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中之島でエコノミー症候群 [日常生活]

 今日は一日、中之島中央公会堂。文部科学省主催の「障害者差別禁止法に係る教育現場での合理的配慮についての説明会」に、支援教育コーディネーターとして出席したのです。これは西日本の都道府県全体が対象の説明会で、東は愛知から西は沖縄まで、各地の教員が参加するというもの。
 この「合理的配慮」という言葉、何を意味するのかよくわからんかったのですが、国連の条約に入っている文言を直訳したからなのですね。わからせようという「配慮」のない訳語であります。
 要は、障碍のある生徒について、学校側に配慮を求められたら、できる限りの範囲でその要望に応えなさい、ということです。むろん、そんなことは教育現場では当たり前のようにやっているわけやけれど、法的拘束力が生じることになったからちゃんとしなさいよ、ということを説明する会でした。
 主旨もわかったし、内容も大阪府では何年もかけてシステム化していることなので、障碍児教育に何年も携わった経験のある私にはよく理解できた。
 場所も、勤務校に行くよりよほど早く行けたので、それに関しては問題はなかったんやけれど、10時半開始、17時15分終了という長さには難儀した。中央公会堂のホールの椅子にずっと同じ姿勢で座ってたわけですからね。休憩は昼食に1時間と、15時過ぎから15分間のみ。
 後ろの席に座ってた先生たちが「エコノミー症候群になるな」なんて言うてはったけれど、ほんまにそのとおり。私は自宅からの往復が楽でよかったけれど、遠くの府県から参加したはる方たちはしんどかったことやろうなあ。
 昼休み、中央公会堂を背景にスマホで自撮りしたはる参加者も見ました。気持ちはわかる。近代モダン建築の傑作ですもんねえ。

 1月17日(日)は、「たちよみの会」例会です。人数が集まれば新年会をしたいと思いますので、多数のご参加をお待ちしています。

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