見出しを見ながら言うていた。もっとも、私らがふうちゃん知事に投票するかどうかは別問題なんやけれど。
 それにしても、支持組織の推薦がなかったら何もでけへんというのは、最近流行の「改革派知事」とはまったく逆の現象ですな。「改革派知事」のすべてが正しいとは言わんけれど、どうもこういう天下り知事やとなんにも変わらんという感じはするね。
 個人の力量と関係なく、組織の協力なしには何もでけんということをとことん知り尽くしているという意味では、今回の出馬断念宣言でふうちゃん知事は自分の力量のなさと府民からほんまに信頼されてると思うてなかったことをはっきりと示したということか。
 そんな人が8年も知事をやってたというのは、ほんまによう言わんわ。


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どう転んでもタイガース [プロ野球]

 なんじゃかんじゃと文句を言いつつ、野球チームの北京オリンピックアジア予選大会の最終戦をテレビで見てしまいましたよ。で、感じたこと。
 私はどう転んでもタイガースファンなんやなあ。
 藤川が登板したら、先発のダルビッシュや抑えの上原と比較して「やっぱり球児が一番すごいなあ」と勝手な感想を持つし、星野監督が胴上げされたら、「2003年のタイガース監督時代の胴上げのほうが腕と足のV字がぴんと伸びてた。体調悪いんと違うか」と心配する。極めつけは先制タイムリーとダメ押しのホームランを放った新井貴浩選手ですわ。打席に入ったとたん、「かっとばせー、あーらーい」と心の中で叫んでいた。もうすでに私の心の中では「タイガースの新井」になってるんやね。そやから新井が打つとめちゃくちゃ嬉しいし、例えばジャイアンツの阿部やらスワローズの青木やらがなんぼ打ってもなーんにも感じない。
 この日記で「カープファンのみなさんごめんなさい」てな殊勝なことを書いておった人間とは思われん、この身も蓋もない喜びの感情はなんやねん。あーほんまにカープファンのみなさん堪忍してつかあさい。
 というわけで、日本チームが勝とうと負けようとどうでもええけど、タイガースに関係する人たちが活躍したら、それだけで満足というような見方をしてしまいました。つくづくナショナリズムにはなじまん人間なんやなあ。
 ではみなさんごいっしょに。
「かっとばせー、あーらーい!」


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「あの頃」に帰る [日常生活]

 昨日の晩は「ゆらむぼさんを偲ぶ会」が京都のスナック「ショパン」にて行われた。
 生前得意にしてはった指揮者の物真似芸を撮ったビデオが数種類あり、それぞれに楽しく、もうあの実演が見られないかと思うと寂しい限り。
 スナック「ショパン」は今でこそ週一回の営業で地元の人たちの憩いの場になってしもうているけれど、かつては土日営業で、クラシックファンが多数集う楽しい店やった。ゆらむぼさんともそこで知り合うたんやけれど、彼だけやなく多士済々という表現の似つかわしいメンバーがそろうていた。私は転居したり何やかやですっかり足が遠のいてしもうたけれど、昨日は久しぶりに昔なじみの顔ぶれがそろい、「あの頃」に戻ったような気がした。ただ違うのは、ゆらむぼさんがいてへんということだけ。
 そやけどね、私らには見えてへんだけで、ほんまは彼もにこにこしながら座ってたのかもしれんな。「フルトヴェングラー・バイロイトの第九」のマスターテープからCD化しなおした新盤と旧盤を聞き比べたりといういかにもオタクなことを、これも昔の「ショパン」そのままの雰囲気でしていたんやけれど、彼がいたなら何と言うていたかな。
 数時間だけ、「あの頃」に帰ることができた。ゆらむぼさん、ありがとう。そして今度こそ、ほんまに、さよなら。


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