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平成怪奇小説傑作集2 [読書全般]

 今日も朝から肌寒い。授業は午前中1コマだけ。午後はほうきを手に校舎のガラス窓にかかった蜘蛛の巣掃除。去年もやったけれど、けっこう疲れるんですよ。そやけど、中庭に面したガラス窓だけでも掃除しておかんと、そこにテントを立てて食品模擬店をするんやからね。放課後は奨学金関係の書類のプリントアウトなど。定時に退散。
 帰宅してすぐに録画しておいたドラフト会議の中継を見る。タイガースは星稜高の奥川こそスワローズにかっさらわれたけれど、創志学院の西投手を単独指名できた。実は以前からタイガースに入ってくれんかなあと思うていた投手なんで、非常に嬉しい。テレビ中継では1位指名しかわからなんだので、2位以下はタイガースの公式サイトで確認。おおおっ、履正社高の井上選手を2位指名してるやないか。この選手も将来の大砲候補としてタイガースに来てほしかったので、スマホを片手にガッツポーズしたぞ。3位以下にも高校野球で活躍した有望選手をたっぷり指名。去年は地味なドラフトとか言われたりしたけれど、今年は華やかやなあ。数年後、甲子園で大暴れする姿を見られると期待してますぞ。
 東雅夫・編「平成怪奇小説傑作集2」(創元推理文庫)読了。平成の30年間に発表された怪奇小説を集めたアンソロジー。本巻は平成10年代。1巻に比べると、かなりオカルト風味のものが増えているように思う。救いのないのと最後はほっとするのと作品によって差が激しい。バブル崩壊、震災、サリン事件などの影響があるのかな。集中では川上弘美「海馬」、朱川湊人「トカピの夜」、光原百合「帰去来の井戸」あたりが私の好み。ただ、1巻に収録されていた作品の方が全体に読みでがあったように思う。怪奇小説に限らず短編小説そのものが低調になろうとしている時期、ということなのかもしれんなあ。最終巻となる平成20年代の短編はどうなのか。次巻が早くも楽しみです。

 10月20日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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