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歴史の脇役 [読書全般]

 冬季休業を活用して、年休を消化していたため、今日が私の仕事始め。教材作成、そして会議などで、まずは落ち着いた仕事始めとなった。
 日本史のプリントを作るために幕末に関する本を読み返したり、ネットで検索したり。坂本龍馬なんか調べてたら、まあなんというかいっぱいヒットするねえ。龍馬マニアのサイトもあれば、龍馬は単なる武器密輸を生業とした「死の商人」だと主張するサイトもある。司馬遼太郎がいなければ龍馬は英雄にはなってなかった、というのはまあその通りやろう。司馬遼太郎という人は歴史の主役級の人々よりも脇役をクローズアップするのが好きやったと思うから、龍馬について書こうと思うたのも、脇役をクローズアップするつもりやったんやないかなあ。
 大村益次郎やら江藤新平やら松本良順やら土方歳三やら高田屋嘉兵衛やら、それまでの歴史作家は主役にはせなんだと思われる人物が主役というケースは多いからね。龍馬をとりあげたのは、そういう趣味の初期のケースやなかったか。
 とはいえ、坂本龍馬が全く歴史上に何の功績も残してへんというわけでもあるまい。勝海舟の証言を無視することはでけんと思うしね。
 というわけで、プリント一枚作るにもあれこれ調べるのでかなり時間がかかる。これ、来年以降も活用することができるのかなあ。でないと、せっかくの労力も今年度限りというのはもったいないしね。

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