SSブログ

あだ名はオヨヨ [新聞]

 昨日は月曜日の時間割。今日は金曜日の時間割。間をはしょって1週間が終わったような気がするけれど、まだ木曜日なんですねえ。なんか調子が狂うなあ。もう明日は休みのような気がする。でも金曜日である明日は「芸術鑑賞会」が市民ホールであるので、まだ仕事は1日あるのです。
 今朝の日刊スポーツ(大阪版)はホークス日本一を1面にもってきたけれど、コンビニで新聞のコーナーを見たらスポーツニッポン(大阪版)はタイガースのドラフト3位の及川選手を一面にもってきていた。うーむ、大坂にも南海時代以来のホークスファンはけっこういてるんやけれどなあ。スポーツ新聞としてはどうかと思うね。
 ところで、及川選手は「およかわ」と読む。珍しい姓なのですね。で、ついたあだ名は「オヨヨ」やそうで、日刊スポーツでは六代桂文枝師の三枝時代のギャグに引っ掛けて見出しを作っていた。それはまあそれでええんやけど、今、文枝さんは「オヨヨ」なんて言うてへんぞ。「オヨヨ」やの「グゥッ」やの「いちにい三枝ごくろうさん」なんてギャグを知っているのは50代後半以上の層でしょう。「甲子園にいらっしゃーい」なんて記者は書いているけれど、そこまでして文枝師のギャグを使うて紹介せんならんことはないよね。彼は西、奥川、佐々木と並んで「高校生四天王」と称された逸材ですぞ。
 それに、「オヨヨ」は三枝の専売特許やないしなあ。もともとは小林信彦さんの「オヨヨ島の冒険」をはじめとする「オヨヨ・シリーズ」が先にあって、NHKの少年ドラマシリーズでも「怪人オヨヨ」のタイトルで放送されたりしてた、なんてことはスポーツ紙の記者は知らんか。三枝の著書で「オヨヨ・テスト」とかいうタイトルの本が出た時に小林さんは著作権侵害で訴えていたはず。
 もっとも小林信彦さんの本で入手可能なものは文庫では「週刊文春」連載をまとめた「本音を申さば」のシリーズくらいのものやったりするからなあ。ましてや「オヨヨ」シリーズは単行本として復刊はされているけれど、その存在を知る人も少なかろうし。
 とにかく大阪では工藤監督の胴上げよりも及川選手のあだ名が「オヨヨ」であることを報じた方がスポーツ紙は売れるということなんやろうね。なんかタイガースファンとしてはバカにされてるみたいでいやですねえ。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感