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我々同様というような男 [演芸]

 一日教材作成やら打ち合わせやらに追いまくられ、それでも時間が足りずにお仕事のお持ち帰りをせざるを得なくなる。なんでこんなに忙しいんだか。前任校やと、多少残業しても通勤に便利な場所やったんで無理もきいたけれど、現任校は少し退出が遅れるとバスの時間の関係などで大幅に帰宅が遅くなる。よって仕事の持ち帰りもやむを得ない、となる。困ったことです。
 それでも自宅でリラックスする時間は大切。帰宅して先日録画した三代目春團治の「高尾」を見る。改めて「上方落語四天王」の高座を生で見られたことの幸運を思う。HDDレコーダで番組予約をしていたら、日曜早朝のMBS「らくごのお時間」でも三代目追悼で「いかけや」を放送することがわかり、すぐに録画予約。NHKだけやなく民放にも多くの高座が残されているはず。あとはYTV「平成紅梅亭」に期待するか。もっとも「紅梅亭」はリアルタイムで録画しているものも多いから、ダブることになるかな。
 三代目の魅力は、粋なところと、アホな男の無邪気さにあると再確認した。「高尾」では反魂香と間違えて越中富山反魂丹を買う男の他愛ない笑顔がいいのですね。「祝いのし」「代書屋」にも同じく「我々同様というような男」が天然にボケてつっこまれると無邪気に笑う。毒のない笑顔。ここが三代目のツボなのです。
 NHKは「高尾」と「皿屋敷」しか放送せなんだけれど、他のネタもちゃんと残ってるんやから、ケチくさいことをせんと大盤振る舞いで一気に放送してくれたらええのになあ。
 しばし、仕事を忘れて至芸に酔う。また楽しからずや。

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